前置き
- この育成論では能力値についてHABCDS、個体値についてV等の略語を使用します。
- 特性・性格・持ち物・技について、便宜上漢字を使用する場合がございます。
- ダメージ計算については「ポケモントレーナー天国」様よりダメージ計算機SM for ポケモン サン/ムーン を使用しています。
- Z技の威力計算については手動入力でおこなっています。
はじめに
初めまして!Rosenkreutzと申します!
私は普段WCSルールをやっているプレイヤーなのですが、今回は気分転換にポケ徹で育成論を投稿することにしました。
よろしくおねがいします。
アローラガラガラについて
WCSルールにおいて、アローラガラガラはトップメタであるカプ・コケコやテッカグヤに強いこと、そして専用アイテムである「ふといほね」により高い火力を誇ることから高い採用率を誇るポケモンです。
例えば12月3日にスペインで行われた公式大会Premier Challengeにおいても、トップ8のプレイヤーの内6人が採用していました。
トップクラスの採用率を誇るこのポケモンには当然様々な対策が為されており、またミラーマッチも多発するポケモンであります。
それを解決するために、私は努力値配分を工夫することにしました。
配分について
まず、この型のガラガラは特殊耐久に厚く振っています。
というのも、火力に振らなくても耐久の低いポケモンや炎やゴーストが弱点のポケモンは一撃で倒せ、そうでないポケモンは二発で倒せるからです。
そして、特殊耐久に厚く振ることにより、本来なら耐えることができないような攻撃を耐えて新たな仕事を果たすことができるようになります。
具体的な例として、サイコフィールド下でC182カプ・テテフの命の珠サイコキネシスを受けたH167D100ガラガラは確定で倒れてしまいますが、この型のガラガラならば確定でそれを耐えてシャドーボーンでカプ・テテフを返り討ちにすることが出来ます。
また、素早さに少し振ることによってガラガラミラーで優位に立つことが出来ます。
ついでにB<Dのためポリゴン2のダウンロード対策もできています。
技について
アローラガラガラの採用する技は、
- タイプ一致の高火力炎技である「フレアドライブ」
- これまでになかった強力なゴースト物理技である「シャドーボーン」
- ダブルバトルで重要な相手の攻撃を防ぐことができる「まもる」
までは確定だと考えています。
残り一つの技の候補として「ホネブーメラン」、「じしん」、「いわなだれ」などが挙げられますが、対コータスやウインディを考慮して単体に与える威力が大きい「ホネブーメラン」を採用することにしました。
攻撃ダメージ計算
フレアドライブ
タイプ一致で実質威力120*1.5=180のメインウェポン
- H204B123テッカグヤに121.5%〜144.1%(確定1発)
- H146B105カプ・コケコに99.3%〜117.9%(最低乱数以外倒せる)
シャドーボーン
- H183B115ガブリアスに50.8%〜60.6%(確定2発)
- H167B130ガラガラに100.5%〜118.5%(確定1発)
- Aが一段階下がった状態でH146B95カプ・テテフに104.1%〜123.2%(確定1発)
ホネブーメラン
- H177B160コータスに30.5%〜36.1%*2(確定2発)
- Aが一段階下がった状態でH197B100ウインディに28.4%〜34.5%*2(確定2発)
被ダメージ計算
物理
- A182ガブリアスのダブルダメージじしんで70.3%〜84.8%(確定2発)
- A194ギャラドスのたきのぼりで81.2%〜98.1%(確定2発)
特殊
- C182カプ・テテフの命の珠サイコキネシスで82.4%〜97.5%(確定2発)
- C182ゲンガーのシャドーボールで76.3%〜90.9%(確定2発)
- C147カプ・コケコの命の珠マジカルシャインで15.1%〜18.1%
おわりに
ポケ徹では初めて書いた育成論でしたが、いかがでしたでしょうか?
ここまで閲覧していただき、ありがとうございました!