はじめに
- 当育成論ではHP/攻撃/防御/特攻/特防/素早はH/A/B/C/D/Sという略称を用います。
- 7世代シーズン1時点での考察です。随時、加筆・修正も入れていく予定です。
ナマコブシの紹介
7世代で登場した小遣い稼ぎがてら海に投げられるポケモン
タイプは単水で耐久面はなかなか優秀であり、補助技も比較的豊富です。
また、特性てんねんを持つ数少ないポケモンでもあります。
採用理由
- 物理受け&積みエースストッパー
基本的な採用理由は物理受け+特性天然を利用した積みエースストッパーになります。
積むことが前提のポケモン(ex ミミッキュ,マリルリ,一部UB等)に対して強く出ることができます。
また、もう片方の特性であるとびだすなかみによって、大きな一撃を貰いにくい点もgood
役割対象
グソクムシャ/マリルリ/パルシェン等の水(メガギャラドスを除く)
メタグロス/ハッサム等の鋼
その他物理
ブーストした一部ウルトラビースト(場合によってはテッカグヤ)
積み前提のポケモン(exミミッキュ,イーブイバトン先の物理他)
その他中火力帯にいる特殊ポケモン
基本的に役割対象のポケモンに対して死に出しor後出し→確定3発以上に抑えられる場合はみずびたし、確定2発(オボン込み確3〜乱数2発)をとられるポケモンに対してはリフレクターから展開していく形になります。
特性
採用理由でも述べた通り積みエースストッパーでの運用も想定しているため、てんねんで確定とします。
隠れ特性であるため、気を付けてください。
特性:てんねん
相手の能力ランクの変化の影響を受けない。
持ち物
オボンのみとゴツゴツメットの選択です。
安定性を求めるのならオボンのみ、ダメージソースがほしいのならゴツゴツメットになります。
オボンのみを持たせなければメガルカリオを見ることができなくなるため確定欄はオボンのみとしています。
性格・努力値
性格:ずぶとい、努力値:H252-B252-D4
確定欄はこれです。
定数ダメージを気にする場合
H228-B252-D28
(159-58-200-×-154-25)
※混乱でのスリップダメージを抑えるため、個体値はA0を推奨しています。
厳選が億劫であればHBDのみ31でも問題ありません。
技
確定技
- じこさいせい
優秀な高速再生技、耐久型であるため確定です。
選択技1
- どくどく
呼ぶ特殊にも一定の負担がかかる技です。鋼と毒にもどくどくを入れたいので、みずびたしとセットで使うことをおすすめ。いばると選択
- いばる
呼ぶ特殊にも負担をかけられる技です。天然により物理にも無リスクで使える点も優秀です。
また、スリップダメージで化けの皮も剥がせます。
ギルガルドを見たい場合は必要(※1参照)
どくどくと選択
今作から自分を攻撃する確率が1/2→1/3となったので注意
→情報提供ありがとうございます。
選択技2
上から順に優先度が高いものです
- みずびたし
相手を水単タイプに変えることにより、相手のメインウェポンを不一致にします。
これを入れることで実質的に耐久(物理・特殊両方)もあがり不意の急所にも強くなれます。
鋼と毒タイプに対して毒が入るようになる点もgood
どくどくを入れる場合は最優先
※1戦闘中に姿が変わるポケモン(exメガシンカ,ギルガルド,ダルマモード他)はみずびたしを入れてもフォルムチェンジ時にタイプが上書きされます。特にギルガルドに対しては毒が通らないものと思ってください。
- リフレクター
数値受けができないポケモンに対して誤魔化しの効く技。物理技を1/2にします。
みずひたしだけでも大抵の物理は受かりますが、不意のZ技、出て来やすいとんでも火力のカプブルル等に対してダメージを抑えつつ後ろに繋げられる点、また印パルシェンやメガガルーラのひるみに対して技の試行回数を稼ぎ、急所以外の運要素をなるべく排除するために確定欄に入れています。
- 挑発
交代で出てきやすいギャラドスあたりに対して打ちます。あまり想定はしていませんが、ミラー時に上から打てるため、入れるのであればS31を粘ったほうが賢明です。
※Zイーブイの身代わりやバトンを止める際に必要なため優先度をあげました。
- ひかりのかべ
特殊技を1/2にします。
物理方面がみずびたしだけで十分と感じたのであれば、リフレクターの代わりに入れてください。
- カウンター
リフレクターや積み技とはアンチシナジーですが、挑発で詰むことはなくなります。
とびだすなかみ型では必須の技
→舞ったメガギャラドスを止めたいのであればとびだすなかみを使う方が良いです。この論はあくまでてんねん型であるためこれ以上は割愛します。
- まもる
フェローチェとの対面でとびひざげりを空かすことができ、有利に立ち回れます。
バシャーモが解禁されるまで保留。
- いえき
相手の特性を消します。
みずびたしのようにメガ進化をされても特性が戻ることはありません。
どうしてもメガギャラドスを見たい場合にどうぞ。
ダメージ計算
まだ環境が安定しないため、よく見かけるポケモンを載せておきます。
※()内は実数値
- 被ダメージ
物理
リフレクター無しの場合です。
リフレクターを張った場合は以下のダメージを1/2にして計算してください。
A252(182)ガブリアスのげきりん
→割合: 38.8%〜46.2% 確定3
A特化(216)メガボーマンダ(スカイスキン)のすてみタックル
→割合: 54.3%〜64.8% 確定2(オボン込で低乱数2)
A特化(216)メガメタグロス(かたいつめ)のしねんのずつき
→割合: 39.5%〜46.9% 確定3
A特化(222)メガハッサムのとんぼがえり
→割合: 35.8%〜43.2% 確定3
A(197)メガルカリオ(てきおうりょく)のインファイト
→割合: 55.5%〜66.6% 確定2
※てきおうりょくが乗っているため、急所も考慮し対面時はみずびたしから入ることをおすすめします。
A特化(207)フェローチェ(いのちのたま)のとび膝蹴り
→割合: 61.1%〜72.8% 確定2
A特化(112)マリルリ(ちからもち)のじゃれつく
→割合: 35.8%〜42.5% 確定3
A252(142)ミミッキュ(いのちのたま)のじゃれつく
→割合: 29.6%〜35.8% 乱数3
特殊
C特化(222)ギルガルドのシャドーボール
→割合: 41.3%〜48.7% 確定3
(火力指数は約27,000→この辺りの火力が特殊も相手にできる目安となります。)
毒みガルドの存在やメインウェポンの追加効果がDダウンのため余り安定はしません。
フォルムチェンジ時の仕様については技構成欄のみずびたしの項※1を参照してください。
以下参考までに
C特化(200)カプ・テテフのサイコキネシス(トレーナー天国さんではサイコフィールドが実装されてないためエスパー技威力135として計算)
→割合: 62.9%〜74% 確定2
(火力指数は約60,000)
C特化(174)テッカグヤ(こだわりメガネ)のエナジーボール
→割合: 72.8%〜86.4% 確定2
※テッカグヤに関してはいまいち理解が足りてないので、考えられる最悪のケースを想定
考察は以上です。被ダメ計算は暇を見つけたら加えていきます。
てんねんの仕様変更について
※現在、てんねんの仕様変更に関するコメントが寄せられていますが、自身で検証した結果、特に従来と変わりないと判断いたしました。