どうも、フルートです。今回は三回目の投稿となります。
マンダマンムーに後投げでき、オニゴーリに対して無抵抗で終わらないようなコマが欲しかったので、考案しました。
ま、ABで使ってあんま強くないなーと思ってたらHAにした方が強いことに書いてて気づいたんですけどね。育成論抜きで自力で考えるときは最大耐久指数計算機を使いましょう。
- HABCDSなど、その他の他育成論で使われている略称などを使います。
- 本論はある程度玄人向けを想定していますので、基本知識などに関して再度述べることは致しません。ご留意ください。
- バンク解禁前に考案した型です。
- 前述の通り、ABで使用してたためHAの実際の使用感ではないです。
- 具体例として自分の過去の育成論を例に挙げます。他変わった型を意識する場合は他人の育成論も参考に載せたいと思います。
- オニゴーリ使いを敵視しているような表現が一部見られます。
加筆及び修正
1/19 洒落たタイトルが恥ずかしくなったので変更。多少全体に加筆修正。
1/22 全体の見直し
概要
タイトル通り、物理ポケモンに対して後投げできるタイプのパルシェンです。
襷で積める範囲を広げ、一貫あるPTに殻を破る型。もしくは有利対面で殻を破り、水Zまたは王者のしるしで全抜きする範囲を広げた型。などがメジャーなパルシェンですが、B種族値は180と驚異の値となっています。
その防御種族値を活かし、繰り出し性能を高めています。更には毒びしを撒くことでオニゴーリに負担をかける、もしくはみがまも挑発ボルト等を後続に置き、受けループを完全に封殺するなどの役割を持てます。
役割対象は破る対面でのパルシェンへの後投げ、環境に存在するメジャーなマンダマンムーガブに対する安定した後投げ、オニゴーリ入りPTに対する崩しなどです。
技
- こおりのつぶて
言わずと知れた先制技。びみょーに火力が足りない場合や、マンダガブなどへの役割遂行のための技。シェルダーの状態でないと覚えれないので注意。
- どくびし
有利対面で撒くことにより、ガブリアスなどの接地非毒鋼ポケモンの襷潰しにもなります(全抜きエースに身代わり搭載の場合)
あとは言わずと知れたオニゴーリ対策。基本ロクブラで有利対面なので、引いて先にパルを削ってしまうみたいな動きに対しても毒びしさえ撒いておけば他のポケモンでもオニゴーリを倒せます。
毒びしからのみがまもで受けループを倒す場合には、かならず挑発を持たせるか、ハピナスに対し劇的に強いコマを使いましょう。アロマセラピーハピナスとか考えたの誰だよって悲しみに暮れることになります。
毒タイプにより回収されるのは注意。こんな感じの黒い霧ドヒドイデ(育成論サンムーン/40)は破るパル対策に出て来ます。自分のPTはゲンガーやドヒドイデが出てこれない感じのPTだったので回収されたことはないですが。
- つららばり
- ロックブラスト
メイン技。低乱数を引きづらく、急所的に高威力になりやすい威力125技。つよい。
技のレパートリーは決して狭くありませんが、選択肢に入る程有用な技は少ないです。仮にカスタムするなら程度で。
他選択技
- てっぺきorバリアー
HBシェルアーマーでガルーラですら突破できない壁になりうる。120技になれるゆきなだれや、耐久力的にイアのみなどが組み合わせ候補に挙がる。
- シェルブレード
あついしぼうマンムーを確2にしたい場合は必要(無振りマンムーに68.1%〜81%)
他一貫性など
- だいばくはつ
弱保ビルドバシャに対する自主退場技。ただ自主退場したところで縛れるのがアローぐらいなのが悩みどころ。(上からビルドに対して、大爆発+鉢巻マリルリのアクジェでも特化バシャは落とせない)
与ダメ(特化=補正有極振り)
- 氷の礫(威力40)
→H4メガボーマンダ 56.1%〜65.4%(96〜112/171ダメージ)
→B4ガブリアス 65.5%〜78.6%
HSガブリアス 55.8%〜66.9%
→H4脂肪マンムー 8.6%〜11.3%
→B4カプコケコ 22.7%〜26.8%
→無振サザンドラ 37.1%〜44.3%
→H4メガガルーラ 15.4%〜18.7%
→H4霊ランドロス 75.1%〜89.6%
→H4レボルト 47.7%〜58%
→H4メガスピアー 40.4%〜47.5%
- つららばり(威力25×5)
礫の約3倍のダメージです。一発当たりのダメージだけ記載。×5してください。
→H4ミミッキュ 11.4%〜13.7%
→特化バルジ 11.9%〜14.7%
→補正HSブルル 16.9%〜20.3%
→HB特化カグヤ 6.4%〜7.8%
HSカグヤ 7.8%〜9.3%
- ロックブラスト
脂肪マンムーにはこっちの方が効きます。氷と岩の倍率同じ相手にならつららの約2/3のダメージ。×5してください。
→HAガラガラ 13.1%〜16.7%
→HSオニゴーリ 23.5%〜27.8%(Bが上がらなければ身代わりに低乱数引かないか、残り3発で中乱数以上で倒せる)
→H極振りマンムー 6.9%〜8.2%
無振りマンムー 8.1%〜9.7%
→メガギャラドス 6.4%〜8.1%
→1↓B4パルシェン 17.6%〜22.4%
→H極B4オニシズクモ 21.7%〜26.2%
被ダメ
→特化2↑パルのロクブラ 19.1%〜22.9%×5(オボン込瀕死率1.67%)
のつぶて 5%〜6.3%
→特化珠マンムーの地震 42%〜50.3%
陽気マンムーのじしん 30.5%〜36.3%
→陽気メガマンダの捨身 46.4%〜55.4%(瀕死率25.5%)
特化メガマンダの捨身 50.3%〜59.8%
→特化ガブの逆鱗 38.8%〜46.4%
→特化霊ランドの地震 36.3%〜42.6%
→特化ガルの雪崩 31.8%〜38.2%×1.25(ねこオボン込確3)
→無振カグヤのヘビボン 23.5%〜28.6%
→特化ミミの2↑影爪 36.3%〜42.6%
→陽気メガギャラの1↑地震33.7%〜40.1%
→無振ブルルのウドハン 87.8%〜104.4%(草場)
→特化メガバシャの膝 99.3%〜118.4%
→特化レヒレのムンフォ 84.7%〜100%(この型育成論サンムーン/172)
→臆病珠コケコのマジシャ84.7%〜100%
→無振メガマンダの文字 57.3%〜67.5%
竜星 101.2%〜119.1%
→無振テッカグヤの文字 51.5%〜61.1%
→無振ゴーリのフリドラ 38.8%〜46.4%
特殊耐久はアタッカーのサブウェポンを一回耐える程度です
持ち物
- オボンのみ
連続技や50%入る相手に対して、HPを125%確保できる、後投げするポケモンのメジャーな持ち物。相手のパルシェンに後投げするために必須。
- ゴツゴツメット
ねこだまし搭載メガガルーラが多いようならこちらもなくはない。陽気ASガルなら、猫だまし+雪崩を耐え、ゴツメ二回+つらら+氷の礫で低乱数を引かなければ倒せる。
組み込むPT
自分が使っていたのはこいつとガブで身代わりポリZが全抜きできる態勢を整える感じでやってました。毒びしを撒いておけば襷ガブでも身代わり→冷凍ビームで倒せるようになりますし、ガブに対して出されるマンムーを削ることでポリZの冷凍ビーム圏内に入ります。
また、零度搭載ノイクンや、挑発みがまも10万コケコなど、ハピナスのアロマセラピーの起点にならない(零度などで突破手段がある、アンコ挑発で打たせない)みがまもと組み合わせることで、受けループを完封できます。
ただし自分の場合はギャラガブミミというゲンガーに強いコマを並べていたためもっともメジャーな毒タイプは出てきませんでしたが、ドヒドイデなどは普通に選出されかねませんし、コイツとみがまも=受けループ倒せる。と言った単純なことにはなりません。
ガブマンダマンムーが重い、オニゴーリに対する回答が欲しい、受けループに対する強い動きが欲しい、などが採用理由足りえると思います。
ただ特殊に対してはめっぽう弱いため、流星群を持ったメガマンダの相手は厳しいです。
終わりに
当初はABゴツメで使い、クッソ弱いなぁと思って改めて考察したところ、ちゃんと使えばすごく強いように見えるポケモンでした。
シェルアーマーにして信用可能パルシェンにしようかとも思いましたが、パルシェンやオニゴーリを相手取ることを考えればやはりスキリンロクブラは外せません。
実際に使ってみてオニゴーリを死滅させてください。毒と組まれることできつくなりますが、選出に起点+毒+ゴーリを意識させることで、他の倒し方が通りやすくなります。
また、オニゴーリに対しては普通のからやぶパルの方が上とれるし、B上がっても倒せるしのではないか、と思う方もいると思いますが、オニゴーリ単体に対してならばその通りです。ですが普通のパルですと電気玉投げつけるなどを喰らった場合役割を遂行できませんし、苦手な相手が裏にいる場合の交換戦などになると厳しいです。毒びし搭載であれば、オニゴーリとの対面時以外でもメタを貼れる、という点でこの型を薦めております。
それと、このパルが役割対象になりそうな相手のこういう型も環境にいるよ、みたいなのがあればそれも書き加えたいと思います。育成論付きであればなお嬉しいです。
陽気マンダをもっと意識して耐久を少し落としオボン発動率を高めるなどの改善案や、バンクでこいつ流行りそうだから育成論に載せた方がいい!などの案は、多数あると思いますので、具体的なご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。