はじめに
- 今回初投稿となる銀弾です。
- カプ・レヒレを
めちゃかわいいから使ってみたく、いつもお世話になっているポケ徹に育成論を求めてきたのですが、未投稿であったため自分で考察してみました。 - 至らない点も多いと多いと思いますがよろしくお願いします。
- 不要の声が多ければ削除します
- この育成論では HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをそれぞれH,A,B,C,D,Sと表記します。
- また個体値はすべて理想個体とします。
カプ・レヒレについて(リミットやデメリット)
- カプ・レヒレはポケットモンスターサンムーンで初登場した準伝説のポケモンです。
- H70 B115 D130 という優秀な耐久性を持っています。
- 水、フェアリーという優秀なタイプで 闘虫水炎氷悪龍と多くの耐性を持っており、弱点は電草毒のみです。
- 特性のミストメイカーは地面にいるポケモンが状態異常にならず ドラゴン技による被ダメを半分にするミストフィールドを5ターン展開するというものです。
- 手持ちにいるだけで 状態異常でこちらを削る耐久型(どくまも型等)を相手に出させにくいメリットがあります。ただヤドリギ等で削りに来るテッカグヤなどは出てきてしまいます。
- 特性のドラゴン技の半減が 自身のタイプとかみ合わない、耐久型のくせに相手に状態異常をかけられられない、自身のHP回復技がアクアリングのみと 耐久型としては少し使いにくい雰囲気のポケモンです。
- Z技 ガーディアン・デ・アローラ という 相手の現HPの3/4のダメージを与える 強力なカプ系の専用技を使うことができます。この育成論ではこれを活かしていきたいと思います。
この型の使い道と苦手、立ち回り
受けポケモンやこちらのパーティーでは重いポケモンを割合ダメージで無理やり削り落とすことがこのポケモンの役割です。基本はしぜんのいかり(orガーディアン・デ・アローラ)で体力を大きく減らし 次のターンしおみずで相手を落としにいきます。
次のターンで倒せそうにない敵には、控えと交換しましょう。メインの仕事は割合ダメージを入れることなので 倒すことは他のポケモンに任せても構いません。
ガーディアン・デ・アローラを受けた後、ポケモンを入れ替えてくる事は多いのでそれを読んでしぜんのいかりを使えると かなり良い動きになります。
高火力高耐久のポケモンに対しても 自慢の耐久性を活かして同じ様にある程度戦うことはできるが、 電気 草 毒タイプのアタッカーに対しては 3発以上相手の攻撃を受けれる事が少ないため 素直に引くべきです。
性格と努力値
穏やかを採用
Hは236振りで実数値175(8n-1調整)
状態異常ダメージは特性上受ける事は少ないだろうが、テッカグヤのヤドリギなどのダメージを少なく抑えたりできる
Dは172振りで実数値189
テテフC252補正有りの10万ボルトを確定2発耐える調整になっています。これによって、テテフとの対面でサイコフィールドでなければテテフも倒す事ができます。
残りは、Dに比べて薄くなっているBに100振りましょう。
持ち物
カプZです。この型のコンセプトです。
技構成
確定技
- しぜんのいかり
このコンセプトに必須の技 相手の体力を半分(切り捨て)にする。
選択技
- しおみず 威力65
最有力候補。相手のHPが半文以下時に威力2倍でありしぜんのいかりとの相性抜群
- 冷凍ビーム 威力90
しおみずでは半減されてしまう草 龍に対して刺さっています。 ただし冷凍ビームではしおみず同様水に半減されてしまいます。
- ムーンフォース 威力95
しおみずでは半減されてしまう龍に対して刺さっています。タイプ一致。
- めざめるパワー(地) 威力60
苦手な毒 電気に対してささっています。 使用する場合は個体値は銀の王冠等を用いてA抜け5Vにしてください。ただこの技は使う機会が少なく、あまりオススメではありません。
- いばる
ミストフィールドが消えた後に相手の交換を誘えます。
- 挑発
相手に変化技を出させなくなります。自己再生持ちなどに対してかなり役立ちます。
- シャドーボール 威力80
しおみずやムーンフォースでは削りきれない ヤドラン ヤドキングに抜群を取れます。
- うずしお
相手を交代させなくし 4〜5ターンの間1/8ダメージを相手に与え続ける技 回復技を持たない役割対象を場から逃がさないことができます。この技で縛ってからガーディアン・デ・アローラをうち その次守るを選択するだけで 相手を倒すことができます。
- 守る
前述したように うずしおとのコンボが強いです。使うならうずしおとセットで使用することを勧めます。
(うずしお 守るの戦略についてご指摘くださったわにさんありがとうございます。)
うずしおを採用する場合
しぜんのいかり うずしお まもる ちょうはつ
の構成が使用してみた所、オススメです。役割対象が逃げないため、確実に処理できる所が良い点です。回復技を持つ相手にちょうはつされると勝ちにくいです。ちょうはつされる前にちょうはつできるよう行動しましょう。
この育成論ではこちらが先にちょうはつされることを警戒して威力のある技を採用し、
しぜんのいかり しおみず ちょうはつ シャドーボール
という構成にしています。こちらの構成では、相手の交換を読んで他のポケモンにしぜんのいかりをいれることができます。
ダメージ計算
ポケモントレーナー天国さんのツールを使用
要望があれば付け足します。
与ダメ計算
- しおみず(相手のHP半分以下時)
カプテテフ H極振りD無振り無補正
35.5%〜42.3%
テッカグヤ HD極振り無補正
26.9%〜32.3%
カビゴン H極振りD無振り 無補正
24.7%〜29.2%
輝石ポリゴン2 H極振りD無振り無補正
26.5%〜31.2%
カプ・コケコ H極振りD無振り無補正
70%〜82%
(レヒレに対して交換で後出ししてきたコケコにガーディアン・デ・アローラが入った時用)
- シャドーボール
メガヤドランH極振りD無振り無補正
44.5%〜52.4%
ヤドキングHD極振りD補正有り
25.7%〜30.6%
被ダメ計算
メガルカリオ バレットパンチ A極振り補正有り
25.1%〜30.8%
メガルカリオ インファイト A極振り補正有り
38.2%〜45.1%
メガハッサム バレットパンチA極振り補正有り
28.8%〜34.4%
カプ・テテフ 10万ボルト C極振り補正有り
41.1%〜49.1%
テッカグヤ ヘビーボンバー A4振り無補正
32.5%〜38.2%
ガブリアス 毒づき A極振り 補正あり
46.8%〜56%
カプ・コケコ 10万ボルトC極振り補正有り エレキフィールド考慮 75.4%〜89.1%
(カプ・コケコに対して1発なら受けれるので、相手が半分以下に削れていてこちらが9割以上体力があるならしおみずの選択で倒せます。しかし珠持ちの場合ランダム(75%)で落とされます。Dに割く努力値を増やしてもランダム(最小48%)で一撃なことに変わらないため 調整はしませんでした。Cに補正のない場合は珠持ちでも確実に耐えます。)
レヒレに対する後出しカプ・コケコを取れることも多いので、参考までにダメージ計算したものを載せました。
相性の良い味方のポケモン
火傷で弱くなる物理アタッカーや麻痺で弱くなる高速アタッカーが状態異常になりにくいので相性が良いです。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
実戦では読み合いが多く必要で運用の難しいポケモンだと思いますが、是非カプ・レヒレを使ってみてください!
また、至らない点も多いと思うので、必要なダメージ計算や、間違っている点等ご指摘してくださると助かります。
ご指摘くださったおへろうさん 一言さん わにさん ありがとうございます。
12/2 技の追記 変更をしました。
12/5文章を少し訂正しました。 ご指摘くださった@ゆずるさん ナナカマドさん ありがとうございます。
12/12 ダメージ計算を付け足しました。 サトシさんありがとうございます。
12/19技の説明を訂正 通すがりさんご指摘ありがとうございます。