始めに
今回初投稿させていただきます、kenという者です。この育成論では第七世代におけるサンドパンを考察していきたいと思います。誤字や脱字等の指摘はコメ欄にお願いします。
注意点
- HABCDS等の表記を使用します。
- ダメージ計算はポケモントレーナー天国様のを使用しています。
第七世代におけるサンドパンについて
氷鋼という固有タイプと新特性の雪かきを獲得し、また種族値もCが20下がりBとDが10ずつ上がりました。
しかしAが100というのに加え一致技の最大威力も85止まりであり、火力が無いためかレートで見ることはあまりありません。(1/2現在)
型紹介
上記の様に火力不足なのは否定出来ませんが、優秀なポテンシャルを秘めているポケモンだと自分は思います。
という訳で今回紹介するのは珠剣舞型です。というか舞わないと火力が本当に足りない
努力値と性格について
- 性格 意地っ張り
最速スカガブを抜くために陽気にするというのもアリですが、単純に火力が足りず、レートで良く見るポリ2等で止まってしまうことを避ける為です。
- 努力値 H4 A252 S252
ASぶっぱ。A特化一舞珠氷柱落としでB特化ポリ2が中高乱2発(76.6%)、Sは準速スカガブ+1と数値がギリギリなため、下手に調整をしない方が良いと思いました。
持ち物
- 命の珠
サンドパンAの火力不足を補いつつ、氷鋼地という技範囲を生かすため。
技構成
- 氷柱落とし
メインウェポン。安定性なら氷柱落とし、火力なら氷柱針だが、氷柱針の威力が安定せず四回以上当たらないと氷柱落としの威力を越えないため、基本的には氷柱落としか。
- アイアンヘッド
メインウェポンその2。追加効果の怯みと雪かきによるSアップの相性が◎。氷と範囲が被っているのが惜しい。
- 地震
超優秀なサブウェポン。氷鋼で打点が取れない炎や鋼に刺さります。氷鋼地の範囲を全て半減できるポケモンはそう多くはいません。
- 剣の舞
この型の肝。氷鋼地という優秀な範囲とも合わさり、積んだときの抜き性能は中々のものです。
ダメージ計算
(一舞A特化@珠を前提として計算しています。)
- 氷柱落とし
H171 B211 エアームド 57.8%~69% 確2
H191 B156 ポリ2(輝石込み) 47.1%~56% 中高乱2(霰込みで確2)
H145 B105 カプコケコ 137.2%~161.3% 確1
- アイアンヘッド
H177 B183 カプレヒレ 61.5%~72.8% 確2
- 地震
H187 B170 メガメタグロス 102.6%~122.4% 確1
H171 B129 メガギャラドス(威嚇込み) 55.5%~66% 確2
H167 B130 ガラガラA 150.8%~179% 確1
H167 B171 ギルガルド 113.7%~135.3% 確1
※追加してほしいダメージ計算がありましたらコメ欄にお書きください。
相性の良い味方
キュウコンA@冷たい岩or脱出ボタン
- ベール貼る→剣舞の流れが強力。選出はこいつ+サンドパンが基本となる。
バルジーナ@ゴツメ
- キュウコンサンドパンで相手をするのが難しいメガハッサムや最速スカガブなどの処理役。特性防塵によって霰ダメージを受けないというシナジーもある。
ギャラドス@メガ石orゴツメ
- キュウコンサンドパンが苦手な炎格闘等への補完枠。単体でも強いため他のポケモンとも組みやすい。
立ち回り
- 理想の選出はキュウコン+サンドパンですが、コメで指摘があった通りキュウコンのオーロラベールは完全にメタられています。とはいえ、霰下でないと何もできないため、先発キュウコンで霰を降らす→相手が物理ならサンドパンに交換(要瓦割り警戒)、特殊ならキュウコンで削りサンドパンを死に出し→そこから全抜きを目指すといった、相手の一体目によって立ち回りが結構変わります。またサンドパンはBが120と高いため物理相手なら四倍か一致弱点をつかれない限り一回は積めます。
要約すると、最初の対面でベールを貼れないならそのままキュウコンで削ってサンドパンを死に出しするということです。相手のパーティーにルカリオなど、格闘先制技もちがいる場合はそもそも選出しない方が良いです。
1/3追記
コメ欄にて、こちらがギャラで相手がコケコという対面で、ボルチェンに合わせて脱出キュウコンに交代→サンドパン無償降臨&ボルチェン無効による有利対面がつくれるとの意見を頂きました。
このことから、サンドパンが有利に立てるポケモンを誘いだし、脱出キュウコンでサンドパンを出しそこから全抜きをしていくという流れも可能です。
最後に
ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。意見等々は気軽にコメントしてください。
また、不要との声が多ければ本育成論は削除致します。