ガブリアス- ポケモン育成論サンムーン

牙ガブ考察

2016/12/29 16:33 / 更新:2016/12/30 20:57

ガブリアス

HP:HP 108

攻撃:攻撃 130

防御:防御 95

特攻:特攻 80

特防:特防 85

素早:素早 102

ツイート4.834.834.834.834.834.834.834.834.834.83閲覧:113496登録:37件評価:4.83(28人)

ガブリアス  ドラゴン じめん  【 ポケモン図鑑 】

性格
ようき(素早↑ 特攻↓)
特性
さめはだ
努力値配分(努力値とは?)
攻撃:252 / 防御:4 / 素早:252
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:183-182-116-x-105-169 (素早さ比較)
覚えさせる技
じしん / ほのおのキバ / げきりん / つるぎのまい
持ち物
ホノオZ

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このポケモンの役割
物理 / 攻め
ルール
シングルバトル
登録タグ

考察

3回目の投稿になります。最近多く見る牙ガブを考察。
襷の基本型( 育成論サンムーン/248 )と相違点が少ないため、炎のキバについてのことを簡潔に書いていきたいと思います。

  • 一般的な略称や表現を用います。
  • ダメージ計算はトレーナー天国さんのものを使用しています。
  • お互いに6Vを前提としています。
  • 不要という声が多ければ削除します。

採用理由

炎のキバをガブリアスに搭載する理由は主に以下の2つである。

  • テッカグヤに対するメタ

ドラゴン・地面の一致技の範囲だけでは、耐性面で不利を取るテッカグヤに受けきられてしまう。ガブの対策として最メジャーなテッカグヤに対して、高い崩し性能を備えさせたい。

  • メガハッサムの起点化防止

H振りメガハッサムはガブの地震を2耐えしてHPを余らすため、剣舞の起点にされやすい。メガハッサムと対面したときでも、起点にされにくくしたい。

また、毒づきには劣るもののカプ・ブルル等への有効打になったり、現在未解禁だがナットレイに対する崩しとしても有用である。

★採用理由★

鋼に対する高い崩し性能を持った、汎用性の高い物理アタッカー

持ち物

以上の役割を果たすために持ち物は襷・炎Z・珠から選択とする。

  • 気合いの襷

本来の襷ガブが持つ対面性能・ストッパー性能を落とさないまま採用したいとき。
ピンポイント性が高い炎Zとは違って、汎用性に期待できる。

  • ホノオZ

炎のキバではメガハッサムが確定2発であるため、これを持たせることによって剣舞バレパンの隙を与えず無償突破する。
テッカグヤへの確定数も安定し、宿り木やゴツメ、めざ氷による削りを少なく抑えることができる。

  • 命の珠

打ち分け可能な火力強化アイテム。
H振りテッカグヤが高乱2発になったり、無振りメガハッサムをぴったり確定で落とせるようになる。
弊害として、Cに努力値を割いてるカグヤのめざ氷が少し重くなる。

確定欄は普通の襷ガブとはっきり住み分けるために炎Z。別にどれが優れているとか言うわけではない。

調整

性格 : 陽気
努力値 : A252 / B4 / S252
実数値 : 183-182-116-x-105-169

ASを削って耐久に回す理由がまず無いので努力値はこれで確定とする。そうでなくとも、Sは削るとミラーガブや100族に上から叩かれる可能性が大きくなり、Aはぶっぱして初めてH振りカグヤを炎のキバ+Z炎のキバでギリギリ確定にできるので、基本的にはASぶっぱ。
性格について、意地っ張りにすれば剣舞+Z炎のキバでHB特化カグヤが確定1発になるという細かな利点はあるが、陽気でも一応75%で落とすことができ、仮に耐えられても崩しとしての役割は十分果たせたと言えるので、意地ではなく陽気とした。

技構成

コンセプトの炎のキバ、広範囲に安定して威力を押し付けられる地震は抜かせない。また、HBカグヤに対しては炎のキバが25%程度しか入らないので、受け出してきたそれを見るためには剣の舞が必須となる。
以上の理由から、地震 / 炎のキバ / 剣の舞までは確定とする。

ラストの1枠は、持ち物が襷ならガブより速い相手への対面性能を引き上げられる岩石封じで確定だが、炎Zや珠の場合は逆鱗・岩石封じから選択となる。浮いてる敵やドラゴンに対する高打点が欲しかったり、地震よりも高火力の崩しが必要ならば逆鱗、汎用性や対面性能を重視するなら岩石封じ。
なお、岩雪崩とストーンエッジは岩石封じと比べた仮想敵に乏しいため不採用、毒づきアイアンヘッドも上2つに勝る価値を見出だせないため候補外としている。炎のキバ・剣の舞で2枠埋まっている以上、優先されるのは上の2つだと考えた。

※大文字について
結論からいうと、炎のキバと同じ採用理由ではこの構成に大文字は入らない。
例えば仮に大文字を採用しても、C無振りではメガハッサムを確定で落とせないし、H振りカグヤも確定3発。剣舞+キバにより同じターン数で突破できる上、命中率における期待値を考慮すれば、大文字を入れる意義はとても薄い。Z大文字も考慮しても、Z炎のキバで同様のことが言える。「両刀ACS@珠」とかならまた違ってくるが、この構成においての採用はまず無い。

立ち回り

念頭に置いてほしいのは、炎のキバの仮想敵に後出ししないこと。ラス1でもない限り、警戒される。
他についてはラム剣舞型などのガブと大差無い。数値が高いゆえに汎用性も高いので、多くの場面での活躍が期待できる。

ダメージ計算

最初に述べた通り炎のキバについての考察なので、それに関するダメ計のみ掲載します。仕事放棄にはなりますが、その他については別のガブ論を参考にしていただけるとありがたいです。
また、性格による上昇補正を↑、ランクによる上昇補正を+で表します。

★与ダメージ

  • H244テッカグヤ

炎のキバ 割合: 36.4%〜43.3% 回数: 確定3発
Z炎のキバ 割合: 66.9%〜78.8% 回数: 確定2発
珠炎のキバ 割合: 47.2%〜56.1% 回数: 乱数2発 (81.3%)

  • H244B252↑テッカグヤ

炎のキバ+2 割合: 52.2%〜62% 回数: 確定2発
Z炎のキバ+2 割合: 95.5%〜113.3% 回数: 乱数1発 (75%)
珠炎のキバ 割合: 34.4%〜40.8% 回数: 確定3発

  • H252メガハッサム

炎のキバ 割合: 63.2%〜76.8% 回数: 確定2発
Z炎のキバ 割合: 117.5%〜140.1% 回数: 確定1発
珠炎のキバ 割合: 82.4%〜100% 回数: 乱数1発 (6.3%)

  • H252ハッサム

炎のキバ 割合: 85.8%〜101.6% 回数: 乱数1発 (6.3%)

  • H252B252↑ナットレイ

炎のキバ+2 割合: 99.4%〜117.1% 回数: 乱数1発 (87.5%)

  • H244B252↑エアームド

炎のキバ+2 割合: 50.2%〜59.6% 回数: 確定2発

★被ダメージ
A252↑+2メガハッサムのバレットパンチ 割合: 71%〜84.1% 回数: 確定2発
A252↑鉢巻ハッサムのバレットパンチ 割合: 48%〜57.3% 回数: 乱数2発 (91.4%)
無振りテッカグヤのヘビーボンバー 割合: 39.3%〜46.4% 回数: 確定3発
無振りテッカグヤの目覚めるパワー氷 割合: 61.2%〜72.1% 回数: 確定2発

以上です。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2016/12/30 20:57

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コメント (34件)

16/12/30 13:58
15みそに
すいません、質問なのですが
初手こちらがガブ、相手がコケコ対面の際
地震を警戒して相手はバックすると考え、
裏にテッカグヤが見えているとき、
剣舞から入るべきか、Zホノオから入るべきか、
どちらが正解ですか?
16/12/30 14:00
16
地震でしょ
16/12/30 14:36
17みそに
>>16
こだわりスカーフガブを恐れて
大体のコケコはバックし、
地震の通らないポケモンを投げてくると
考えます(テッカグヤなどもそれに入る)
そうなると、ここは剣舞を積むべきか
テッカグヤが見えているのであればホノオZ
か、、、という意図でコメントをしたのですが
この読みは間違ってますでしょうか…。
16/12/30 14:45
18
?選出段階でテッカグヤが見えてても出てきてるとは限らない
?テッカグヤが出て来てもその後で剣舞を舞えるので交換読みで舞う意味が薄い
?コケコが突っ張ってきたときガブがほぼ無償で落とされてしまう恐れが生まれる
こういった理由で剣舞も炎Zも悪手かと
16/12/30 14:49
19みそに
>>18
ひとつひとつの問題を丁寧に
解説してくださり、ありがとうございます。
16/12/30 15:30
20OVER
エアームドに対しての与ダメージも記載してはいかがでしょうか。
16/12/30 16:50
21師走
私が使用しているガブリアスと全く同じ技構成・持ち物の育成論が有って驚きました。
今作で増えた毒タイプ・鋼タイプに対して強いので、よくお世話になっています。
質問なのですが、対戦中にガブの地震読みでマッシブーンやカプ・ブルルに交代される事が何度か有ったので、それらに対するダメージ計算を乗せるのはいかがでしょうか?
16/12/30 18:29
22みすず
多くのコメントありがとうございます。

>>14
申し訳ありませんが、そっちは守備範囲外です。

>>15~>>19
コケコ対面は、相手の思考や選出状況、ないしコケコの型に依る部分が大きいので、その時の状況を判断して決めていってほしいと思います。

>>20
カグヤに存在を薄められたようで、あまり見ませんが、一応対象ではあるので後程追記しておきます。

>>21
牙ガブは現環境でかなり強さを発揮できますよね。ダメ計に関しては、牙が抜群で入るような相手を挙げていったら量が多くなるので、炎のキバが必要な相手のみに留めています。したがって、逆鱗や毒づきの方が多く入るブーンとプルルは載せていません。
16/12/30 19:32
23ナツ
厳選とか努力値とかレートで使うようなポケモンの育成が初めてだったのですがこの育成論は分かりやすくて詳しく書かれているので素晴らしいと思います
16/12/30 20:30
24みすず
>>23
コメント及びお褒めの言葉ありがとうございます。ガブリアスは始めたばかりの人にとってとても使いやすいポケモンなので、是非レート
を楽しんでください。
16/12/30 21:42
25ぱらお
s102のマッハポケイモンの牙は恐ろしいな、と思わせられる育成論でした。
16/12/30 22:49
26むらっしー
初心者丸出しの質問で悪いのですが、既にこの型とそっくりのを育てきったのですが、努力値のあまりをBに振るのとDに振るのって、なにか違いがありますか?自分はDに振ったのですが、これだとBと書かれていたので…。
16/12/31 00:20
27o-1 (@WoWs_ZUIHO)
※26
主に対先制技の為...だと思います。ガブの速さは関係なく先に打たれる先制技は殆ど物理なので。間違いっていたらすいません(><)
16/12/31 06:54
28むらっしー
>>27
なるほど…確かに先制技はほぼ物理ですね。参考になります。4ぐらいなら振り直しやすいので、きのみ食べさせてそこだけ振り直してみます。解答ありがとうございました。
17/02/16 01:17
30ゆうぺた
初心者の質問でもうしわけないのですが
>>26さん同様残りをHに振らない理由を教えて下さい
17/02/16 12:22
32しょうた
>>30
183÷16=11あまり7
だと思うのですがどうでしょうか!!!!
17/02/28 21:14
34ああああ
ガブリアスはHに4振ると実数値184(8の倍数)になるため定数ダメージ(ステロ、自然の怒り、宿り木など)を受けやすくなります。また、Bに4振るとメガルカリオのインファイトを確定で耐えるようになるため、ASぶっぱガブリアスの余りはBに振るのが一般的だと思います。
17/02/28 21:23
35みすず
>>34
ご丁寧に詳しい説明をありがとうございます。
17/06/24 11:46
36カプ・サトシ
地震読みでドヤ顔交代してきたナットレイにホノオZ決めるの楽しかったです。心内ですが評価5で。
17/06/24 19:18
37みすず
>>36
コメントありがとうございます。崩しとしての動きが上手く決められると気持ち良いですよね!心内評価も励みになります。

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