バトルツリーのスーパーダブルにて、999連勝〜2000連勝構築を載せている全て偽物と申します
対人でもフリー禁伝ダブルにて長期勝率95%↑の勝率を出しているので、運や一部不利構築以外にはだいたい勝てる程度の知識はあります
たまたまメガルカリオという存在を目にしたので、今回はルール問わず活躍できるメガルカリオの調整を紹介をしようと思います
対最上位層を想定した論のため、個体値や努力値等、基本的な専門用語についての説明は致しませんので悪しからず
メガルカリオの採用理由について
- しんそくという優秀な先制技を持ち、禁止伝説戦で大事なS100を超え、アルセウスやゼルネアスと言った対策難易度の高いポケモンに対して強く、メガ前で猫騙し無効、このゆびとまれを持つことで味方の補助という唯一無二の性能を持ったポケモンです
ただしH70B88D70というペラペラな耐久のため、耐久無振りの場合は等倍火力でも落とされる程度
多くの人はこの時点で採用を諦めると思いますが、メガルカリオはAにあまり振らずとも役割対象を一撃で倒す火力を持ち、禁止伝説環境で余分なSを耐久に回すことができるため、種族値以上の耐久を確保することができます
調整
- 陽気
メガ後実数値
H149(28)A173(60)109(B4)C144(0) D122(252)S168(164)
C特化カプ・テテフ耐えS最速100族抜き余りAの調整の為、シングルダブル禁止伝説問わず、全てのルールで使える調整となっております
禁止伝説なしルール採用の場合、パーティによって要求されるSが異なるため、AやDを削り、各自で役割範囲の合わせた調整をしてください
ラスカ採用やさきどり採用の場合、せっかち採用もありますが、ダメージ計算は陽気のみで行います
確定欄に入れていない技候補
- 守る、みきり
このゆび採用の場合、相方への猫騙しを防いでから次ターンにこのゆびギミックを発動という安定ムーブができるようになります
- ファストガード
相方への猫騙しを防ぐもうひとつの手段
- さきどり
メガルカリオと相方が呼ぶグラードン等に刺さります
せっかち採用無難ですが、グラードン+カイオーガという安定して強い並び相手等、陽気でも十分なことが多いです
ルナアーラはZ持ちや起点がいるため安定しない
- けたぐり
禁止伝説に刺さりますが、ガオガエンに対して確定数が大きく変わる
ガオガエンが役割対象外の場合、こちらを推奨
- ラスターカノン
コメットパンチの命中が不安という方に
- バレットパンチ
ゴーストタイプへ通る先制技
優先度+1というところで、ダブルの場合はしんそくの劣化になりがち
- しんくうは
特殊型の場合のみ
- かみくだく、あくのはどう
技の通りが良く相性保管のいい技ですが、火力が特性依存のため、基本的に弱点をついても等倍以下
このゆびやしんそくを切る型であれば採用の価値あり
- その他補助技やS操作技
ギミック次第ではしんそく切りで採用も
火力
- インファイト
火力指数約4万という耐久無振り一般ポケモンを一撃で鎮める程度の火力がありますが、禁止伝説においてはそのアイデンティティを活かせません
- 威嚇込みH202B111ガオガエン(HD振りが多く、最大値となり得そうなH252B4振りで計算しています)
ダメージ: 188〜224
割合: 93%〜110.8%
回数: 乱数1発 (56.3%)
- H227B140アルセウス
ダメージ: 224〜268
割合: 98.6%〜118%
乱数一発(94.14%)
一撃で倒したい場合はDを削りますが、H振りの時点でSマウントは取れます
- コメットパンチ
- H201B115ゼルネアス
ダメージ: 204〜244
割合: 101.4%〜121.3%
耐久に振られいてもしんそくで落ちるので問題ありません
物理耐久
- A232メガレックウザのガリョウテンセイ
ダメージ: 144〜171
割合: 96.6%〜114.7%
回数: 乱数1発 (81.3%)
威力120〜の技は諦めましょう
- C246メガミュウツーYのサイコブレイク
ダメージ: 127〜151
割合: 85.2%〜101.3%
回数: 乱数1発 (6.3%)
基本的に等倍威力100技は耐えます
せっかち採用の場合のみ気をつけましょう
C200カプ・テテフのサイコフィールド下サイコショック
ダメージ: 124〜147
割合: 83.2%〜98.6%
回数: 確定2発
特殊耐久
- C200カプ・テテフのサイコフィールド下サイコキネシス
ダメージ: 126〜148
割合: 84.5%〜99.3%
回数: 確定2発
上位構築に多く組み込まれており、禁止伝説を上回るインチキ火力を持つため、ここが特殊耐久の指標となります
ゲンシカイオーガは諦めましょう
- C246メガミュウツーYのはどうだん
ダメージ: 122〜144
割合: 81.8%〜96.6%
回数: 確定2発
テテフの異常さがわかると思います
立ち回りや運用
- 優秀なタイプ、優秀な火力、優秀な素早さがあり、ギミックの補助だけでなく対面構築に組み込んでも非常に強いポケモンです
禁止伝説を中心に書きましたが、火力指数4万という一般ポケに対して都合のいい数値を叩き出す為、A削り最速ガブリアス抜きの調整や108族抜き、110族抜きD削り、最速等、パーティに合わせて調整してください
シングルではビルドアップを積むことで、攻撃耐久共に確定数をずらすことが可能で、せっかち両刀悪巧み型も強いです
技次第では受けルも破壊可能
ダブルにおいて、一般ポケに対しては上から一撃で倒せる性能があるため、基本的にはアタッカーとして運用し、パーティ構築で負けてる相手に対しては先発で登場させ、このゆびギミックで強引な勝ち筋を押し付ける立ち回りが理想です
先発だけでなく先制技にによるストッパーも可能な為、非常に選択肢が多い
禁止伝説に関してはA振りでも耐久無振り禁伝に余裕で耐えられる為、基本的にはギミックを中心とした構築を組むのが理想です
サイコフィールド下での補完枠を担ったり、トリルやおいかぜ始動の補助や、グラードンカイオーガでの殲滅、ゼルネアスのジオコン、珠アルセウスの剣舞補助等、ギミックの可能性は非常に広いです
タイマン性能は同じメガ枠を消費するメガミュウツーXと似た性能のため、対面構築で運用すると役割を持てず中途半端な結果になりがちです
メガミュウツーXには種族値で完全劣化ですが、火力においては特性によりこちらのほうが上で、ゴースト弱点の差等、要求される特殊耐久に大きく差が出るため、あちらは耐久調整をした際にH振りディアルガ確1が無難なラインとなり、H振りアルセウスの乱数はこちらが有利になります
ガオガエンに対するダメージの差等、役割だけで差別化が可能な上、あちらはメガしないと物理技を打ちにくいというデメリットも
メガ前後で特殊耐久指数が変わらないというのもこのポケモンの魅力であり、2メガ採用して、非メガこのゆびから本命のメガ降臨という流れも可能
今更ですが、メガルカリオの中で一番強いと思っているHADS振り型の投稿を行いました
一般的にASぶっぱが多いメガルカリオですが、スカーフカプ・テテフや珠カプ・コケコ等に絶望的に弱く、戦犯となり得る地雷枠
地雷を逆手に取った役割破壊によりイージーウィンも発生するため、耐久調整の恩恵を非常に受けるポケモンでもあります
使い手によってだいぶ勝率の変わるポケモンですが、ギミックサポートだけでも十分強いので、気になった方は是非使ってみてあげてください