はじめに
こんにちは!レート2000行ったときのメガバシャーモを紹介します。最近使用率が減ってきているので使ってもらいたいと思いメガバシャーモの育成論を投稿することにしました。
- 単体考察をしてから実際のレートの構築の組み方や動かし方を紹介していきます
- HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをそれぞれH、A、B、C、D、Sと略すことがあります。また、努力値について、補正あり252振りを特化とします。
- その他わかる範囲の言葉で俗称、略称を使うこともありますご了承ください
現環境のメガバシャーモ
- A種族値160、フレドラやとびひざげりなど威力の高い一致技を持ち、特性が加速なので主に物理エースとして使われています。また、バトンタッチを覚えるのでバトン役として採用されることも多いです。
- 現環境での強みは、鋼タイプに打点を持てること、加速により環境に多めのスカーフ持ちポケモンに強いこと、受け出しされる相手に対してサブウェポンを持つことでサイクル破壊しやすいことです。
- 弱みは、一撃で倒せなく、一撃で倒されるポケモンが増えたので6世代より対面性能が低くなったこと。例(ABミミッキュなど)
- 構築はランドバシャカグヤ(ランドロス(霊獣)メガバシャーモテッカグヤ)といった、展開系の構築に入れられることが多いです。また、いわゆるバシャサンダーナット(メガバシャーモサンダーナットレイ)などメガバシャーモを軸としたサイクル構築も存在しています。
- 現環境はメガボーマンダ全盛期かつカプ・レヒレがとても増えているので逆風です。また、一番多い鋼枠のギルガルドにもキンシ択によりフレドラ安定にならないのが厳しいところです。
そこで、今回はC130A160を生かし、ギルガルド(シールド)を安定して倒せるかつ、メガボーマンダに対して刺せる両刀めざ氷について考察したいと思います。
先に調整から紹介します
調整
性格:うっかりや
努力値:A116C252S140
実数値:H155A195B100C200D90S138
調整順番C→S→A
調整意図
A:余り
C特化
S一加速で最速135族抜き抜き
- まず、特攻を特化させました。そうすることで、H252D4振りギルガルド(シールド)をオバヒで確定一発、無振りメガボーマンダを93.8%で一撃で落とせるなどダメージがかなりずれるので特化です。
- 次に、素早さを調整しました。メガライボルトは威嚇を持つため、フレドラでは落とせませんが、オーバーヒートは特殊なので確一が取れます。なので、ここまで振りました。Aを下げすぎると、ポリゴン2やカビゴンなどの相手がややきつくなるので、僕はSをここまでに抑えましたが、もちろん抜きたい相手がいるならもっと振るのもアリです。
- Aは余りです。格闘技は物理技の方が使い勝手がいいので、またメガバシャーモは160もA種族値があるので両刀に向いています。
珠バシャーモとの差別化
両刀めざ氷メガバシャーモは珠バシャーモとよく比較されます。
⓵通常バシャーモのS種族値は80なので補正をかけないと138まで届かない。
⓶珠で削れる上、BDの種族値が20も高いので耐久がかなり違う
❸珠込みだとメガバシャーモもより珠バシャーモの方が火力が高い
1.2.3から
サイクル構築の軸として使うならメガバシャーモ
相手のサイクルを破壊する崩し要員として使うなら珠バシャーモ
が適しているといえます。
今回はこのメガバシャーモを軸にするのでメガシンカで使います。
メガ前の特性についての自論
僕はメガシンカできるポケモンの数によって変えています
- メガシンカできるのがバシャーモのみなら、もうか。
メガバシャーモだと初めからバレているので、もうかにすることで、メガフーディンなどのトレースのポケモンに加速を奪われないのが利点です。
- 他にもメガシンカできるポケモンがいるなら、加速。
メガシンカしないで守ることで偽装したり、2メガ選出することができます。
例としてはバシャーモと相性が良いギャラドスです。サイクルを回すときにメガシンカを隠すことで、急にメガシンカして相手のサイクルを崩せます。バシャーモはメガしなくても最低限の役割は果たせるので、2メガ選出しないといけない時に有用です。
技構成
- 確定技
オーバーヒート
威力130命中90の炎特殊技です。H252ギルガルド(シールド)を倒すため、オーバーヒートで確定です。キンシ択にならないところが物理型に比べた強みです。さらに、最近はのんきギルガルドが存在し、フレドラを耐えられてしまうこともまあまあ多いのでオバヒの採用価値は高いです。また、格闘技+オーバーヒートで カバルドンを崩せたりと威力が重要になる場面が多いので大文字や火炎放射は採用しません。反動より威力を優先することで対面性能と崩し性能が上がり、全抜き性能が下がります。ブラストバーンについては確かにHD振りでも抜群で入るポケモンは大体確定にできる強みはありますが、止まるとこちらのサイクルが破壊されやすくなるので、基本的に不採用です。
めざめるパワー(氷)
威力60です。主にメガボーマンダやランドロス(霊獣)、グライオンなど氷が4倍弱点のポケモンに打ちます。C特化のおかげで環境にかなり多いASメガボーマンダ、HBランドロス(霊獣)に対してかなり強くなります。メガバシャーモをこれらのポケモンで見ている構築にかなり強くなるので確定です。
まもる
加速を発動させたり、メガシンカのターン。また、味方の毒ややどりぎなどのスリップダメージと合わせることもできます。
これがないと相手の行動依存になり安定しない、またラスイチ対面で勝てるポケモンがかなり減り、メガバシャーモ自体の性能も下がるので確定です。
例えばラス一対面において、まもるがあれば身代わり持ち以外のメガメタグロスに勝てますが、ないと地震や思念の頭突きで上から殴られて負けます。
- 選択技
とびひざげりorばかぢから
役割遂行技です。オバヒで特攻が下がっても威力が下がらないので物理技です(一応気合玉も覚える)
とびひざげりは威力130命中90で技を使って相手に0ダメージだとこちらがHPの半分の固定ダメージを受けます。
ばかぢからは威力120命中100で技を使った後にABが一段階ずつ下がります。
僕のおすすめはばかぢからです。ゴーストタイプが環境に多いので、とびひざげりを打つときに毎回択になり安定しないからです。さらにほとんどの場合、とびひざげりで倒せるポケモンはばかぢからでも倒せ、ばかぢからで倒せないポケモンはとびひざげりでも倒せないです。
特にこの型はの場合、Aにそこまで降っていないので、安定したばかぢからの方が強いと思います。
ちなみに瓦割りなどの他の格闘技は威力が低すぎて色々なポケモンが倒せなくなるので、この型ではナシです。
構築について
このポケモンは強い相手にめっぽう強く弱い相手には本当に弱いです。なのでサイクルパーツとしての採用がオススメです。
サイクルすることでオバヒやばかぢからの能力下降をリセットできます。また、守るを他のポケモンの技と組み合わせる動きはかなりサイクルにおいて厄介です。
逆に展開系の構築に使うなら剣舞フルアタ型やバトン型の方が強いです。
あとで詳しいメガバシャーモのサイクル構築の説明を載せます。
ダメージ計算
このポケモンはダメージ計算をすると強さがわかりやすいので、僕が強みだと思うやつを載せます。上の努力値の場合で計算しています。受けるポケモンはステータスでなく努力値を載せます。確定数がわかりやすいように%割合で表します。
また、二つの技を組み合わせて崩せるポケモンがいればそれも載せようと思います。組み合わせのダメージ計算は乱数の計算方法が僕はわからないため、最低ダメージと最大ダメージの%割合を足したものを表示します。↑や↓で能力変化を示すことがあります。
乱1ていうのはその確率で一発で倒せるってことです。
載せて欲しいのが他にあればコメントにお願いします。
被ダメは普通の無振りメガバシャなので載せないです
- オーバーヒート
H252D4ギルガルド(シールド) 101.7〜122.1
補正ありH204D156ギルガルド(シールド)(残飯穏やかの一例) 86.9〜104.3「25%乱1」
無振りミミッキュ 90.7〜106.9 「43.8%乱1」
ABミミッキュ(H196、D4) 75.4〜89
「ステロ込みで12.5%の乱1」「ステロ+てつのとげ込み確一」
H252D4カバルドン 73.9〜86.9
H228D140カバルドン 63.6〜75
無振りカプ・テテフ 75.1〜88.9
無振りカプ・コケコ 106.2〜126.2
H252カプ・コケコ 87〜103.3
H124D4メガメタグロス 130.9〜155.5 「C2段階↓だと66.6%〜78.3%」
無振りメガゲンガー 94〜111.8 「68.8%乱1」
H252メガゲンガー 76〜90.4
HD特化テッカグヤ 86.2〜102.9 「18.8%乱1」「ステロ込みだと93.8%の乱1」
無振りボルトロス(霊獣) 95.4〜112.9「75%乱1」
H252メガフシギバナ 52.4〜62
H252クレセリア 43.6%〜51.5
無振りメガライボルト 101.3〜120
無振りメガフーディン 90.7〜106.9「43.8%乱1」
- ばかぢから
無振りメガリザードンX 66.6〜78.4「ステロ込み25%乱1」
HB特化カバルドン 33.4〜39.5
補正ありH228B140カバルドン 36.7〜43.8
(A1↓時)無振りメガギャラドス 81.1〜96.4「通常ランクなら確一」
補正ありH244B252輝石ポリゴン2 60.7〜72.2
(A1↓時)40.8〜48.1
無振りメガバシャーモ 85.1〜100.6 「6.3%乱1」
H252ヒードラン 106〜125.2
H148B252カビゴン 89.7〜106.2 「37.5%乱1」
(B1↑時) 59.8〜70.8
H252メガガルーラ 102.8〜122.6
H252ヒートロトム 65.6〜78.3
無振りウツロイド 106.5〜126
- めざめるパワー氷
無振りメガボーマンダ 98.8〜117.6 「93.8%乱1」
H212D156メガボーマンダ 71〜85.2 「ステロ込み75%乱1」
H244ランドロス(霊獣) 92.3〜110.7「92.5%乱1」
無振りガブリアス 96.1〜113.6 「75%乱1」
補正ありH212D252グライオン 74.5〜88.1「ポイヒ+まもるでの回復が間に合わない」
無振りアーゴヨン 66.2〜78.3
- オーバーヒート+ばかぢから
HB特化D4カバルドン 107.4~126.4
わんぱくH228BD140カバルドン 100.3~118.8
図太いH244B252D12輝石ポリゴン2 104.6~124.5
H252ヒートロトム 102.5~122.2
- ばかぢから+めざ氷
無振りメガリザードンX 95.3~112.3
H212B4D156メガボーマンダ 93.3~111.5
ダメージ計算から考察
苦手な相手
構築の組み方を紹介するために重要な苦手な相手を紹介します。
構築の組み方
先ほどからしつこいですが、このメガバシャーモ
はサイクルパーツとして運用します。そこで、もうわかっている方がほとんどかもしれませんが、サイクル構築の基本的な組み方を紹介します。ただ今回使うメガバシャーモには回復技が無いので、有限サイクルの組み方になります。無限サイクルは全然違います。あくまでも僕の考え方なのでこれが絶対というわけではありません。
- [軸を決める]:このメガバシャーモを今回は軸にします。性質を理解することがとても大切です。環境に刺さっているかどうかも重要なポイントだと思います。
- [軸が弱いポケモンや構築にできるだけ勝てるようにパーツを決める方法]:まず受けの相性補完に着目します。上で挙げた苦手な相手に対して受け出しが効くポケモンを採用します。このとき、タイプ相性がよければいいっていうわけではありません。例えばカプ・レヒレに受け出せるポケモンとして、モロバレルがいます。しかし、カプ・レヒレの特性ミストメイカーにより、モロバレルの得意なキノコのほうしが効きません。すると、モロバレルを受けたした後に相手がヒードランにひいたとすると、ほとんど負荷をかけられません。そのようにサイクルを回していると、だんだん自分が不利になっていきます。受け相性だけで選ぶのでなく、攻めの相性の良さも考えて構築を組むことが大切です。つまり受け出しも効いて相手に負荷のかけられるポケモンを探します。
- [攻めを考える]:メガバシャーモが苦手なのは大きくわけて耐久振りのポケモンと行動保証のあるポケモンです。それらに強い戦術が使えるポケモンを選びます
耐久ポケモンを崩す一つの方法がどくどくです。毒が効かない鋼タイプにはメガバシャーモが強いので相性は抜群ですね。ここで僕はHDサンダーを使うことにしました。メガバシャーモが苦手な地面や飛行や水に強めです。
大体の行動保証系のポケモンはステロややどりぎのタネや回復技で受け回すのが有効です。そこでやどりぎのタネを支えて裏に負担をかけれるナットレイを採用することにしました。ミミッキュやカプ・テテフやガブリアスに強く、相性が良いです。
- 構築の組み方自体は人それぞれですが、攻めと守りの両方の相性を考えるっていうことは全ての構築で言えることだと思います。
相性の良い味方
僕が使ってみて相性がいいと思ったポケモンを紹介します
- ナットレイナットレイ
受けてからのやどりぎのタネがとても強い。相手の耐久調整を崩したり、メガバシャーモで釣り交換しやすくなります。
火力もまあまああるので起点になりにくいのでメガバシャーモと相性がいいです。
テテフを受けれるまで降って残りをBに降って使っていました。
- サンダーサンダー
耐久殺しのどくみがのプレッシャーが強かったです。相手が回復してくるタイミングで投げることで一気に崩せる時か多いです。
メガボーマンダはHDだときついので過信しないように
- ミミッキュミミッキュ
ストッパーになる上にメガバシャーモと役割集中の形が取れます。剣舞挑発やのろい型がオススメです。持ち物は専用zがいいと思います。
- メガゲンガーメガゲンガー
メガバシャーモが弱い構築に強いです。受けループ相手も強いのでオススメの一体です。
他にも相性が良いポケモンはめちゃくちゃいます。自分で試行錯誤するのも楽しいと思います。
動かし方
このポケモンはそんなに耐久がないので半減受け出しややどりぎからの受け出しで負担を減らしたり、先発や死に出しで展開します。状況によっては等倍攻撃を受けることも視野に入れましょう。
場に出せたら、相手に負荷のかかる技を選びましょう。メガメタグロス対面で守らないとかそういうプレイングはできるだけしない方が良いです。そして、オバヒやばかぢからで能力下降したら、状況によりますが、基本味方をクッションにして再展開します。
そのようにして、相手に負荷をかけましょう。
ドヒドイデ入りはこいつでは崩せないので選出しない、または役割集中をかけましょう。
最後に
ここまで読んでくれてありがとうございました。是非こいつを使ってレートに挑戦してみてください。ちなみにまもる択はヤンキープレイをした方が勝ちやすいです。まあ結局相手依存ですが、統計したところそうでした(シーズン14)
ついに両刀メガボーマンダが流行りだしたので誰が最強なのかわからせてやりましょう笑。