ラティクチ前提であることをご理解いただいた上で、この育成論の評価をお願いしたいです。
一応、ゴツメラティアスとしてはテンプレかなと思っております。
ラティアスの強み
- 高い種族値と豊富な型
種族値は《80-80-90-110-130-110→600》というなかなか高く、メガ進化型やメガネ型など幅広い仕事ができるポケモンです。
- 素早種族値110
ラティアスは素早種族値ランキング58位という高速ポケモンです。この素早種族値ランキングにおけるラティアスよりも早いポケモンの中で、シングルレートでよく見るポケモンは限られているため、殆どの場合、先攻を取ることができます。
- 女神のようなビュジュアル
ラティアスを使っている方なら理解できると思いますが、なんといってもラティアスは可愛いです。こんな可愛いポケモンを受けとして使うのは気が引けますが、活躍している姿を見るのが一番だと思いました。
- 7つのタイプに強い
ラティアスは所謂、多くの弱点はあるものの多くの強点があるポケモンです。そのため、サイクルパにはもってこいですね。
ゴツゴツメットの意味
初めに説明した通り、この育成論におけるラティアスはラティクチ前提となっております。そのため、クチートで受けれないポケモンをラティアスで受けるという形になります。簡単な例を挙げるとメガバシャーモメガバシャーモなどでしょう。物理型が多いので、クチートが対面で負けていると思った時にラティアスに引くという形が良いと思いました。
そして、無振りラティアスの火力ではHP満タンのメガバシャーモを落とすことはできません(85.8%〜101.2%)。
しかし、ゴツメダメージを与えてからだと確1で落とせます。そのため、ゴツゴツメットは確定です。
クチートとラティアスのタイプ相性
- クチート
弱点→地・炎
強点→ノーマル・飛・毒・岩・虫
草・超・氷・龍・悪・妖
となっております。うん、強すぎ。
- ラティアス
弱点→虫・霊・氷・龍・悪・妖
強点→格・炎・水・草・電・超
となっております。お互いがお互いの弱点をカバーしていますね。そのため、クチートと相性が良いと思われます。
努力値配分について
性格→臆病
努力値→220-0-36-0-0-252
実数値→183-90-115-130-150-178
Sに補正をかけないとガブリアスを抜けないため臆病。
更に、電磁波をかけたバシャーモを抜くため。
更に同速ポケモンに勝つため最速。
最速にする他の理由として、襷ゲンガーとの撃ち合いで勝てる可能性や、すぐ下にAキュウコンやカミツルギなど、抜いておく価値があるポケモンがいるため最速にする。
HとBは耐久のため。この辺は努力値振りが面倒だったので36nにしました。
オススメな技一覧(太字はこの育成論における確定技。細字は選択技)
- サイコキネシス
メガバシャーモメガバシャーモなどの格闘ポケモンに対する打点。挑発をされた場合における唯一の攻撃技。タイプ一致でラティアスの覚えるエスパー最大火力技。サイコショックにするのもアリだが、本来は
メガバシャーモメガバシャーモに対する打点ようなので、サイコキネシスが安定である。
- シャドーボール
ラティアスを倒すために
ミミッキュや
ギルガルドを後出しするのを読むと強い技。しかし、本来の目的から逸れるため選択技とする。この技を入れることによって
メガメタグロスに強く出れる。
- はねやすめ
レートをこのラティアスで回している時に思ったのは回復技を入れた方が良いということである。
- じこさいせい
こればっかりはエフェクトの好みである。
- リフレクター
クチートに繋ぐ前に発動する技。
物理ダメージを軽減できる他、回復しながら耐久することが可能。これによってゴツメのダメージをより多く入れることができる。
コメント欄で間接的なご指摘を受けたので、リフレクターを確定技にしてみた。
- でんじは
クチートに繋ぐ前に発動するための補助技。
でんじはを受けたポケモンの素早が50%になり、技を使える確率が75%になるため、マヒにしておくのはこちらとしてアドでしかない。
しかし命中率90%であるため、いわなだれが外れる確率と同じと考えると困ったものである。外したらお茶目なヤツだなぁと笑って誤魔化す広い心が必要。
- どくどく
受けループ対策として採用するのもアリ。実際の所、技構成から変更するとしたらリフレクターをどくどくに変えるくらいである。
- いやしのねがい
自分が『ひんし』になる代わりに、次に出す自分のポケモンの状態異常とHPが全回復するというラティアス屈指の強技。これで安心してクチートを降臨させることができる。
- ほえる
ラティアスを強引に突破しようとして、積んできた際に発動すると便利な技。受けるだけの方が強くサイコキネシスに意味を見出せない方向け。
オススメ技構成
☆『お膳立てしてエースに繋げ』☆
いやしのねがい/はねやすめ/リフレクター/サイコキネシス
『ジリジリ削れ』
どくどく/はねやすめ/リフレクター/ほえる
『先発で場を荒らして起点を作れ』
どくどく/でんじは/リフレクター/ひかりのかべ
被ダメージ計算(後出し前提の壁無し)
A252メガバシャーモフレアドライブ
→34.4%〜40.4%
A252メガバシャーモ飛び膝蹴り
→36.6%〜43.7%
A252メガリザードンXフレアドライブ
→37.7%〜44.8%
A252メガルカリオインファイト
→42.6%〜50.2%
A252メガルカリオ冷凍パンチ
→53.5%〜63.3%
A252メガメタグロスアイアンヘッド
→55.7%〜65.5%
A252メガメタグロス冷凍パンチ
→68.8%〜81.9%
A252メガラグラージたきのぼり
→21.3%〜25.6%
A252メガラグラージ冷凍パンチ
→54.6%〜64.4%
A252メガギャラドスたきのぼり
→22.4%〜26.2%
相性の良いポケモン
メガクチートクチート
はい。ですよね。こいつはなかなか素晴らしい相方です。
ポリゴン2ポリゴン2
ラティクチも踏まえたポリクチが、レートで回した感じよかったです。クチートで補いきれないゴーストタイプにも強くでれます。
シャドーボールやれいとうビーム、トリックルームを覚えさせたHC型がオススメです。
ギルガルドギルガルド
クチートを選出しない場合におけるラティアスの引き先です。しかし、ゴーストタイプの一環がありますので、ポリゴン2を採用するのが前提です。
所謂、蜻ボルチェンですね。コケコのフィールドとボルトロスの威嚇がいい相性です。
筆者はポリクチ、ラティクチ、蜻ボルチェンを混ぜた「クチー蜻ボルチェン」と呼んでメガクチート
ラティアス
ポリゴン2
カプ・コケコ
ランドロス(霊獣)の編成を使用しています。
最後に
この度、初めて育成論を書いてみました。この育成論を見た方の中で「このポケモンのその技はどれだけ受けれるだろう」と思いダメージ計算した方もいると思います。弱点を突かれればラティアスは回復しても受けきれないダメージを与えるポケモンも多いですが、ラティアスの仕事としては
?ゴツメでなるべくダメージを入れつつクチートへ繋ぐ。
?ラティアスに強いポケモンへと流させる。
ことです。そのため、ラティアスを選出しない試合も勿論あります。
そのことを理解してもらいたいです。バシャーモが見えたら選出しましょう。大切にラティアスを違えば勝てるはずです。
育成論更新詳細
1月5日23時57分 選択技追加
1月6日16時7分 ゴツメ採用の理由修正
1月6日18時43分 確定技変更