初めまして、今回初投稿になりまするーくん//と申す者です。至らない点があるかと思いますがあらかじめご了承ください。不要とあらば消したいと思います。また、質問やおかしい点、載せて欲しい情報などがありましたらコメント欄にて受け付けます。
まず初めに
- ポケモンの各ステータスをそれぞれ体力をH、攻撃をA、防御をB、特攻をC、特防をD、素早さをSとします。
- 非公式の略語等をつかいます。
- 努力値は指定のない場合、個体値は31で計算します。
トリミアントリミアンについてトリミアン
トリミアンは第6世代で初登場しましたノーマル単体のプードルポケモンです。特性はひとつのみですが、物理技を受ける時ダメージを半分にするファーコートです。これは6世代時点では専用特性でしたが、SMより数少ないリージョンフォームを獲得しましたペルシアン(アローラ)ペルシアンが出てきてしまい、専用特性ではなくなってしまいましたが、HとAとDの違いで差別化で来ています。詳しくは後ほど記述したいと思います。ファーコートによる物理耐久2倍という個性を最大限に生かせるような型を今回は紹介したいと思います。
持ち物
・食べ残し
どくみがをしていくので永久的な回復ソースが欲しいため基本的に食べ残し一択です。
※ドリーム様からの案でねむるを技に入れると良いのではないかというものがあり、実際なしかありかで言ったらありで、もしねむるを使う場合は
カゴのみをオススメします。
努力値
H:食べ残しの回復最大効率の16n+1
A:単数
B:ぶっぱ
D:残り
S:準速70族抜き調整
もし自分で努力値を調整したい場合は
A<D<S<B<Hの優先順位で調整することをオススメします。
トリミアンの素早さ調整について
まず、努力値の欄にてすばやさには4を振るのが基本と綴りましたが七氏様からのご指摘に「どくみがでハメれる範囲を広くするために素早さは最速の方が良いのではないか」というものがあり、このような欄を作らさせて頂きました。七氏様、ご指摘ありがとうございます。
トリミアントリミアンのすばやさ種族値は102とポケモンの中でも早い方であのガブリアスガブリアスと同じ素早さです。102族の強いところは激戦区の100族を2上回っているところや101族にいる霊獣ボルトロス等を抜くことが出来る点でしょう。
説明を終えたところで
・Sに4を振った場合
・最速にした場合
の2つの点でメリット・デメリット抜ける相手等を長くなると思いますが追加で綴らせて頂きたいと思います。
◎Sに4を振った場合
★メリット
・Sに振らない分耐久等にに努力値を振ることが出来る
・準速ガッサを抜けているため、最低限キノコのほうしを透かすことが出来る。
・いじA252ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスのじしんが乱数3(0.3%)に抑えることが出来る。
・A252メガルカリオメガルカリオのインファイト確定耐え
☆デメリット
・最速キノガッサキノガッサに抜かれてしまうためキノコのほうしを上から当てられ何も出来なくなる
・その他多くのポケモンに抜かれてしまうためどくみがでハメられる範囲が狭まってしまう。
◎最速にした場合
★メリット
・多くのポケモンの上をとることが出来る
・最速キノガッサキノガッサの上をとることが出来るため、ガッサ対面で安定した行動をとれる
☆デメリット
・最速にした場合努力値配分がH212B44S252となり、A252ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスのじしんが確定3発になってしまう点
ざっとこんな感じだと思います。
長くなってしまうので欄を変えて抜かせる相手を紹介したいと思います
最速で抜かすことの出来る相手
・最速61族
ex)最速バンギラスバンギラス、最速テッカグヤテッカグヤ
・最速75族
ex)最速メガハッサムメガハッサム
・最速81族
ex)最速ミロカロスミロカロス、最速ギャラドスギャラドス(メガギャラドスメガギャラドス)
・最速83族
ex)最速デンジュモクデンジュモク
・最速95族
ex)最速カプ・テテフカプ・テテフ、最速ウインディウインディ
・最速91族
ex)最速ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス
・最速100族
ex)最速{メガリザードンY}メガリザードンY最速{メガリザードンX}メガリザードンX、最速メガガルーラメガガルーラ
技構成
確定技
・みがわり
・どくどく
・まもる
この3つはコンセプト的に確定です。
選択技
・おんがえし
トリミアンが出せる技の中で威力が高い方でタイプ一致で攻撃をすることができます。後のダメージ計算にもありますがあまりダメージを負わせることが出来ません。
・ふいうち
おんがえしが入らないゴーストタイプに対する答え。先制技にもなりH4振りメガゲンガーを確定3発という微妙な威力。
・バークアウト
あいてに命中するとCを確定でワンランク下げることが出来ます。採用するなら性格をずぶといにすることをオススメします。
・コットンガード
Bをスリーランクあげることが出来る積み技。優秀ですが挑発を食らうと何も出来なくなってしまうので優先度は低めです。
・あまえる
こちらはあいてのAをツーランク下げる技です。こちらもコットンガードより耐久をあげることは出来ませんが、後続へのサポート、交換をの強要、積んできた相手には合わせて毒ダメをかせぐ等々の幅が広がる技です。こちらも挑発を食らうと何も出来なくなるので注意して使ってください。
・がむしゃら
こちらの技は身代わりと非常に相性がいい技で、優先度は高めです。
・ほえる
対みがわりに弱いので起点にされない為にも割と重宝すると思います。
こちらの技はごん様からのご指摘でした。ご指摘ありがとうございます
・でんじは
毒の通らない鋼、どくタイプに対して有効です。どくどくとの両立は難しいと思いますがなしではないと思います。
・ねむる
半永久的な回復ソースとして強いです。デメリットもそれなりにありますが、カゴのみを持たせればかなり心強いでしょう。
こちらはドリーム様からのご指摘でした。ご指摘ありがとうございます。
※まもるはmisshi様からの案で、確定にさせてもらいました。たべのこしの回復回数を稼ぐとともに毒ダメも稼ぐことができます。misshi様ご指摘ありがとうございます。
この型について
基本的にどくみがをしていく型です。後ほどダメージ計算を載せますがわかりやすい耐久の目安としてはA252メガルカリオメガルカリオのインファイトを確定で耐えます!
割とわかりやすいので覚えておくと良いと思います。
この型の使い方を説明します。だし方は2パターンあり、1つが初手投げです。選出画面であいてのパーティに起点作り要因がいたら積極的に初手投げして身代わりを貼りましょう。2つ目はサイクルの中で出すことです。これはリスクが多少あるのであまりオススメはしませんが上手く決まれば沢山のアドを取ることができます。物理アタッカーに投げることを大前提としているので注意してください。
差別化
・ペルシアン(アローラ)アローラペルシアン
こちらはそもそものタイプが違うので弱点の数で差別化できています。
・ポリゴン2ポリゴン2、カビゴンカビゴン
コットンガードやあまえるなどの器用な変化技で差別化が出来ています。
・まひるみトリミアン
PGLの調査によりますと、技の上位6位の中に「電磁波」「ずつき」があります。7世代に入り電磁波のすばやさ低下率が4分の1から2分の1になり、また素早さの早いポケモンが多く登場したため抜くことが出来ず倒されてしまう可能性が出てきてしまいました。またトリミアンのA種族値が80でまひるみで相手が動けない確率は約50%ですので、あまりダメージを与えることが出来ず、まひるみの限界をかんじてしまいます。アタッカーのトリミアンとしてなら無きにしも非ずですが、耐久が高いのを生かしたどくみががその点で優位(?)だと思います。
他のトリミアンの型との詳しい差別化
私はどくみがトリミアンの育成論を執筆しているみも関わらず恥ずかしながら他の型のトリミアンを使ったことがありませんでした。そこで、実際に使ってみたトリミアンの型を紹介した上で感想を中立的にメリットとデメリットの2つの観点で綴りたいと思います。
- チョッキトリミアン
トリミアン@とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
努力値:H68A252B4D4S180
実数値:159/145/81/-/111/145
技:
・おんがえし
・ふいうち
・とんぼえがえり
・ワイルドボルト
調整意図
H16n-1
Aぶっぱ
Bのこり
Dのこり
S準速ランドロス(霊獣)ランドロス抜き抜き
という型を使いました。
★メリット
・この型のトリミアンはC252アーゴヨンアーゴヨンのヘドロウェーブを確定3発に抑えて返しのおんがえしで確定2発となっています。
>>物理特殊どちらの耐久もそれなりに高くおんがえしも高いとは言い難いが弱くない火力を出せる。
☆デメリット
・タイプ一致技以外の技の火力が圧倒的に弱い。詳しく説明しますと、少し耐久に振ったメガギャラドスメガギャラドスにワイルドボルトが確定3発になってしまうことです。これは威嚇込みでは無いので威嚇を食らうとさらにきつくなってしまいます。
- まひるみトリミアン
トリミアン@たべのこし
性格:いじっぱり
努力値:H68A252B84D4S100
実数値:159/145/91/-/111/135
技:
・でんじは
・ずつき
・ほえる
・コットンガード
調整意図
H16n-1
Aぶっぱ
B残り
D単数
S最速キノガッサキノガッサ抜き
という型を使いました。
★メリット
・うまくハメればたべのこしで大量に回復することが出来る。
・あいてになにもさせないでダメージをかせぐことができる。
☆デメリット
・でんじはを無効にされる特性ひらいしん持ちやじめんタイプ、ずつきを無効にされるゴーストタイプに何も出来ずに終わる。
・火力があまり出ないので50%のまひるみが発動しなければきつい。
これらからどくみがトリミアンは、はがね.どくタイプには何も出来ませんが、定数ダメージで相手を確実に削り、あいてに負荷をかけることが出来
相性のいい見方
・カプ・ブルルカプ・ブルル
グラスフィールドで最大HPの8分の1を回復することができます。HPを4n調整すると、一時的にですが無限身代わりができます。
・ミミッキュミミッキュ
唯一弱点の格闘をすかせる他、Dが高めなのでうまく回せると強い。
・ヒードランヒードラン
弱点がじめんのひとつしかなく苦手な鋼、どくタイプに対して強いのでとても相性が良いです。ですが格闘で一貫を取られてしまうのでもし使うのであれば3体目でカバーしましょう。
こちらもごん様からのご指摘でした。ご指摘ありがとうございます。
・シャンデラシャンデラ
こちらはヒードランとトリミアンの苦手な格闘を透かし、炎で苦手なはがねタイプを倒せるポケモンです。
こちらはあ様からのご指摘でした。ご指摘ありがとうございます。
苦手な相手
・高火力特殊アタッカー全般
素のDは高いのですが火力がインフレしているので耐えられないことも多々あります。
感想
初めて育成論を綴らさせて頂いてまず初めに思ったことは筆者さんがどれほど苦労してるかをとても感じました。筆者さんダメ計から努力値調整まで誤情報を載せないように丁寧に綴っていらっしゃるのに、簡単に評価してしまうことがどれほど失礼か分かりました。色々なことを学ばさせて頂いた大変貴重な経験となりました。ありがとうございました。トリミアンについては技範囲があまり広くなく、トリミアン1匹で苦手なはがねタイプを倒すことは出来ませんが、ヒードランやカプ・ブルルのような相性のいいポケモンと組ませることでより強さがわかると思います。良かったらトリミアン作ってみてください