ダブル雨パ構築があったのでふと自分の雨パ構築を書こうかと思い筆をとったしだい
ブルンゲルとは?
プリングルスのオヤジをモチーフにした愛くるしい姿が特徴、メスのモチーフはよく分からない上にかわいくはない。
図鑑説明が特徴的でその姿に反し、海底に城ができる程船を沈め、人を殺めるという物騒なポケモンである。その害悪っぷりはドククラゲやウツロイド等の比ではない。
そんなブルンゲルだが対戦ではガルーラ弱体化やZ技の追加に伴い、呪われボディが相対的に弱体化、今では殆ど使われず図鑑詐欺ポケモンと化してしまっている。
ただこれはシングルでの話。
ダブルなら日の目を見れるどころか非常に強力であるという一例を今回紹介したいと思う。
ゲルトドン構築
ブルンゲルとトリトドンがトリル下で波乗りをしまくるだけ
回数を重ねるごとにトドンの火力が上がり、ゲルが回復するという、単純故に強力なコンボである。
雨状態であれば恐ろしい火力(水力)となる。
雨W波乗りの威力
トリトドン 158×90×1.5×1.5×1.5×3/4×2=71988
ブルンゲル
150×90×1.5××1.5×3/4×2=45562
1発目から総合117500
2.65で割るのが確定ラインなので
1体辺り防御指数22000が確定で2体倒せる計算になる
カミツルギD252でも倒せる威力となり対応策が必須となる
採用理由
- トリックルーム
- なみのり
- そこそこの耐久
- まずまずの火力
- なかなかの鈍足
- ノーマル無効
- 影踏み無効
- 貯水
特に重要なのがノーマル無効、対影踏み、貯水の3つ
似たような条件ならば耐久性や火力面でヤドラン、ヤドキングの方が強いが
ダブルバトルでは肝っ玉以外の猫騙しが効かない、滅びの歌から逃げれる、半減と回復の差等、これらの差が非常に大きい。
エスパーと霊タイプでは種族値以上に性能差が段違いである。
技
- なみのり
- シャドーボール
- トリックルーム
- エナジーボール、冷凍ビーム、毒毒、雨乞い、痛み分け、守る等
技の上3つは確定で入る。後は相手のトリトドンを倒す為のエナジーボール、モロバレルが重いなら冷凍ビーム、不意打ちを透かしつつダメージを与える痛み分け、ポリゴン2への毒毒と対戦環境により使いわけるといいだろう。
配分
H207(252)
A65
B91(4)
C150(252+)
D125
S58(最遅)
素早さはトリル下でトドンの先手を取れる最遅、素のトドンは59で努力値を振る必要がない
持ち物
気合いの襷
持ち物と配分だがトリル使いの中でも弱点が多い為気合いの襷が第1候補
他はメンタルハーブや防塵ゴーグル等だが
カプ・コケコの10万、
カプ・テテフのサイコZ、
カミツルギの急所リーフブレード、
カプ・ブルルのウッドハンマー、
イベルタルのはたき落とす、
ルナアーラのシャドーレイ
等
耐久に振っても一撃で落とされるのが多く、混乱実や半減実など変に調整を考えるより遥かに発動率が高い。
そして相方の選択次第だが潮吹きの影響からか意外と挑発は撃たれない
弱点
ナットレイ
モロバレル
テッカグヤ(ワイドガード)
ポリゴン2(トレース)
トリトドン
ルンパッパ
ヌケニン
等
ナットレイやモロバレルがいる場合トリルは控えよう。
これらに対して対抗できる仲間を入れておきたい
ヌケニンは頑丈を移されると厄介なのでメレシーなんかが出てくる場合は要注意
パーティ例
トリトドン
ペリッパー
ルンパッパ
ライボルト
カビゴン
ナットレイ
カイオーガ
イベルタル
等
あくまで一例なので組み合わせは色々ある。
注意しておきたいのはルンペリの水技は半強制的に波乗りになるということ
トリトドンを場に出すと全体攻撃以外の水技は仲間の攻撃でも吸い取ってしまう為である。波乗り使いが多いといくら水半減でも横で相当なダメージを食らって非常に使い辛い、ヤドランやヤドキングが雨パに向いていない理由はここである。
以上
比較的簡単に作れてWCS通常ダブルで共通で使えるなかなか強力なコンボである。
ダブルを始めるとっかかりに如何だろうか?