ガオガエン- ポケモン育成論サンムーン

クッションとしてのガオガエン【補完】

2018/09/28 21:30 / 更新:2018/09/29 15:23

ガオガエン

HP:HP 95

攻撃:攻撃 115

防御:防御 90

特攻:特攻 80

特防:特防 90

素早:素早 60

ツイート4.554.554.554.554.554.554.554.554.554.55閲覧:20022登録:7件評価:4.55(10人)

ガオガエン  ほのお あく  【 ポケモン図鑑 】

性格
のんき(防御↑ 素早↓)
特性
いかく
努力値配分(努力値とは?)
HP:244 / 攻撃:60 / 防御:204
個体値:31-31-31-31-31-0
実数値:201-143-149-100-110-58 (素早さ比較)
覚えさせる技
ほのおのパンチ / おにび / とんぼがえり / はたきおとす
持ち物
バンジのみ

スポンサーリンク


このポケモンの役割
物理 / 受け
ルール
指定しない
登録タグ

考察

はじめに

初めての育成論投稿となります。今回は環境トップメタのミミッキュに対する切り返しのクッションとなりうる物理受けガオガエンの考察をしました。至らない点あればご指摘ください。

クッションとしての適正

最初に「クッション」をどう考えるかですが、「不利対面を後出しから切り返す可能性を持つ」ことだと考えます。
(こちらの育成論を参考にしました育成論ORAS・XY/1734)
したがって場に出すだけで相手の攻撃力を下げ、アドバンテージをとることができる威嚇という特性は非常にクッションとして優秀です。
さらにガオガエンはSが低くとんぼがえりを後攻で行うことで後続の無償降臨を補助することが可能です。
この論では

  1. 自分のポケモンの不利対面に後出し
  2. 威嚇込みでもう一度耐えて木の実でHPを確保→後攻とんぼがえり
  3. 裏のもう一体を出して有利対面

という動きを目指しました。

差別化について

ガオガエンと同じく特性に威嚇を持ち、とんぼがえりやボルトチェンジを使うことのできるポケモンは、ライボルト、レントラー、アメモース、ムクホーク、霊獣ランドロスが存在しますが、

  1. タイプによる耐性の違い
  2. ガオガエンはこの中で最も物理耐久が高い
  3. おにびを習得する
  4. Sが最も低く、後攻とんぼがえりを行える範囲が広い

以上の点で差別化を完了とします。

性格・努力値・持ち物

〇性格
コンセプトの一つである後攻とんぼがえりの範囲を広げるため、のんきを確定欄としました。

〇努力値

H244 A60 B204

HB:A+1特化ミミッキュの専用Z耐えて木の実発動
A:余り
HBを後出しからミミッキュに役割を遂行できるよう振って、残りをAに回したものを確定としました。後述する技構成次第では変わってくるかもしれません。

※S個体値について
S個体値によって微妙に変わってくるので言及しておきます。
・SがVの場合
クチートなどの無振り50族を抜くことが可能。上から鬼火や炎技を打てるようになるかもしれない。
・最遅の場合
最遅ギルガルドと同速。ブレードフォルムを攻撃できる可能性がある。
・20または21
無振りカバ抜かれ。とんぼで欠伸ループを切ることが出来る。オニシズクモやクワガノンなどの高火力アタッカーの上を取れる。(無振りならば)

正直、育て方次第ですし、厳選難易度も考えて最遅が無難だと思いますが、S関係が若干変わるため記述しました。(確定欄は最遅にしています)

〇持ち物
半分回復木の実で確定。これを持たせることで、

  1. ガエン後出し→ミミッキュ剣舞
  2. ミミッキュZ→ガエン耐えて半分回復してからおにび
  3. 剣舞orじゃれつく→とんぼで皮剥がして後続着地

のムーブが可能になります。

技構成

確定技

  • とんぼがえり

対面操作技。これによって威嚇を絡めてサイクルを回したり、こちらのエースを無償降臨させることができる。

準確定技

  • おにび

積み技のない物理アタッカーを腐らせたり、受けを安定させることができる。これがあればミミッキュに強く出られる。

  • 炎技(炎のパンチorフレアドライブor火炎放射)

それぞれ利点があるので、パーティーや好みで。
炎のパンチ・・・反動が無いため耐久調整が崩れない。
フレドラ・・・反動があるが高威力でナットレイを確1にできる。
火炎放射・・・炎のパンチより火力指数自体は低いが接触技でないので、ナットレイの鉄のトゲやゴツメ、ギルガルドのキンシ択を回避することが出来る。火炎放射採用時はCに努力値を振ることを推奨。

  • 悪技(はたきおとすorDDラリアット)

継戦能力が高いのはDDラリアットだが、裏に一貫しやすく、エースを止めてくるポリゴン2やラッキーに刺さるはたきおとすを確定欄としている。

選択肢

  • ほえる

起点回避や、鬼火を入れたあとに剣舞してくるポケに対して刺さる。イーブイバトンやゴーリ対策にも。

  • 挑発

起点回避に役に立つ。Sが低いためほえるの方が良いと思うが、有用な技ではある。

  • ねこだまし

打ち得な技だが、あまり技スペはない。

被ダメ

物理方面
A+1特化ミミッキュのポカポカフレンドタイム確2
84.1〜99.0%
A+1特化ミミッキュのじゃれつく確3
40.3〜47.8%
特化メタグロスの地震確2
54.7〜64.7%
特化霊獣ランドロスの地震確2
81.6〜91.5%
A-1特化霊獣ランドロスの地震確2
54.7〜65.7%
特化メガマンダのすてみタックル確2
58.7〜69.2%
A-1特化メガマンダのすてみタックル確3
39.3〜46.8%
A-1特化メガクチートのじゃれつく確3
38.8〜46.3%
特化メガバンギラスのストーンエッジ乱1
89.6〜105.5%(31.3%)
A-1特化メガバンギラスのストーンエッジ確2
59.7〜71.6%
A-1特化メガギャラドスのたきのぼり乱2
45.8〜54.7%
A-1特化ギルガルドの聖なる剣確3
33.8〜40.8%
A-1無振りカバルドンの地震ほぼ確3
32.8〜39.8%

特殊方面
特化カプテテフの眼鏡ムーンフォース確2
73.1〜86.6%
C252カプコケコの電気Z10万乱1
98.5〜116.4%(98.5%)
C252珠ゲッコウガの波乗り乱1
93.0〜110.0%(56.3%)
特化眼鏡ヒードランの大地の力確2
78.6〜92.5%

与ダメ(確定欄の努力値で計算)

はたきおとす
H252ギルガルドシールドフォルム
55.1〜65.9%
H252ポリゴン2
25.0〜29.7%

炎のパンチ
H252メガハッサム乱1
88.1〜104.0%(25.0%)
B特化ナットレイ確2
68.5〜81.8%
H252メガクチート確2
67.2〜81.6%

物理方面であれば、タイプ一致抜群もほとんど耐え、特殊方面も不一致抜群なら耐えることができ、多くの対面で行動することができます。
クッションとしての採用のため、最低限の火力しかなく、与ダメのダメ計はあまり多くはしません。何か要望があれば追記するかもしれません。

相性のいいポケモン

〇威嚇持ち飛行タイプメガボーマンダメガボーマンダランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ギャラドスギャラドス
いわゆる威嚇サイクル。ガオガエンのメジャー弱点の地面と格闘を半減以下で受けることができる。また鬼火でボーマンダやギャラドスの起点を作ることも可能。岩の一貫に注意。
〇ジャラランガジャラランガジャラランガ
頻繁に投げられるミミッキュにガオガエンが強く、ガオガエンの火力が低いために身代わりを残されてしまっても音技の専用Zで相手のディスアドに変えることが出来る点で優秀。

最後に

物理受けガオガエン、いかがでしょうか。環境トップメタに対して明確に役割を持てる点で、非常に強力なポケモンだと思います。個人的にも好きなポケモンなので、シングルでももっと流行って型が開発されるといいなぁなんて思っています。
初投稿で至らぬ点が多いと思いますが、評価ご指摘お願いします。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2018/09/29 15:23

ガオガエンの他の育成論を探す (10件) >>

こちらもオススメ
ガオガエンパパはわるものチャンピオン
いじっぱり / いかく / ガオガエンZ
HP:164 / 攻撃:196 / 防御:4 / 特防:20 / 素早:124
DDラリアット / フレアドライブ / ねこだまし / -
ガオガエン【威嚇も平気】特殊ガオガエン【ダブル】
ひかえめ / いかく / バンジのみ
HP:76 / 防御:4 / 特攻:252 / 特防:12 / 素早:164
ねっぷう / バークアウト / ねこだまし / オーバーヒート
ガオガエン祝☆威嚇解禁!サイクルガオガエン
いじっぱり / いかく / ガオガエンZ
HP:228 / 攻撃:172 / 防御:44 / 特防:60 / 素早:4
ねこだまし / フレアドライブ / DDラリアット / とんぼがえり

スポンサーリンク

コメント (7件)

  • ページ:
  • 1
18/09/29 07:04
1ロイヤルマスク
被ダメージに書いた役割対象のポケモンは与ダメージでも全員記載するべきです。
18/09/29 08:54
2DK (@fukwatari79)
何故でしょうか?今回のダメ計は物理ポケモンには交代読みで抜群を取られない限り、後出しから威嚇を入れてとんぼがえりを行えることを示しました。特殊に対しては、タイプ一致と不一致の抜群を比較してだいたいの特殊耐久ラインを示しました。
また、与ダメは抜群相手には最低限の火力があることを示すために記載しました。あくまでこのポケモンはクッション運用なため、相手にダメージとして負担をかけづらいことは記載してるダメ計から考慮していただけると思います。「これらは環境にも多く、仮想敵に入るだろうから追加して欲しい」「このポケモンにこの努力値振りやこの持ち物で計算しても環境に存在しないから意味が無い」というご指摘ならば修正させていただく所存ですが、理由を記述せず、ただダメ計を増やす方がいいというのはこのサイトの因習だと思っています。
理由があって修正を望まれているのであればそこの点を詳しく書いていただけると参考になります。
ご意見ありがとうございました。
18/09/29 08:56
3DK (@fukwatari79)
>>1さんに上で返答しました
18/09/29 13:41
4
ステロと地震でゴリゴリ削れること、寝ても威嚇は発動すること、炎でメガクチより速いことから最遅はあまり旨味が無いんじゃないかと思いました。

マンダやギャラへ後出しできるわけじゃ無いですし、役割対象筆頭のメガクチに抜かれてまでカバの下を取る利点があまり分かりませんでした。

それ以外は良い論だと思います。ミミッキュ以外に後出しが安定するポケモンを仮想敵一覧みたいな感じであると尚良いかと。
18/09/29 15:06
5DK (@fukwatari79)
>>4
裏に浮いてるポケモンがいる場合、序盤でカバルドンに地震を打たれたことがありません。もし地震が来てもメタグロスなどに役割をもてるHPは残りますし、欠伸ループによってステロダメージか睡眠かの二者択一を迫られた時、それを抜けられることはメリットになります。ステロ自体は撒かれると動きにくくなるため、他で予防できるといいですけどね。

クチートが少しでもSに振っていたら抜けませんし、上から確定が取れない、こちらの裏にクチートの攻撃を入れたくない、という意味でSを落とした方が使いやすかったです。また、ギルガルドのブレードフォルムには確1が取れる上、ギルガルドからは一撃で落とされないので、同速の方が弱保なども考えて有利だと思っています。補完としての立ち位置なので、結局はパーティーによって調整するといいと思います。

ダメ計を見るとわかりますが、マンダやギャラへの後出しは可能です。このコメントで触れた新たなポケモンのダメ計は追記しておきます。また役割対象のリストについても検討しておきます。

論内で全て説明出来ず、コメントで長々と補足をしてしまい申し訳ありません。随時改善していきます。コメントありがとうございました。
18/09/29 19:08
61
確かにそうですね、意見が大雑把過ぎました。すみません。
どのポケモンなら後出しから倒せるのかということを記載した方が良いと思った所存です。
18/09/30 02:10
7DK (@fukwatari79)
>>6
本論では後出しから相手のポケモンを倒すことを目的としていないため、タイプ上とんぼがえりを打つよりもアドが取れる相手への与ダメのみ記載しています。
ご意見ありがとうございます。
  • ページ:
  • 1

削除キー:


コメントを投稿

補足やアドバイス、間違いの指摘などにお使いください(半角5000文字まで)。育成論に直接関係のないコメントは書き込まないでください(育成論を求めてこのページを訪れたエンドユーザーに関係のない書き込みすべてが削除対象です)。また、育成論の削除を強要することは運営ポリシー違反であり運営妨害です。削除が必要かどうかは管理者が判断しますので、管理者に直接ご連絡ください。

※評価はポケ徹サービスにログインする必要があります。

名前: 

本文:

削除キー:


この育成論のフォークを投稿する >>

修正・削除

この育成論を修正あるいは削除する場合は、管理用パスワードを入力して「修正・削除」ボタンをクリックしてください。