はじめに
ふりゃいごんと申します。
7回目の投稿となります。よろしくお願いします。
今回はモジャンボの育成論を書いていきたいと思います。
モジャンボの採用理由1"先発性能"
⒈対カバルドンカバルドン
リーフストームをZ技化することで一撃で倒すことができます。
カバルドンは一度でも行動させるとステロやあくびなど、最低限の仕事をされてしまうので、一撃で倒すことが重要です。
⒉対キノガッサキノガッサ
くさタイプの耐性によりキノコのほうしを受けません。また、トップクラスの物理耐久を持つためマッハパンチやがんせきふうじではビクともしません。
個人的に、この2体カバルドンキノガッサが同じパーティに入っていると読み負けた時に先発で荒らされてしまい、展開が不利になることが多いです。そうした中でこの2体を同時に対策できるポケモンを探した結果、モジャンボが見つかりました。
その他に先発に出されやすいカプ・コケコランドロス(霊獣)ガブリアスなどにもタイプ相性上やや有利といったところで、総じて先発に出されやすいポケモンに対して強いと言えます。
先発性能においてはくさタイプの耐性が全て活きています。
モジャンボの採用理由2"サイクル性能"
⒈高い物理耐久と耐性
物理耐久はH100-B125とくさタイプで最も高く、スイクンを超えカバルドンにも迫るものです。
また、既に少し触れましたがくさタイプというのは優秀な耐性で、サイクル戦の中でも活きます。特に"じしん半減"というのが良いです。くさ単タイプは使いにくいという考えも捨てて下さい。例えば、鋼を複合しているナットレイはじしんが等倍、格闘技が抜群だったり、フェアリーを複合しているカプブルルは鋼が抜群だったりと、必ずしも複合タイプが優秀とは言い切れません。
⒉多くの回復手段
特性さいせいりょくに加え、やどりぎのタネ、こうごうせい、ギガドレインと、回復技のバリエーションが豊富です。これもくさタイプならではの強みと言えるでしょう。
これらのことから、モジャンボはサイクル戦においても力を発揮できるポケモンと言えます。
以上を踏まえ、型考察に移ります。
持ち物
クサZ
"カバルドンを一撃で落とす"というのが今回のコンセプトのため、これで確定とします。副次的に、はたきおとすにも強くなります。
特性
さいせいりょく
交代する度に回復できる優秀な特性です。
サイクル戦に非常に噛み合っています。
他の2つは晴れ下でしか発動しないため候補外です。
性格と努力値
ずぶとい
0-0-252-252-4-0
物理耐久を重視して防御に振り切りました。これだと実数値がH175-B194となり耐久指数上は効率の悪い振り方となります。実際に、H185-B184と振り分けた方が物理耐久のみを見ても高くなるのですが、ギガドレインの回復効率を重視してこの配分にしました。
Cには明確な調整意図はないものの、後述のダメ計を見てもらえればお分かり頂けると思いますが、これ以上下げると心許なくなり、これ以上上げてもオーバーキルと感じました。
つまり、この調整が絶対ではないということです。もし数値をいじる場合はカバルドンをZリーフストームで確1の無補正12振りは確保することを推奨します。
技構成
- 確定技
⒈リーフストーム
Z技化することでカバルドンを一撃で倒せます。
その他にも等倍ならかなりのダメージを見込めます。
それ以外でも撃ち逃げに適しており、サイクル戦と相性が良いです。
Z技化でD特化カバルドン 133.9〜159.0%
無振りメガミミロップ・ミミッキュ 109.2〜129.2%
⒉ギガドレイン
さいせいりょくと合わせて、しぶとく戦うことができます。
草技2つになりますが、撃ち合いのギガドレイン、とどめ・撃ち逃げのリーフストームと住み分けができているため問題ないです。
無振りギャラドス 34.1〜40.5%
無振りメガギャラドス 54.1〜64.7%
無振りドリュウズ 43.7〜51.8%
無振りカプコケコ 50.3〜60.0%
無振りキノガッサ 31.1〜37.7%
- 選択技1(対鋼サブウェポン)
⒈めざめるパワー炎(推奨)
ナットレイなど鋼タイプへの打点となります。
H振りナットレイ 61.8〜72.9%
H振りメガハッサム 70.0〜83.6%
H振りテッカグヤ 30.3〜36.2%
H振りギルガルド 26.3〜32.3%
無振りメガルカリオ 56.5〜67.5%
⒉きあいだま
メガルカリオ確1は気合玉にしかない魅力ですが、相手が特殊型だった場合や命中不安を考慮すると安定しません。他にもブルル→ドランの交代読み等で使えなくもないですが、基本的にはめざ炎の方が有用です。諸事情でめざ炎厳選ができない方はこちらを採用して下さい。
無振りメガルカリオ 111.7〜132.4%
H振りヒードラン 58.5〜69.6%
- 選択技2(補助技)
⒈しびれごな
素早さを奪い、起点化を防げます。
⒉はたきおとす
持ち物を落とせます。
⒊やどりぎのタネ
交代読みで負担をかけていけます。
- その他
他にもこうごうせい、ヘド爆、めざ氷、めざ地、地震、岩石封じ、岩雪崩、眠り粉等、優秀な技が揃いますが全て紹介すると論が煩雑になり兼ねないのでカットします。
被ダメ
A振りキノガッサのマッハパンチ 12.5〜15.4%
A特化ランドロスのとんぼがえり 34.2〜41.1%
無振りナットレイのジャイロボール 15.1〜18.3%
A振りカミツルギのスマートホーン 27.4〜32.5%
A振りマンムーのつららばり 34.2〜102.8%
A振りメガルカリオのインファイト 52.5〜62.8%
A振りメガミミロップのとびひざげり 41.1〜48.5%
A振りメガギャラドスの1舞こおりのきば 44.5〜53.7%
A特化ミミッキュの1舞ミミZ 98.2〜116.5%
A振りメガバンギラスの1舞ストーンエッジ 53.7〜64.0%
C振りカプコケコのマジカルシャイン 53.1〜63.4%
C振りカプレヒレのムーンフォース 63.4〜75.4%
ライバルとの比較
カプ・ブルルジャローダフシギバナ
これらのライバルには物理耐久で大きく勝り、また特性さいせいりょくも合わさってサイクル戦に強いというところがモジャンボの優位点になります。
得意不得意(レート30位以内)
- ⒈得意な相手(左から楽な順)
キノガッサカバルドンナットレイカミツルギメガギャラドスランドロス(霊獣)ガブリアス
- ⒉打ち合えるが打ち負ける(左から楽な順)
カプ・コケコカプ・レヒレメガガルーラバンギラスミミッキュマンムーグライオンメガメタグロスメガルカリオメガクチートテッカグヤ
- ⒊歯が立たない相手(右に行くほどきつい)
ギルガルド(シールド)カプ・テテフポリゴン2メガゲンガーゲッコウガメガバシャーモ
- ⒋起点にされる相手(右に行くほど危険)
ボルトロス(霊獣)ヒードランウルガモスアーゴヨンメガリザードンYメガボーマンダメガリザードンX
苦手な相手が多いですが、⒉の相手には再生力を活かして戦えば勝機はあり、⒊⒋のポケモンにも交代際にしびれごなを当てれば弱体化させた状態で、後続に繋ぐことができます。
- 相性の良いポケモン
スカーフウツロイドウツロイド
モジャンボを起点にしてくるメガリザードンX、メガリザードンY、ウルガモス、ボルトロスを後出しから処理できます。その他の特殊相手にも後出しがしやすいです。
- おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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