はじめに
ふらいごんと申します。
4回目の投稿となります。よろしくお願いします。
今回はラプラスの育成論を紹介していこうと思います。
ラプラスの採用理由1
いきなりですが、ラプラスの採用理由から書いていこうと思います。
下記の2体を同時に、かつ完璧に対策できるポケモンとしてラプラスを選びました。
これだけでも採用の価値があると思います。
- 対オニゴーリオニゴーリ
犯罪ポケモンと言われる代表格であるオニゴーリに強いです。
・こおりタイプにより絶対零度無効
・守る身代わりを貫通するほろびのうた
・フリーズドライくらいなら何発か受かる耐久
これらの点からオニゴーリを流すことができます。
以前ゴーリ対策にはすりぬけで毒を入れる輝石ゴルバットを使っていたのですが零度連打で結局倒されてしまうのです。なので零度無効は非常に大きい点です。
麻痺を入れられようとムラっけで回避率を上げられようとあまり関係ないのも魅力的です。
- 対カバルドンカバルドン
カバルドンも隙を見せるとステロ+あくび連打をしてくる面倒なポケモンです。
このカバルドンに対してもZ技を使うことで何もさせずに一撃で処理できます。
また、カバルドンが逃げた際にも水+フリーズドライの優秀な技範囲により後続のポケモンに大きな負荷をかけることができます。
ラプラスの採用理由2
こちらはおまけ程度になります。
フリーズドライでペリラグに一方的に4倍弱点をつけます
- 対バトンパイーブイ
オニゴーリと同じように滅びの歌で流せます。せっかく使ったイーブイZも水の泡です。
先ほどオニゴーリを犯罪者呼ばわりしましたが、もし絶対零度を採用した場合はラプラスも絶対零度連打により耐久ポケモンに圧力をかけることが可能です。身代わりを貼ってくるグライオンやテッカグヤに対しても広い技範囲で身代わりを残すことを許さず、起点にされません。
- そこそこのタイマン性能
上に挙げた相手以外にも優秀な技範囲と高めの耐久により腐りにくいです。
ちなみに水技+フリーズドライを両方半減以下にできるのは
ルージュラ(かんそうはだ)、ジュゴン(あついしぼう)、トドゼルガ(あついしぼう)、ヌケニンの4体のみとなります。
以上のことを踏まえて型考察に移ります
技構成
- 確定技
1.ほろびのうた
対オニゴーリ。この型のコンセプトなので確定です。
2.なみのり(スーパーアクアトルネード)
対カバルドン。こちらもこの型のコンセプトなので確定です。
命中不安のハイドロポンプでは毒or宿り木+身代わりを使ってくるギルガルド、ヒードラン、テッカグヤの起点にされる恐れがあるため今回はなみのりでいきます。
与ダメ
Z技化でD特化カバルドン 100.4〜118.1% 確1
Z技化で無振りカプコケコ 105.5〜124.8% 確1
Z技化で無振りボルトロス 94.1〜111.6% 乱1
Z技化で無振りメガ前ルカリオ* 110.3〜131.0% 確1
Z技化でH振りメガゲンガー 86.8〜102.9% 低乱1
ドリュウズ 95.1〜113.5% 乱1
H振りテッカグヤ 30.8〜36.7% 身代わりが壊せる
H振りギルガルド 26.9〜32.3% 身代わりが壊せる
無振りマンムー 100.5〜120.0% 確1
*対面からでは勝てませんがカバルドンを無償突破されるのを嫌って交代してきた場合を想定しています。
3.フリーズドライ
水にも抜群をとれるのでより多くの相手と戦いやすくなります。
無振りメガボーマンダ 127.0〜150.5% 確1
無振りアーゴヨン 85.1〜101.3% 超低乱1
H振りカプレヒレ 45.1〜54.2% 乱2
H振りドヒドイデ 45.8〜54.7% 乱2
霊獣ボルトロス 75.3〜90.9% 確2
無振りメガギャラドス 47.0〜56.4% 乱2
H振りチョッキランドロス 81.6〜97.9% 確2
- 選択技
1.こおりのつぶて
何かと便利な先制技です。
絶対零度と選択になります。
ダメ計はAに下降補正がかからないものを載せます。
無振りドリュウズ 11.3〜13.5% なみのりと併せて倒せる
無振りアーゴヨン 24.3〜29.7% フリドラと併せて倒せる
無振り霊獣ボルトロス 35.0〜42.8% フリドラと併せて倒せる
H振り霊獣ランドロス(威嚇込み) 32.6〜38.7% フリドラと併せて倒せる
2.ぜったいれいど
耐久ポケモンに強くなります。どうしようもない時の最後の賭けとしても使えます。D特化輝石ラッキー 100% 確1
3.うずしお
うずしおには"くろいまなざし"や"かげふみ"のように相手を拘束する追加効果があります。これを使ってうずしお→ほろびのうたで耐久型のポケモンを倒すことができます。
こおりのつぶてvsぜったいれいど(orうずしお)
難しい選択ですね。どちらをとるかで見れる相手が変わってきます。
- こおりのつぶて
なみのりorフリーズドライでギリギリ残った相手を仕留めることができます。
ドリュウズマンムーガブリアスランドロス(霊獣)ボルトロス(霊獣)アーゴヨン
- ぜったいれいど
耐久ポケモンに対し試行回数を稼げます。
クレセリアラッキーナットレイ
- うずしお
絶対零度で見れる相手に加えて
エアームド
こう並べてみるとつぶて優位に見えますが、
どちらをとるかはパーティ次第です。
性格と努力値
れいせいorひかえめ
140-0-0-228-140-0
まずはカバルドンを一撃で落とす火力を確保します。
なみのりZでカバルドンを落とすにはCに補正有り+228振りが必要です。
その後の耐久の振り分けですがまずは砂ダメや毒ダメを考慮してHPを16n-1調整。
かつ、できるだけ耐久指数が高くなるHP=B+Dに近づけました。
D振りはオニゴーリ意識です。
性格はこおりのつぶてを採用する場合は冷静を選択して下さい。
もしもっと優れた配分があればコメント欄にてご指摘頂ければと思います。
- 素早さについて
(実数値)
控えめで個体値31【80】
最速オニゴーリ(S-2)オニゴーリ【72】
冷静で個体値28or29【71】
無振り50属メガクチートマリルリベトベトン(アローラ)【70】
冷静で個体値24or25【69】
無振りカバルドンカバルドン【67】
実数値71でS2段階ダウンオニゴーリ抜かれ調整と無振り50属抜きです。
実数値69でトリル下無振り50属抜きです。
ここまで下げて少しSに振ったカバルドンに抜かれる、なんてことにはならないようにご注意下さい。
オニゴーリに抜かれるメリットは滅びの歌で倒れる順番があちらが先になることです。
ラス1でゴーリのSがたまたま2段階下がっていた時にはこの調整が勝敗を分けます。
が、そんな調整面倒だという方はやらなくても大丈夫だと思います。
私もこの調整はしてませんが一応、完璧にしたいという方のために書きました。
特性
シェルアーマー
ちょすいがメジャーですが、もともと水技は半減なうえ、今回はガンガン受け出しをしていくようなサイクル戦を想定していないため基本はシェルアーマーとします。
雨パや水Zカプレヒレ、激流ゲッコウガなどへの後出し運用を重視するようであれば、ちょすいも選択肢に入ります。
持ち物
カバルドンを確1にすることが今回のコンセプトなので基本は水Zで確定です。
ただし、絶対零度を選択する場合はZ技化することでZなみのり以上の威力が出るので氷Zも選択肢に入るのですが基本は水Zを推奨します。
カバルドンが逃げていく際に、ボーマンダなど水Zを半減で受けられるポケモンにはタイマンで勝てるように調整してあるのに対し、氷Zを半減で受けてくるルカリオやギルガルドには無力です。水Zを推奨する理由はこれらの相手に通りが良いためです。
被ダメ
- 物理方面
メガボーマンダ砂ダメ+A特化メガボーマンダのすてみタックル
78.4〜92.8%+5.8% 確定耐え
ドリュウズ砂ダメ+A特化ドリュウズのZアイアンヘッド
83.4〜98.2+5.8% 乱数耐え
マンムーA特化マンムーのじしん
51.1〜60.5% 確定耐え
ランドロス(霊獣)A特化霊獣ランドロスのじしん
55.1〜65.0% 確定耐え
メガギャラドスA振りメガギャラドスのかみくだく
41.7〜49.7% 2発耐え
- 特殊方面
オニゴーリオニゴーリのフリーズドライ
17.9〜21.5% こちらに有利な乱数で5発耐え
ボルトロス(霊獣)C特化霊獣ボルトロスの10万ボルト
75.3〜88.7% 確定耐え
アーゴヨンC振りアーゴヨンのZ流星群
66.3〜78.4% 確定耐え
カプ・コケコC振りカプコケコのフィールド下10万ボルト
75.3〜89.6% 確定耐え
カプ・レヒレC特化カプレヒレのムーンフォース
29.5〜34.9% こちらに有利な乱数で3発耐え
- その他
キャモメメガラグラージC特化ぺリッパーのぼうふう+A特化メガラグラージのじしん
34.0〜40.3%+56.5〜66.3% こちらに有利な乱数で耐える
キャモメキングドラC特化ぺリッパーのぼうふう+C特化キングドラのZ流星群
34.0〜40.3%+59.6〜70.4% ややこちらに不利な乱数で耐える
運用
1.対オニゴーリオニゴーリ(+ジャローダ+ミミッキュ)
相手のパーティにオニゴーリがいたら2番目以降に選出します。
他のポケモンでオニゴーリの取り巻き達と適当に戦って、オニゴーリが出てきたらラプラスを後出しします。そして滅びの歌で流します。取り巻きを2体とも倒したらラス1になったオニゴーリに滅びの歌を打って終了です。取り巻きに削られないようにラプラスのHPは大事にするようにして下さい。
2.対カバルドンカバルドン(+ドリュウズ+メガボーマンダ)
相手のパーティにカバルドンがいたら先発で出します。
水Zでカバルドンを倒したら2体目にもできるだけ負荷をかけて仕事終了です。
カバルドンが逃げていったら引き先がZ技を受けるので有利に戦えるはずです。
もしも出し負けて不利なポケモンと対面した場合も完全に腐ることは少ないと思います。
ただ、キノガッサに対してはナットレイなど胞子無効ポケモンを裏に選出しておくことをオススメします。
3.対ペリラグキャモメ
雨パにはいつ出しても活躍すると思います。
ただし、ちょすいでない場合は先発か死に出しが無難です。
ぺリラグと対面したらフリーズドライが安定です。
ナットレイその他草枠と対面したら逃げましょう。絶対零度採用の場合でもペリラグへの役割が残っているうちは大切にした方が良いです。
コケコその他電気枠と対面した場合も逃げましょう。後ろに地面タイプか電気無効特性持ちがいると心強いです。
4.対バトンパイーブイ
オニゴーリ対策の時と同じように2番目以降に選出します。
イーブイやフワライドなどのバトン要員が出てきたら後出しして滅びの歌を打ちます。滅びの歌はバトンタッチで引き継がれるのでこれで終了です。
5.対リサイクルカビゴン、ベトベトン、ピクシーカビゴンベトベトン(アローラ)
こちらもオニゴーリ対策の時と同じく2番目以降に選出しましょう。
これらのポケモンが出てきたら後出しして滅びの歌で流すか零度がある場合は零度連打でも良いでしょう。
6.対受けループラッキードヒドイデメガゲンガー
(絶対零度を採用する場合のみ)
受けループの場合は先発に出して零度を連打し崩しにいきます。
PPは足りなくなりがちなのでMAXの8にしておくようにしましょう。
ただ、グライオンやドヒドイデなどにはフリーズドライ、メガゲンガーには水Z、2vs1になったら滅びの歌など臨機応変に戦って下さい。
おわりに
以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
何かございましたらコメントにてご指摘お願いします。
ぺリッパーのアイコンが何故か表示できないのでキャモメで代用しています。
お許しを…!笑