はじめに
ふらいごんと申します。
3回目の投稿となります。よろしくお願いします。
今回はメガラティアスの育成論を紹介していこうと思います。
メガラティアスの性能
- 種族値
80-100-120-140-150-110
メガ進化することで防御、特攻、特防がバランス良く伸び、火力、耐久、スピード全てにおいて高い数値を持つポケモンとなります。
- タイプ相性
弱点 フェアリー こおり ゴースト あく ドラゴン むし
耐性 かくとう ほのお でんき みず くさ エスパー
無効 じめん
抜群といまひとつがどちらも6個ずつです。加えて特性ふゆうにより型破りを除く地面技を無効化できます。4倍弱点はありません。
いわゆる、多耐性多弱点ってやつですね。受け出しできる相手が多いためサイクル戦に参加しやすいです。
- 技範囲
一致技のドラゴン技とエスパー技に加えて水技、電気技、氷技、ゴースト技、さらには草技まで使えます。ドラゴンタイプとしては珍しく炎技を覚えない点が玉に瑕ですが、総じて技範囲も優秀と言えるでしょう。
- 補助技
補助技もエスパータイプらしく、優秀なものが揃います。
自己再生、瞑想など自身の戦闘力を高める技もあれば両壁、でんじは、追い風、癒しの願いなど後続サポートに向く技もあります。
- まとめ
このようにラティアスは何でもこなせる万能のポケモンと言っても過言ではないでしょう。
それゆえに様々な型が存在しますが、今回は耐性の多さと回復技を活かしたサイクル戦向けの型を考察していきます。
性格と努力値
臆病HS252振り、余りB振り
252-×-4-0-0-252
Sはすぐ下にメジャーなポケモンがいるので最速にしました。余裕を持って受け出ししたいのと、Cは無振りでも実数値160と最低限はあるので、残りはHに振り切りました。
- 最速じゃないと抜けない主なポケモン
カミツルギ
メガボーマンダ
ウツロイド
ガブリアス
ボルトロス(霊獣)
メガリザードンX
メガリザードンY
ウルガモス
メガガルーラ
サザンドラ
特性と持ち物
それぞれふゆうとラティアスナイト以外選択肢がないです。
技構成
- 確定技
自己再生
これを使うことでしぶとく戦えるので確定技です。
効果が全く同じ羽休めもあります。エフェクトの好みで選びましょう。ちなみに私は自己再生派です。
- 準確定技
攻撃技は基本自由ですが、選択技が多すぎるため使用頻度が高かったサイコキネシスとれいとうビームを準確定技としました。
サイコキネシス
バシャーモやミミロップ、ゲンガーなどに弱点をつけます。
また、りゅうせいぐんを除けば等倍相手には最高火力になります。
与ダメ
無振りメガバシャーモ 105.8〜125.1%
無振りメガミミロップ 100.0〜120.0%
無振りアーゴヨン 118.9〜141.8%
無振りメガゲンガー 106.6〜125.9%
H振りメガゲンガー 86.2〜101.7%
無振りFCロトム 51.2〜60.8%
H振りメガフシギバナ 62.0〜74.8%
H振りドヒドイデ 64.9〜77.7%
無振りメガルカリオ 62.7〜74.4%
無振りメガルカリオ(D-1) 93.1〜110.3%*
無振りミミッキュ 50.7〜60.0%
無振りカプコケコ 58.6〜70.3%
無振りウツロイド 58.6〜69.5%
*インファイトに受け出した場合、相手の特防が下がっているため。
れいとうビーム
ランドロスをはじめとした氷4倍勢やボルトロスに強くなります。
与ダメ
無振り霊獣ランドロス 134.1〜158.5%
H振りチョッキ霊獣ランドロス 75.5〜89.7%
無振り霊獣ボルトロス 71.4〜84.4%
無振りメガボーマンダ 117.6〜138.8%
D特化メガボーマンダ 69.3〜83.1%
D特化グライオン 85.7〜103.2%
無振りカミツルギ 79.8〜94.0%
無振りドリュウズ 34.5〜41.0%
H振りサンダー 50.7〜59.8%
- 選択技
残り1つはパーティに合わせてお選び下さい。
りゅうのはどう
安定した龍技です。HDマンダの羽休めによる受けがギリギリ追い付きません。
与ダメ
無振りメガリザードンX 95.4〜113.7%
D特化メガボーマンダ 50.4〜59.4%
10万ボルト
テッカグヤやカプレヒレに対する打点となります。
ただしレヒレとは打ち合っても勝てないので最後の一押し程度とお考え下さい。
与ダメ
H振りテッカグヤ 44.1〜52.9%
H振りエアームド 70.9〜83.7%
H振りカプレヒレ 41.8〜49.7%
H振りマリルリ 53.1〜62.8%
H振りアシレーヌ 42.7〜51.3%
無振りギャラドス 105.8〜127.0%
無振りメガギャラドス 43.5〜51.7%
シャドーボール
ギルガルドやメガメタグロスに対する打点となります。
与ダメ
無振りメガメタグロス 49.0〜58.0%
H振りギルガルド 34.7〜41.9%
りゅうせいぐん
最高火力の技です。打った後に隙ができますが、りゅうのはどうのメガリザードンXへのダメージを見て不安に思った方はこちらを。
与ダメ
無振りメガリザードンX 146.4〜173.8%
D特化メガボーマンダ 75.2〜89.1%
なみのり
ドリュウズに強くなります。
また、めざパ以外でのヒードランへの打点になり、身代わりを残させないくらいのダメージは出ます。
与ダメ
無振りドリュウズ 69.1〜82.1%
H振りヒードラン 44.4〜52.5%
D特化ヒードラン 32.3〜38.3%
くさむすび
草4倍勢や重い相手に。カバルドンをギリギリ確2にできますがオボンがあると無理です。
与ダメ
D特化カバルドン 50.2〜59.5%
無振りメガギャラドス 57.6〜68.2%
無振りギャラドス 35.8〜42.3%
めざめるパワー炎
ナットレイやハッサムへの打点となります。
また、テッカグヤ対してはD特化でなければ身代わりを割ることができるので起点にならずに済みます。
与ダメ
H振りナットレイ 61.8〜72.9%
H振りメガハッサム 70.0〜83.6%
H振りテッカグヤ 29.4〜35.2%
D特化テッカグヤ 21.5〜26.4%
サイコショック
瞑想持ちや防御が低い相手にはサイコキネシスより入ります。ただし、ラッキーは無理です。基本的には威力が高いサイコキネシスで良いでしょう。
与ダメ
H振りカプレヒレ 30.5〜36.1%
補正有りB振り輝石ラッキー 24.0〜28.6%
無振りバシャーモ 94.1〜112.2%
H振りメガゲンガー 87.4〜104.1%
無振りメガミミロップ 91.4〜108.5%
無振りウツロイド 118.4〜140.2%
どくどく
ポリ2が重い場合などにあったら便利かもしれません。
- 候補外の技
他にも瞑想や癒しの願いなど優秀な技はありますが、この型のコンセプトとは異なるため候補外とします。
被ダメ
- 物理方面
A特化メガバシャーモのとびひざげり 32.0〜38.5%
A振りメガルカリオのインファイト 33.6〜40.1%
A振りメガルカリオのコメットパンチ 51.3〜60.9%
A振りメガミミロップのおんがえし 40.6〜48.6%
A振りメガギャラドス(A+1)のこおりのキバ 57.7〜68.4%
A特化ミミッキュ(A+2)のかげうち 54.5〜64.1%
A特化メガハッサムのとんぼがえり 67.3〜80.2%
A特化メガボーマンダ(A+1)のおんがえし 85.0〜100.0%
A振り型破りドリュウズのじしん 40.6〜48.1%
A振りカミツルギのスマートホーン 35.2〜41.7%
A振りキノガッサのがんせきふうじ 24.0〜28.3%
- 特殊方面
C振りカプコケコのマジカルシャイン 42.7〜51.3%
C振りメガゲンガーのシャドーボール 62.0〜74.8%
C振りメガゲンガーのたたりめ 102.6〜121.9%
C特化メガリザードンのめざ氷 34.2〜40.6%
C振り霊獣ボルトロスのめざ氷 28.8〜34.2%
C振りアーゴヨンのりゅうせいぐん 83.4〜99.4%
C特化カプレヒレのムーンフォース 54.5〜65.2%
C振り変幻自在ゲッコウガのれいとうビーム 51.3〜60.9%
運用
相性補完に優れる味方と組ませてサイクル戦に組み込むことを想定しています。
バシャーモなどはこちらに有効打がないため引くことが多く、その際に広い技範囲を活かして、裏のポケモンを意識した選択ができると、より相手に負荷をかけることができると思います。これが瞑想型にはない利点の一つですね。
相性の良い味方
ポリゴン2 メガラティアス+
ポリゴン2
こちらの苦手なゴーストを無効化してくれ、
あちらの苦手な格闘を半減できます。
あとは、私が使っている並びになりますが、
ガオガエン、ナットレイと組ませるのも中々使いやすいです。メガラティアス+
ガオガエン+
ナットレイ
ガオガエン+ナットレイに一貫する格闘をラティアスで、
ラティアス+ナットレイに一貫する悪、ゴースト、氷をガオガエンで、
ラティアス+ガオガエンに一貫する岩、フェアリー、ドラゴン、ノーマルをナットレイでそれぞれ見ることができます。
ガオガエンの育成論も併せてお読み頂ければと思います。ガオガエン(育成論サンムーン/1397)
おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございました。
何かご意見がありましたらコメント欄にてご指摘頂ければと思います。