はじめに
ふらいごんと申します。
2回目の投稿となります。よろしくお願いします。
今回はガオガエンを紹介していきます。
ランドロスとの比較
私はガオガエンの威嚇が解禁された時に考えました。
"第2のチョッキランドロス"になれるのではないかと。
- 種族値
まずはガオガエンとランドロスの種族値をご覧ください。
ガオガエンガオガエン 95-115-90-80-90-60
ランドロス(霊獣)ランドロス 89-145-90-105-80-91
このように攻撃と素早さでランドロスに差をつけられていますが耐久面ではガオガエンの方が少し優っています。
- 耐性
ガオガエンガオガエン エスパー×、悪、ゴースト、炎、氷、草、鋼
ランドロス(霊獣)ランドロス 地面×、電気×、格闘、虫、毒
全く違いますね。
ランドロスの耐性は優秀ですがガオガエンも負けていません。
通りの良い悪とゴースト、メジャーな炎と氷を半減できます。あとは、エスパー無効から拘っているテテフのサイキネを牽制できたりと独特な強みを持ちます。
- 習得技
ガオガエンチョッキガオガエン じしん 叩き落とす とんぼがえり 炎のパンチ
ランドロス(霊獣)チョッキランドロス じしん 叩き落とす とんぼがえり 岩石封じ
似てますね。もちろん一致技の威力で差が出ますが。
どちらも叩き落とす、後攻とんぼがえりによる後続サポートが優秀です。
ガオガエンは炎技、ランドロスは岩石封じを覚えるのが違いになります。
鋼に強いガオガエン、飛行に強い+S操作による後続サポートができるランドロスといったところでしょうか。
- 状態異常耐性
ガオガエンはおにび無効
ランドロスはでんじは無効。ただし蛇睨みは効きます。
それぞれ違った強みになりますが、チョッキ型の場合は素早さダウンがそこまで痛手になることはないのでガオガエン優位と言えるでしょう。
- まとめ
見て頂いた通りランドロスとの共通点が多いです。
ランドロスがあそこまで戦えるのだからガオガエンもいけるはず…!
では比較はここまでにして型考察にいきます。
役割
固有の耐性や優秀なサポート性能を活かしてサイクル戦に参加するのが役割になります。一応、同タイプにヘルガーがいますが、種族値配分が全く異なるため住み分けできています。
とりわけ、ゴースト耐性によりギルガルドやゲンガーに強く出れます。
性格と努力値
いじっぱりHA振りをベースとして調整してます。
244-220-4-×-12-28
・H奇数
・D>B(ダウンロード対策)
・Sは4振り61属(テッカグヤ、バンギラス)抜き抜き
・余りA
S調整の抜き抜きとかは考えていたらキリがないので放棄するのもありっちゃありです。
持ち物
とつげきチョッキ
特殊相手に強気に繰り出せるようになります。
耐性とも噛み合っており、具体的には元々有利なギルガルドやゲンガー、ジャローダ等に対して更に有利になり、チョッキなしではこちら側の消耗が激しくなるライボルトやヒートロトムなどに対しても繰り出し回数を増やせるようになります。
特性
いかく
繰り出し時に相手の攻撃を下げてくれる優秀な特性です。得意な相手は特殊方面に多いのですが後続のサポートにもなったりと便利なのでこちらで書きます。
技構成
4つとも使用頻度が高いため基本はこれで確定とします。
他に入れて欲しい技がある場合はコメント欄にてご指摘お願いします。
- 叩き落とす
相手の持ち物を排除できるのは大きい。
また、持ち物が落ちなかった場合もメガ石、もしくはZクリスタル持ちという情報が得られます。
与ダメ カッコ内は持ち物を叩き落とした時のダメージ
無振りメガゲンガー 99.2〜120.0%
H振りメガゲンガー 80.2〜94.6%
無振りメガメタグロス 51.6〜61.9%
H振りギルガルド 47.9%〜57.4%(69.4〜82.6%)
H振りテッカグヤ 26.4〜31.3%(39.7〜47.0%)
無振りメガリザードンY 43.7〜52.9%
無振りカプテテフ 47.5%〜56.5%(71.0〜84.8%)
無振りFCロトム 41.6〜50.4%(62.4〜74.4%)
- 炎のパンチ
鋼タイプに対する打点になります。
フレアドライブは反動を受ける点でこの型とは相性が悪いように思います。
どうしても威力が欲しい場合以外は炎のパンチを推奨します。
与ダメ
無振りメガメタグロス 58.0%〜69.6%
H振りテッカグヤ 61.7〜73.5%
B特化テッカグヤ 44.1〜52.9%
H振りナットレイ 112.7〜134.8%
B特化ナットレイ 86.1〜101.6%
H振りメガクチート(威嚇無し) 66.2〜80.2%
H振りメガクチート(威嚇込み) 45.8〜54.7%
無振りカミツルギ 152.2〜182.0%
H振りジャローダ 73.6〜86.8%
- じしん
ギルガルドのキングシールド択に強くなります。
他にもヒードランやカプコケコに。
与ダメ
H振りギルガルド 47.9〜57.4%
無振りカプコケコ 89.6〜106.2%
H振りヒードラン 109.0〜129.2%
無振りメガリザードンX 67.9〜81.0%
無振りアーゴヨン 98.6〜116.2%
無振りメガライボルト(威嚇無し) 93.7〜110.3%
無振りメガライボルト(威嚇込み) 62.0〜74.4%
H振りバンギラス 50.2〜59.9%
無振りメガバンギラス 45.7〜54.8%
- とんぼがえり
交代読みで打てれば有利対面を作れます。
与ダメ
無振りサザンドラ 52.6〜62.2%
無振り水ロトム 30.4〜36.0%
その他の技
フレアドライブ
ガオガエン最大火力の技です。反動を厭わない場合に。
フレアドライブにすることで一撃で持っていける相手を中心に書きます。
H振りメガクチート(威嚇無し) 107.0%〜127.3%
H振りギルガルド 86.2〜101.7%
H振りテッカグヤ 89.2〜105.8%
B特化ナットレイ 134.8〜161.3%
無振りメガメタグロス 92.9〜109.6%
H振りジャローダ 116.4〜138.4%
無振りミミッキュ 93.0〜110.7%
DDラリアット
叩き落とすよりも威力が安定しますが道具排除に加えてZ技の有無を判別できる叩き落とすには及びません。
一応、一部のメガゲンガーに対する確定数が変化します。
H振りメガゲンガー 101.7〜122.1%
ねこだまし
優秀な技ですが技スペが厳しいです。
サイクル戦のなかでダメージを少しずつ稼いだり、トリルターンを消費させたりできます。
なお、炎技+悪技+とんぼがえり+ねこだましの構成だと全てが接触技になってしまいギルガルドのキングシールドに弱くなってしまうので、ギルガルドを意識して採用する場合には地震は外さないようにして下さい。
被ダメ
- 物理方面 指定がない場合、全て威嚇込みの計算となります。
無振りギルガルド せいなるつるぎ 34.8〜41.7%
A振りメガメタグロス じしん 44.7〜52.7%
A振りメガメタグロス(威嚇無し) 67.6〜79.6%
A特化ミミッキュ じゃれつく 24.3〜28.8%
A特化メガクチート じゃれつく 52.2〜61.6%
無振りテッカグヤ ヘビーボンバー 12.4〜14.9%
A特化メガリザードンX げきりん 52.7〜62.6%
- 特殊方面 全てとつげきチョッキ込みの計算となります。
C振りカプコケコ 10万ボルト 33.3〜39.3%
C特化メガリザードンY かえんほうしゃ 26.3〜31.3%
C特化カプテテフ ムーンフォース 31.8〜37.8%
C特化カプテテフ きあいだま 53.7〜63.6%
C特化カプレヒレ なみのり 48.7〜57.7%
C振りアーゴヨン りゅうせいぐん 38.8〜46.2%
C振りメガゲンガー ヘドロばくだん 33.3〜40.2%
C特化ギルガルド Zシャドーボール 29.8〜35.3%
相性の良い味方
2体のみで相性補完しきるのは難しいので3体での相性補完がオススメです。
基本は誰とでもそこそこ噛み合い様々なパーティにすんなり溶け込むことができると思っています。
私がオススメする並びはガオガエン+ナットレイ+メガラティアスです。
ガオガエン+ナットレイ+メガラティアス
ガオガエン+ナットレイに一貫する格闘をラティアスで、
ガオガエン+ラティアスに一貫する岩、フェアリー、ドラゴン、ノーマルをナットレイで、
ラティアス+ナットレイに一貫する悪、ゴースト、氷をガオガエンでそれぞれ見ることができます。
メガラティアスの育成論も併せてお読み頂ければと思います。
メガラティアス(育成論サンムーン/1401)
一応、フライゴン使いとしてフライゴンもオススメしておきます。
ガオガエン+フライゴン
このガオガエン自体、フライゴンの補完として作ったので。
ガオガエンの苦手な岩を半減、地面を無効に。
フライゴンの苦手な氷を半減に。
フライゴン使いの方は是非組ませてみて下さい。
もちろんフライゴンのライバルであるランドロスやボーマンダ、上にあげたラティアスなどとも好相性です!
選出に当たって
細かい点になりますが威嚇があるからと言ってやみくもに先発運用するのはオススメしません。先発運用されやすいランドロスやカバルドンと対面してしまうと引かざるを得ないためこれらのポケモンが相手のパーティにいる時の先発運用は控えましょう。
おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございました。
長くなりすぎてしまい申し訳ないです(^^;
育成論に無駄な部分、足りない部分、間違いがありましたらご指摘頂けると幸いです。