目次
1. はじめに
2. 受けループとは
3. 採用理由
4. メガチルタリスの弱み
5. メガチルタリスで対策できる受けループが
苦手なポケモン
6. 特性、性格、努力値について
7. 技構成
8. 立ち回り
9. ダメージ計算
10. 構築例
11. 立ち回りなど
12. 終わりに
今回はいつもより長い文章になってしまったので目次を置いておきます。メガチルタリスの採用理由などに関する情報だけが知りたい方は「採用理由」、「特性、性格、努力値について」、「ダメージ計算」の欄をご覧下さい。
はじめに
- この育成論では、非公式である表現や略称表記を用います。また、登場するポケモンは全て理想個体を前提としています。
- この育成論ではジャイロボールの威力の計算方法が(25×相手の素早さ/自分の素早さ)+1だということを仮定して論を進めて行きます。
こんにちは、あんこと申します。
今回は受けループに採用するメガチルタリスについて考察を行っていきたいと思います。
受けループとは
受けループとは高い耐久力や優秀な耐性を持つポケモンでサイクルを展開し、主に毒々や地球投げ、ステルスロックなどの定数ダメージを相手への攻撃手段とし戦っていく構築のことです。今回はこのチルタリスを、受けループのサイクルを破壊しうるリザードンやボルトロスなどに対して強く出られるようにする補完枠として採用することを前提にしてこの論を進めていきたいと思います。
採用理由
対バシャリザ
現環境トップであり剣の舞や役割破壊技である雷パンチやめざ氷などで受けループを突破してくるメガバシャーモや特殊型や物理型かの判定が難しく、非常に高い火力や剣舞を用いて受けループを突破してくることがあるリザードンなどに対して優位に立ち回ることができます。また、悪巧みで特殊受けを突破してくるボルトロスや物理型か特殊型かの判断がつきにくいジャラランガなどにもある程度強く立ち回ることができます。詳しくはこの育成論の論内にある「メガチルタリスで対策できる受けループが苦手なポケモン」の欄をご覧下さい。
対身代わり
メガチルタリスにハイパーボイスを覚えさせることで受けループが苦手とする一部の身代わり持ちのポケモンに対して強く出ることができるようになります。こちらも詳しくは「メガチルタリスで対策できる受けループが苦手なポケモン」の欄をご覧頂けると幸いです。
詰ませ性能
メガチルタリスはそれなりに高い火力と優秀な耐性、防御を1ターンで3段階上げられる技、コットンガードを持っているので相手によっては受けサイクルの中でコットンガードを積むだけで相手を詰ませて勝つこともできます。
メガチルタリスの弱み
耐久
メガチルタリスは今回紹介する耐久に努力値を振った型でも防御指数が31856(特化レヒレやH252ポリ2程度)、特防指数が23349
(H252テッカグヤやH252ピクシー程度)と受けループに採用する耐久ポケモンにしてはそれほど数値が高くなく、耐性こそ優秀なものの火力で押し切られてしまう場合があります。ラッキーやムドー感覚で相手のポケモンに対して後出しをしていると過労死してしまう場合もあるので、できるだけメガチルタリスのHPを温存しながら戦うと良いでしょう。
対鋼、妖、毒
メガチルタリスは現環境でメジャーである鋼タイプや妖タイプ、S7から増えつつあるアーゴヨンなどに弱く、メガチルタリスを採用する場合は裏にこれらのタイプに強いポケモンを置いておかなければ簡単にサイクルを破壊されてしまいます。対鋼、妖タイプに関しては基本的にはメガチルタリスと相性補完に優れるムドーやヌオーなどで見られますが、毒タイプに関しては毒々な効かない上に滅びの歌を覚えるメガゲンガーや悪巧みを利用して受けサイクルを破壊してきるアーゴヨンなど厄介なポケモンが多いので、しっかりとこれらのポケモンに強いポケモンを考え、パーティに入れておく必要があります。
メガチルタリスで対策できる受けループが苦手なポケモン
バシャーモバシャーモメガバシャーモ
剣の舞や雷パンチの採用率がそれぞれ24%、36%と無視出来ない数字になっており、受けループに採用されるドヒドイデで受けようとしても突破されることがあるバシャーモですが、メガチルタリスなら玉めざ氷型でない限りコットンガードや炎格電耐性を用いて受けきることができます。また、少数ではあるもののバトン要員として採用される身代わりバシャーモに対してもハイパーボイスや吠えるなどを用いることで対応することができます。
メガリザードンYリザードンメガリザードンX
YかXかの判別がつきにくく、剣舞フレアドライブやオーバーヒートなどで非常高い火力用いて受けループを突破してくるリザードンですが、メガチルタリスならXなら受けだしからコットンガードを選択し、Yなら受け出した後にハピラキやバンギラスなどに交代することで完全に受けきることができます。また、少数ではあるもののメガリザードンが両刀型だった場合にも優秀な耐性もつメガチルタリスならこれらのポケモンを受けきることができます。
ボルトロス(霊獣)霊獣ボルトロス
悪巧みや格闘Zなどを利用して受けループを突破してくることがあるボルトロスですが、メガチルタリスならハイパーボイスを用いることでボルトロスに大きく負荷をかけ、対面こそは勝つことは難しいですが後述するギルガルドの影うちの圏内に入れたりなど、積む余裕の無いHPにまで持っていくことができます。
メガボーマンダメガボーマンダ
ハイパーボイスがH252メガボーマンダに対して72.2%〜86.1%ほどしか入らないのでコットンガードを積まなければ対面から勝つことは難しいですが、メガボーマンダが身代わりを選択したターンにメガチルタリスを繰り出したり、バンギラスの砂ダメージなどと合わせることでメガボーマンダを突破したり、大きく負荷をかけることができるようになります。
また、エアームドでは受けることが難しい両刀型や特殊型などに対してもメガチルタリスは有利に立ち回ることができます。
ヒートロトム炎ロトム、水ロトムウォッシュロトム
採用率こそ低いもののスカーフトリックなど用いて受けループを崩壊させてくることがある水ロトムですが、メガチルタリスならトリックを防ぐことができるので眼鏡持ちでない限りは受け切ることができます。
炎ロトムに関しても水ロトムと同じことが言えますが、こちらのポケモンはメガチルタリスのハイパーボイスを半減で受けることができる上、毒々持ちや眼鏡持ちだと対面不利になってしまうことがあるので注意が必要です。
グライオングライオン
特性のポイズンヒールによって受けループの主力技である毒々を防いでくるグライオンですが、慎重HDや羽休めを覚えた型ではない限りはメガチルタリスのハイパーボイスによって大きく負荷をかけていくことができます。とはいっても基本的にはグライオンに対してはハサミギロチンを防げるエアームドを繰り出した方が安定するので、相手のパーティにエアームドを選出することができそうならエアームドで対策した方が良いでしょう。
サザンドラサザンドラ
広い技範囲や挑発、身代わりなどを用いて受けループを突破してくることがあるサザンドラですが、メガチルタリスならこちらのポケモンもハイパーボイスによって対策することができます。また、メガチルタリスに大文字を採用することでサザンドラによく組み合わされるギルガルドなどのはがねタイプなどに対しても強くでることができます。
オニゴーリオニゴーリ
勝率は全く高いわけではありませんが、受けループにとってかなり辛いオニゴーリに対してもメガチルタリスならある程度ハイパーボイスで対策をすることができます。とはいってもメガチルタリスで必ず勝てるわけではなく、むしろ殴り負ける可能性の方が高いので基本的には滅びの歌メガゲンガーなどほかのポケモンで対策するようにしましょう。
ジャラランガジャラランガ
バンギラスやハピラキが苦手な格闘タイプでありながらもヤドランやエアームドを突破できる特殊技を持つことができ、受けループで受けきるのはなかなか難しいジャラランガですが、アイアンヘッドで怯みを引いたりしない限りは受けだしから対応することができます。また、メガチルタリスは妖タイプなのでジャラランガZも透かすことができます。
ガブリアスガブリアス
剣舞や炎の牙などでエアームドなどの物理受けすらをも突破してくることがあるガブリアスですが、メガチルタリスなら地面Zを打ち込まれない限りは受け出しからハイパーボイスで負荷をかけていくことができます。また、少数ではありますが大文字持ちの両刀型のガブリアスなどに対してもメガチルタリスは強く立ち回ることができます。
ランドロス(霊獣)ランドロス
こちら育成論サンムーン/1055のジョーンズ様の育成論の型のようにのように撃ち落とすや剣舞などによってエアームドなどの物理受けを突破してくることがあるランドロスですが、メガチルタリスなら飛行Zや地面Zを打ち込まれない限りはコットンガードを用いて起点にしたり身代わり持ちに対してハイパーボイスで負荷をかけていくことができます。
これらの他にもメガチルタリスは多くの闘炎虫電水悪竜草タイプに対して受け出しから処理をしたり、交代読みで大文字をうつことで受けループが苦手とする鋼タイプを処理したり、コットンガードを積むことで相手を詰ませたりなど様々なポケモンに対して相手をすることができます。
特性、性格、調整について
特性(メガ進化前)
自然回復も優秀な特性ではありますが、リザードンに対する受け出し性能をさらに安定させるためにノーてんきで確定とします。
副産物としてポリゴン2などによる自然回復のトレースを防いだり砂ダメージや霰ダメージを少しだけ防ぐこともできます。
性格
対リザードンXを安定させるために図太いで確定です。こちらの性格でなければリザードンの剣舞フレアドライブを受けきれなくなってしまう場合があります。
調整案
- 努力値
H244/B236/D28
実数値(メガ後)
H181/A103/B176/C130/D129/S100
H 奇数調整
B 残り リザX剣舞フレドラ+コットンガード後
フレドラ耐え。
D 252リザYのめざ氷を2耐え。霊獣
ボルトロスの特化悪巧みめざ氷を確定耐え
DにリザYやボルトロスのめざ氷を耐えられるようになるまで振り、残りは対物理を安定させるためにHBに振り切りました。
こちらの調整を見てDに不安を感じる方はBを割いてDに振ってもよいのですがBを割きすぎると対リザードンXが安定しなくなってしまうのでフォーク元のdiu様の育成論のように最低限リザXのフレアドライブを耐えきれるようになるまでBに振っておくと良いでしょう。
耐久を削ってCに振ることに関してはメガチルタリスの弱みの欄にあるようにこのポケモンは耐久の数値があまり高くなく、BやDを少しでも下げれば対ランドロス、メガガルーラ、メガリザードンYなどに影響が出てきてしまうのでオススメできません。
技構成
- 確定技
はねやすめ
サイクルを長持ちさせるために確定です。
メガチルタリスの行動回数を増やしたり相手の毒ターンを稼いだりすることもできます。
ハイパーボイス
採用理由にあるように多くの身代わり持ちに対して強くなれるように確定としたいと思います。受けループの天敵であるオニゴーリへの打点にもなります。
コットンガード
対特殊アタッカーに対しては意味がなく、若干汎用性に欠ける技ではありますがこの技がないと受けきれないポケモンも出てくるので確定としたいと思います。場合によってはこの技を使うことで相手を詰ませることもできます。
- 準確定技
大文字or火炎放射
メガチルタリスが呼ぶ鋼タイプへの打点になります。受けループが苦手な毒羽ハッサムやナットレイなどへの対策技になる他に、ハイパーボイスと一緒に採用することでサイクル系のパーティに多いサザンガルドやラティハッサムなどの鋼+竜タイプの並びを1匹で崩すことができるようになります。
基本的には以上の4つで確定です。今のパーティに炎打点が充実しているのでメガチルタリスに炎技は要らないよという方は大文字や火炎放射を抜いて以下の中から選択すると良いでしょう。
毒々
受けループの主力技です。1度相手に毒が入ればあとは攻撃をする必要が無く、相手によっては攻撃をするよりも毒々を入れた方が早く処理出来る場合もあるので入れておいて損はありません。
守る
不利対面時にも安定してメガ進化をできるようになったり、相手の毒ターンを稼いだり、相手のZ技を透かしたりすることができるようになります。
不利対面時に相手が積みアタッカーだった場合には守る読みや交代読みなどの積み技が怖いのでできるだけ守るは押さないようにしましょう。
吠える
不利対面時に相手に起点にされるのを防いだり、バシャバトンにより強くなれたり、ステルスロックと合わせることでリザードンなどの遂行速度を早めたりすることができるようになります。
滅びの歌
起点回避技です。流し性能は若干吠えるには劣りますが相手が残り1体だった場合簡単に相手を処理することができるようになります。
癒しの鈴、リフレッシュ
毒々などの状態異常技に強くなることができます。リフレッシュはPPも多いので場合によっては相手の受けループにもこのチルタリスを出していくことができるようになるでしょう。
きりばらい
パーティにステルスロックや毒菱が刺さってしまっている場合に採用することができます。この技はこちら側が撒いたステルスロックなども消してしまう効果を持つので注意しましょう。
地震
ヒードランやジバコイルなどがどうしても辛い方は採用すると良いでしょう。
こちらを採用する場合は無振り80属抜きの調整をしているヒードランを抜くためにメガチルタリスのBを削ってSに少しだけ振ってみても良いかもしれません。
技構成に関しては以上です。これらの他にもメガチルタリスは相手の蝶舞やのろいなどの能力上昇をコピーする自己暗示や相手にCダウンを押し付けられる流星群+パワースワップなども覚えられますが、これらの技はほぼ対特殊アタッカー用の技であり、今回の育成論の一番のコンセプトであるハジャリザ受けとは合わないと思ったので、今回は候補から外させて頂きました。
立ち回り
序盤
基本的にはメガ前にめざ氷を撃たれたり交代読みで逆鱗などを撃たれないようにするために初手に出し、メガ進化を狙います。
初手で有利対面を取れた場合はハイパーボイスや毒々で相手に負荷をかけるか裏から出てくる鋼タイプに対応するために大文字かコットンガードかを選択し、
不利対面だった場合には裏のポケモンに交代すると良いでしょう。
中盤
メガ進化後はメガチルタリスが削りきられて倒されないように気をつけながらメガチルタリスの役割対象であるバシャーモやリザードンなどに積極的に受け出しを行っていきます。
相手に物理アタッカーしかいないことが判明し場合にはコットンガードを積んで相手を詰ませ、メガチルタリスの役割対象を全て倒した、又は相手が選出していなかった場合にはメガチルタリスをクッションとして使ったり削り役として使ったりすると良いでしょう。
終盤
中盤のようにバシャーモやリザードンなどに受け出しを続けていけそうならそのままサイクルをし続け相手を毒ダメージなどで削って詰めきり、相手を詰めるまえにこちら側のサイクルが崩壊しそうな場合には積極的に交代読みなどを行いできるだけ有利になれるように立ち回ります。
メガチルタリスに滅びの歌を覚えさせている場合はその技を使って相手を詰めきっても良いでしょう。
ダメージ計算
対採用率TOP100のポケモンのダメージ計算を載せてみました。計算ミスなどがあれば教えて頂けると幸いです。
与ダメージ
- ハイパーボイス
H4ミミッキュ 48.8%〜58% (95.3%)
H252ランドロス 40.3%〜47.9%
D4カプコケコ 57.9%〜68.2%
H4メガギャラドス 63.1%〜74.8%
D4バシャーモ 56.1%〜66.4%
D4メガバシャーモ 50.9%〜60.6%
H236バシャーモ 育成論サンムーン/1140
47.5%〜56.7% (85.2%)
H4カプテテフ 39.7%〜47.9%
D4アーゴヨン 56.7%〜67.5%
H4 ゲッコウガ 117.5%〜139.1%
H4霊獣ボルトロス 50.9%〜60.6%
H4キノガッサ 147%〜173.5%
H4ガブリアス 82.6%〜97.8%
H252バンギラス 43.4%〜52.1% (5.9%)
H252マリルリ 38.1%〜45.4%
H4パルシェン 97.6%〜115% (87.5%)
H252サザンドラ 146.7%〜174.8%
H212グライオン 47.4%〜56.4% (85.5%)
H196D172メガボーマンダ
育成論サンムーン/202 61.5%〜73.8%
両刀メガボーマンダ 95.2%〜112.9%(68.8%)
H4ウォッシュロトム 50%〜59.5%
H4メガラグラージ 34.6%〜41.4%
H4メガミミロップ 97.8%〜116.3%(81.3%)
H4カイリュー 80.2%〜94.6%
H252ラティアス 57.7%〜68.4%
H4メガラティアス 61.9%〜73.5%
H4ぺリッパー 64.7%〜77.2%
H252オニシズクモ 29.7%〜36%
H4ズガドーン 31%〜37.2%
H4ラティオス 78.2%〜93.5%
D↑H4ジャラランガ 113.9%〜137.7%
H4メガライボルト 54.1%〜64.3%
H4デンジュモク 54.7%〜64.7%
H4メガサメハダー 127.3%〜152%
H252ブラッキー 53.4%〜63.3%
H252ニョロトノ 34%〜40.1%
H172オニゴーリ 44.6%〜53.1% (27.7%)
H252メガヘラクロス 68.4%〜81.2%
H4エーフィ 48.9%〜58.1%(96.5%)
H4化身ボルトロス 50.9%〜60.6%
H4メガフーディン 48.8%〜58% (95.3%)
H252マッシブーン 101.8%〜120.5%
H252メガヤドラン 39.1%〜46.5%
H4メガプテラ 44.2%〜52.5% (20.3%)
H252バルジーナ 63.5%〜75.5%
H44ビビヨン 70.8%〜83.8%
H252メガヤミラミ 73.8%〜89.1%
- 大文字
H4メガメタグロス 53.8%〜64.1%
H252 テッカグヤ 44.1%〜52.9% (25%)
H252ギルガルド(盾) 39.5%〜46.7%
H252ナットレイ 88.3%〜106% (31.3%)
H4メガルカリオ 82.1%〜97.2%
H4ドリュウズ 68.8%〜81.7%
H252メガクチート 59.8%〜71.3%
H68D252チョッキカミツルギ 123%〜145.4%
HDメガハッサム 育成論サンムーン/256
89.1%〜107.4% (43.8%)
H252カプブルル 53.1%〜63.2%
D4ジャローダ 62.6%〜74.6%
H252エアームド 69.7%〜82.5%
H252モロバレル 48.8%〜57.9% (94.9%)
H252メガボスゴドラ 45.7%〜54.2% (47.3%)
H252ジバコイル 56.4%〜66.6%
H4Rキュウコン 60.4%〜72.4%
- 地震(A下降個体値31)
H252ヒードラン 70.7%〜84.8%
H252ジバコイル 76.8%〜90.3%
H252ツンデツンデ 47.6%〜57.1% (87.1%)
被ダメージ
- 通常時
特化ミミッキュ じゃれつく
50.8%〜60.7% 確定2発
特化ランドロス じしん
38.6%〜46.4% 確定3発
特化リザードンX フレアドライブ
28.1%〜33.1% 確定4発
特化メガバシャーモ とびひざげり
26.5%〜31.4% 確定4発
252メガギャラドス こおりのきば
32%〜38.6% 高乱数3発
特化ボーマンダ すてみタックル
55.2%〜65.1% 確定2発
特化テクニキノガッサ 岩石封じ
21.5%〜25.9% 低乱数4発
252ガブリアス じしん
32%〜38.6% 高乱数3発
252メガバンギラス ストーンエッジ
38.6%〜46.4% 確定3発(砂込みで乱数2発)
特化ガルーラ(親子愛) 冷凍パンチ
44.1%〜52.3% 低乱数2発
特化カプブルル ウッドハンマー
21.5%〜25.4% 低乱数4発
特化メガラグラージ 冷凍パンチ
39.7%〜47.5% 確定3発
252メガミミロップ 冷凍パンチ
34.2%〜40.8% 確定で3発
特化カイリュー じしん
24.8%〜29.2% 高乱数4発
252ジャラランガ 冷凍パンチ
29.8%〜35.3% 中乱数3発
252ジャラランガ アイアンヘッド
30.9%〜37.5% 高乱数3発
特化メガサメハダー こおりのきば
49.7%〜58.5% 高乱数2発
特化Rガラガラ シャドーボーン
43.6%〜51.9% 低乱数2発
特化メガヘラクロス ロックブラスト(1発分)
8.2%〜9.9% 11発から圏内
特化マッシブーン 冷凍パンチ
37.5%〜45.3% 確定3発
特化メガプテラ こおりのきば
41.9%〜49.7% 確定3発
252メガリザードンY 大文字
41.7%〜49.4% 確定3発
252メガリザードンY めざめるパワー氷
41.7%〜49.4% 確定3発
252メガリザードンY 大文字
→メガ前チルタリス
28%〜32.9% 確定4発
252カプコケコ マジカルシャイン
57.1%〜69.2% 確定2発
252カプコケコ めざめるパワー氷
29.6%〜35.1% 乱数3発
特化カプテテフ ムーンフォース
92.8%〜109.3% 中乱数1発
4振りメガバシャーモ めざめるパワー氷
29.8%〜35.3% 乱数3発
252バシャーモ めざめるパワー氷
32%〜38.6%高乱数3発
252珠バシャーモ めざめるパワー氷
41.4%〜50.2% 低乱数2発
252ゲッコウガ(変幻) 冷凍ビーム
67.4%〜80.6% 確定2発
特化霊獣ボルトロス めざめるパワー氷
43%〜50.8% 低乱数2発
特化カプレヒレ ムーンフォース
74%〜89.5% 確定2発
悪巧みめざ氷→83.9%〜99.4%
無振りテッカグヤ ラスターカノン
49.7%〜59.6% 高乱数2発
4振りメガボーマンダ ハイパーボイス
37%〜43.6% 確定3発
特化ギルガルド シャドーボールZ
86.1%〜101.6% 低乱数1発
4振りサンダー めざめるパワー氷
28.7%〜34.2% 乱数3発
252ウルガモス めざめるパワー氷
37.5%〜44.1% 確定3発
252ロトム めざ氷
30.9%〜37.5% 低乱数3発
252ズガドーン シャドーボール
39.7%〜46.9% 確定3発
252フェローチェ 冷凍ビーム
56.3%〜66.2% 確定2発
特化ぺリッパー 冷凍ビーム
47.5%〜56.3% 乱数2発
4振りメガヤドラン 冷凍ビーム
44.1%〜53% 乱数2発
252デンジュモク めざめるパワー氷
44.1%〜53% 乱数2発
252ラティオス サイコキネシス
39.7%〜46.9% 確定3発
252メガライボルト めざめるパワー氷
37.5%〜44.1% 確定3発
252サメハダー 冷凍ビーム
43%〜51.9% 低乱数2発
特化ニョロトノ 冷凍ビーム
45.3%〜54.1% 中乱数2発
特化シャンデラ シャドーボール
41.9%〜49.7% 確定3発
無振りオニゴーリ フリーズドライ
34.2%〜40.8% 確定3発
252メガフーディン サイコキネシス
49.7%〜58.5% 高乱数2発
- コットンガード後
特化ミミッキュ ミミッキュZ
43%〜50.8% 低乱数乱数2発
特化ミミッキュ じゃれつく
20.9%〜26.5% 低乱数4発
特化ランドロス 剣舞地震
31.4%〜37% 乱数3発
特化リザX 剣舞フレアドライブ
22%〜26.5% 乱数4発
特化メガバシャーモ 剣舞飛び膝蹴り
21.5%〜25.4% 低乱数4発
252メガメタグロス アイアンヘッド
29.8%〜36.4% 乱数3発
4振りカグヤ ヘビーボンバー
27.6%〜33.1% 確定4発
4振りナットレイ ジャイロボール
19.8%〜24.3% 確定6発
特化ツンデツンデ ジャイロ ボール
44.1%〜53% 乱数2発
特化ドリュウズ アイアンヘッド
24.3%〜29.8% 高乱数4発
特化メガクチート じゃれつく
44.1%〜53% 乱数2発
特化マンムー つららばり(1発分)
7.7%〜11% 確定13発
特化鉢巻マリルリ じゃれつく
44.1%〜53% 乱数2発
特化パルシェン つららばり(1回分)
7.7%〜9.9% 確定13発
252カミツルギ スマートホーン
24.3%〜29.8% 高乱数4発
特化メガハッサム 剣舞バレットパンチ
37.5%〜46.4% 確定3発
構築例
メガチルタリス入りの受けループというのはなかなか珍しく、パーティが組みづらいので私が実際に使っていた構築を載せてみました。なにかの参考になったら幸いです。
構築その1
メガチルタリスチルタリス@メガ石 図太い調整
ハイボ 羽休め だいもんじ コットンガード
エアームドエアームド@ゴツメ 図太いHBぶっぱ
はねやすめ 鉄壁 めざ炎 毒々
ラッキーラッキー@進化の奇跡 図太いBDぶっぱ
卵産み 地球投げ ステルスロック 毒々
グライオングライオン@毒々玉 陽気HSベース
守る 身代わり ハサミギロチン じしん
バンギラスバンギラス@悪Z 調整
→育成論サンムーン/1202
イカサマ 追い討ち いわなだれ 地震
メガゲンガーメガゲンガー@メガ石 臆病HSベース
滅びの歌 守る 身代わり ヘドロ爆弾
最近は慎重での採用が多いグライオンですが、ドヒドイデやヤドランの代わりにメガチルタリスを入れることによってわざわざグライオンで電気を見る必要が無くなったので陽気で採用しました。対テテフのことを考えるとエアームドの枠はテッカグヤのほうが良いのですがミミッキュにわちゃわちゃされて突破されるのが嫌だったのでムドーを採用しました。
元はゲンガーの枠は相手を詰める枠としてこちら育成論サンムーン/1145のヌオーを採用していましたが受けループミラーや毒身代が系のポケモンにボッコボコにやられてしまって悲しくなったのでメガゲンガーを採用しました。この構築の欠陥としては両刀メガルカリオが無理なことやメガヤミラミ入りの受けループがPPを枯らしたりtodで勝ったりしないと勝てないことなどが挙げられます。
構築その2
メガチルタリスメガチルタリス@メガ石 図太い調整
ハイボ 羽休め だいもんじ コットンガード
ギルガルド(シールド)ギルガルド@鉢巻 勇敢HAぶっぱ
シャドークロー アイアンヘッド 諸刃の頭突き 影うち
エアームドエアームド@ゴツメ わんぱくHB
はねやすめ 鉄壁 挑発 ドリルくちばし
ハピナスハピナス@氷Z 調整
→育成論サンムーン/974
卵産み 吹雪 だいもんじ ステルスロック
ベトベトン(アローラ)ベトベトン@混乱実 意地っ張り調整
リサイクル おいうち 毒突き のろい
メガヤミラミメガヤミラミ@メガ石 穏やかHD
自己再生 瞑想 バークアウト 鬼火
こちらはドヒドイデで見ることができてメガチルタリスでは見ることができないメガルカリオやフェローチェの対策としてメガチルタリスとも相性補完がとれているギルガルドを入れることでメガチルタリスと役割が被りやすいドヒドイデを採用しなくても良いようにしたパーティです。
このギルガルドは影うちでアーゴヨンなども縛ることもでき、無理にバンギラスなどを入れなくても対策できるようになっているのでバンギラスの代わりにメガゲンガー+カプレヒレ対策としてベトベトンを入れ、一応保険としてボルトロスやアーゴヨンにも対応できる氷Zハピナスを採用しました。
この構築の欠陥としてはメガヤミラミを選出しなければ相手の受けループや毒身代ポケモンに簡単にやられてしまうことなどが挙げられます。
使用感など
ここまでメガチルタリスについて説明してきましたが、実際の使用感としては数値こそ足りていないように感じられるものの受けループに採用されることが多いムドー、バンギラス、ラッキー、ヌオーなどとの相性補完に優れ、他のポケモンで受けることはなかなか難しいリザバシャを受けられることを考えるとかなり使いやすいポケモンだと思いましたし、実際にもチルタリスムドーラッキー(orバンギラス)が基本選出になるくらい信用が高かったです。
私はリザバシャに無理矢理押し切られ倒されてしまうドヒドイデに嫌気がさし、代わりにほぼ同じ役割を持てるこのポケモンに採用ついて考察を行ってきた訳ですが、実際にもともとドヒドイデがいた枠にこのポケモンを採用してみるとメガルカリオやフェローチェが重くなってしまったりしたので、このポケモンを採用する場合にはパーティに入れるポケモンを工夫したりする必要がある思いました。メガチルタリス入りの受けループの組み方については少数ではあるものの先駆者様達が構築記事などを出して下っているのでそれらを参考にすると良いでしょう。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は私が受けループを使っていた時ドヒドイデがメガバシャーモやメガリザードンに突破されているのを見て悲しくなったのでどうにかならないかとバシャリザを受けれるポケモンを探していたところ、ちょうどフォーク元のdiu様の育成論を見つけて感動したので、メガチルタリスの受けループ用の調整や役割などを考え投稿させて頂きました。
受けループに採用されることが少ないメガチルタリスですが、この育成論を見た人が受けループにメガチルタリスを使ってくれることを願っています。
ここまでご覧下さりありがとうございました。論内に表記ミスや修正するべき点などがあればコメントで教えて下さると幸いです。