はじめに
- YUUと申します、初投稿です。
マイナーポケモンをよく使用しています。
アローラダグトリオの育成論があまり出ていませんので、自分が使っている型を投稿しようと思い、本論を書かせて頂きました。
- HABCDSの略称を使わせて頂きます
ダグトリオ(アローラのすがた)とは
第1世代から登場していたダグトリオが
アローラの環境に合わせてなぜか
髪の毛が生えたポケモン。
通常と比較するとB50→60、S120→110、
特性もありじこくが失われ、
かわりに触れた相手のSを下げる
カーリーヘアーを会得しました。
採用理由
元々はコケコの対抗策として採用をした
のですがコケコ以外だとA100と微妙な
攻撃力の為、弱点でもつかない限り
ろくなダメージを与える事が出来ません
でした。また基本紙耐久の為、直接攻撃
したポケモンのSだけ下げて退場する事
も度々ありました。
今回はその微妙なAと低い耐久、
カーリーヘアーをうまく活用する為
じゃくてんほけん、どんな攻撃
もHP1で耐えるこらえるを採用しました。
通常ダグトリオとの比較
コメントの要望により追記致しました。
- タイプ
通常ダグのタイプは地のみで弱点は水·氷·草になります。今のレートですと冷ビを使うポリゴン2·ナットレイ·カミツルギ·水ロトムなどにいけます。 比較してダグトリオRのタイプは地·鋼で弱点が火·水·地·闘と若干多めです。炎技やじしんなどのサブウェポンをもっているポケモンは多いですので通常よりもじゃくてんほけんの発動機会は多く得られます。
- 素早さ
ダグトリオRのSは110に対し通常ダグのSは120とRよりも10多くある為、相手の上を取るのは通常ダグのほうが優秀です。通常ダグならばメガヘルガー·ライコウ·ラティアス·ラティオスなどのポケモンの相手ができるようになります。また、最速バンギラスが竜舞を積んでも1回までなら抜くことが可能です。 アーゴヨンやゲッコウガのSは超えられないので注意です。
- 特性
通常ダグの特性「ありじこく」は飛タイプ·浮遊以外のポケモンの入れ替えをさせない強特性です。眼鏡コケコが電気技を使ってる所を後出しする事で蟻のように地獄を見せる事が一方的に攻撃をする事が可能になります。 一方ダグトリオRは「ありじこく」ではないので相手の交代を許してしまいますが、タイプ相性が不利だけの状態でしたら返り討ちにする事ができます。また、特性「カーリーヘアー」によって通常ダグては対応出来ないメガミミロップ·メガスピアーなどを相手にする事が出来ます。
長所と短所
- 長所
1,S種族値110
通常のダグトリオよりもSが10下です
が、それでも素早さ特化にすれば大半
のポケモンの上を取ることが可能に
なります。
2,新特性カーリーヘアー
上記にも書いた通り、触れた相手のS
を下げます。こらえるとの
組み合わせで、接触技メインの敵の
Sを出来る限り下げる事が可能です。
3,タスキ潰しを気にする事がない
タスキ持ちと違い、こらえて
じゃくてんほけんを発動させる型なので、
ステルスロックなどに影響されません。
逆にそれで相手の油断を誘いやすくする事も
出来ます。
4,型が読まれづらい
型が読まれづらいです。マイナーなの
で当然ですが。フリーでも使われて
いる方はそんなにいないので、
やはり相手の油断を誘いやすいです。
- 短所
1,低すぎる耐久力
Hの種族値が35の為、凄まじく脆い
です。耐性があってもメガボーマンダ
の捨て身タックル一撃で沈みます。
その為、サイクル戦に関してはかなり
不向きです。
2,スリップダメージに弱い
うまくこらえる事が出来てもスリップ
ダメージまではこらえられないので
注意です。天候があられだと
こらえた直後に倒れたり、運が悪いと
火炎放射や熱湯をこらえた後にやけど
になって沈む事もあります。
3,スカーフ持ちに弱い
じゃくてんほけんを発動する事ができてもスカーフ持ち相手だと何も出来ないまま退場する事があります。一部では対処可能なポケモンもいますが、スカーフ持ちの可能性がある場合は基本控えたほうがいいと思います。
運用方法
基本的に先発で出すことはないです。先発で出してしまうと起点作りを警戒され挑発をされる·ねこだましやとんぼ返りでこらえるの失敗·そもそも弱点をつかれないというパターンが多いからです。 自分が思う理想の運用方法は先発が相手を倒しきれなかった所をダグトリオが上をとって相手を倒します。その後に相手が出してくるポケモンが弱点をつけそうであれば、こらえてじゃくてんほけんを発動させて返り討ちにする事です。やむを得ず出したように見せかける事でじゃくてんほけんの発動機会を得やすくできます。
仮想敵
以下4つの条件に当てはまるポケモン
を仮想敵にします。
1,相手がダグトリオに弱点をつくとこが可能
(ただし、スリップダメージを追加で与える事がない技)
2,この型のダグトリオよりも遅い、または主に接触技がメイン
3,先制技を持っていない(こらえた後ならねこだまし対応可能)
4,変化技を使ってくる可能性が低い
この条件が当てはまるポケモンを
レート使用率の高いものからそこそこ見かけるものまでまとめてみました。
ドリュウズドリュウズ
(スカーフ持ちに注意)
サザンドラサザンドラ
ズガドーンズガドーン
ニドクインニドクイン
エルレイドエルレイド
メガエルレイドメガエルレイド
(最速だとダグトリオRと同速なので剣舞などに注意)
メガスピアーメガスピアー
(とんぼ返りに注意)
ヌメルゴンヌメルゴン
ムクホークムクホーク
(とんぼ返りに注意)
ヒヒダルマヒヒダルマ
その他も探せばいると思いますが、
上に挙げたもの以外はあまり見かけた事が
ないので省かせて頂きます。
性格
出来るだけ多くのポケモンを抜く為
ようき、
下記の持ち物に書いた
カムラの実を検討される場合は
いじっぱりでもいいと思います。
努力値
A252、S252
残りはやはり耐久が低いので
どこにふっても大丈夫です。
持ち物
本論ではじゃくてんほけんですが
アーゴヨンやコケコ、スカーフ持ちを
倒したい場合はカムラの実も
いいと思います。
技構成
- 確定技
こらえる
じゃくてんほけんを発動させるのに
必須の為、確定。また残りHP1の時に
使っても必ず耐えるのでねこだましも
安心です。
タマゴ遺伝
きしかいせい
こらえた後のメインウェポン。残りHPが1の時、威力が200にもなるロマン技。Aランク+2で大半のポケモンを等倍でも倒す事が可能になります。
タマゴ遺伝
ちなみにこらえる、きしかいせいは
両方ともルカリオから遺伝できます。
じしん
タイプ一致で100→150の威力がだせます。Aランク+2で耐久特化ドヒドイデ、ツンデツンデなど一撃で倒す事が可能になります。
LV技、わざマシン
- 選択技
ストーンエッジ
威力が100の岩技、命中率は80%とやや不安。じゃくてんほけんが発動しなくてもメガリザYを確1で倒せます。
わざマシン
ふいうち
威力70の先制技、悪タイプ。相手が先制持ちだった場合のわるあがき。また相手もふいうち持ちの場合、Sで勝っていれば相手のふいうちを無効に出来ます。じゃくてんほけんが発動しなくてもズガドーンなら低乱数1で倒す事が出来ます。
LV技
アイアンヘッド
タイプ一致で80→120の威力になる鋼技。フェアリー対策。環境ではテテフが多いですがほとんどがスカーフ持ちの為、活躍の場面はあまり多くないと思います。
LV技
おきみやげ
相性の悪いポケモンが出てしまった時用。ふいうち持ちのポケモン相手の時だと有効に使えるかもしれません。
タマゴ遺伝
与ダメ計算
- きしかいせいは威力200として計算します。
- じゃくてんほけん発動後のものは+2を記します。
- ポケモントレーナー天国様を参考にしてます。
メガリザードンX
きしかいせい 57.5〜67.9% 確定2
きしかいせい+2 114.3〜134.6% 確定1
じしん 87.5〜103.2% 乱数1(12.5%)
じしん+2 172.5〜203.9% 確定1
ストーンエッジ 58.8〜69.2% 確定2
ストーンエッジ+2 115〜135.9% 確定1
メガリザードンY
ストーンエッジ 154.2〜183% 確定1
メガギャラドスH252振り(いかく込みの為、+1か-1)
きしかいせい-1 58.4〜69.3% 確定2
きしかいせい 88.1〜103.9% 乱数1(25%)
きしかいせい+1 131.6〜155.4% 確定1
ギャラドスH252振り(いかく込みの為、+1か-1)
ストーンエッジ-1 38.6〜45.5% 確定3
ストーンエッジ 57.4〜68.3% 確定2
ストーンエッジ+1 86.1〜101.9% 乱数1(12.5%)
ストーンエッジ+2 114.3〜135.6% 確定1
ヒードランH252振り
きしかいせい 91.9〜109% 乱数1(56.3%) きしかいせい+2 182.8〜216.1% 確定1
じしん 139.3〜165.6% 確定1
ガブリアス
きしかいせい 54.6〜64.5% 確定2
きしかいせい+2 108.1〜127.8% 確定1
じしん 41.5〜49.1% 確定3
じしん+2 81.9〜96.7% 確定2
ドリュウズH4振りB特化
きしかいせい 100〜118.2% 確定1
じしん 75.2〜90.3% 確定2
じしん+2 149.4〜177.4% 確定1
バンギラスH252振り
きしかいせい 170〜200.9% 確定1
じしん 64.7〜76.3% 確定2
じしん+2 127.5〜150.7% 確定1
ウルガモスH252振り
じしん 53.1〜62.5% 確定2
じしん+2 105.2〜123.9% 確定1
ストーンエッジ 141.6〜166.6% 確定1
サザンドラ
きしかいせい 124.5〜147.3% 確定1
ドヒドイデH252振りB特化
じしん 49.6〜58.5% 乱数2(96.5%)
じしん+2 96.8%〜115.9% 乱数1(87.5%)
ロトム(炎·水)H252振り
きしかいせい 57.3〜68.1% 確定2
きしかいせい+2 114.6〜135% 確定1
メガミミロップ
きしかいせい 144.2〜170% 確定1
ツンデツンデH252振りB特化
きしかいせい 95.2〜114.2% 乱数1(81.3%)
きしかいせい+2 188〜223.8% 確定1
じしん 73.8〜88% 確定2
じしん+2 142.8〜171.4% 確定1
ペリッパーH252振り
ストーンエッジ 57.4〜68.2% 確定2
ストーンエッジ+2 114.9〜135.3% 確定1
オニシズクモH252振り
ストーンエッジ 58.2〜69.7% 確定2
ストーンエッジ+2 116.5〜138.2% 確定1
ズガドーン
じしん 184.3〜217.1% 確定1
ストーンエッジ 123.4〜145.3% 確定1
ふいうち 87.5〜103.1% 乱数1(25%)
ふいうち+2 171.8〜203.1% 確定1
ニドクイン
じしん 98.1〜116.3% 乱数1(81.3%)
じしん+2 193.9〜230.3% 確定1
エルレイドH252振り
じしん 58.2〜68.5% 確定2
じしん+2 115.4〜136% 確定1
メガエルレイドH252振り
じしん 43.4〜51.4% 乱数2(6.3%)
じしん+2 85.7〜101.1% 乱数1(6.3%)
メガスピアー
じしん 102.8〜120.7% 確定1
ふいうち 48.5〜57.1% 乱数2(92.6%)
ふいうち+2 95.7〜112.8% 乱数1(75%)
ヌメルゴンH252振り
きしかいせい 64.4〜76.1% 確定2
きしかいせい+2 128.9〜151.7% 確定1
ムクホークH252振り(いかく込みの為、+1か-1)
きしかいせい-1 44.2〜52% 乱数2(17.7%)
きしかいせい 66.1〜78.1% 確定2
きしかいせい+1 98.9〜116.6%
乱数1(93.8%)
ストーンエッジ-1 44.7〜53.1% 乱数2(25%)
ストーンエッジ 66.6〜79.1% 確定2
ストーンエッジ+1 100〜117.7% 確定1
ヒヒダルマH252振り
きしかいせい 72.1〜84.9% 確定2
きしかいせい+2 143.3〜168.8% 確定1
じしん 108.4〜128.3% 確定1
ストーンエッジ 72.6〜85.8% 確定2
ストーンエッジ+2 144.3〜169.8% 確定1
弱点をついてこないポケモン
も与ダメ計算しました。
ポリゴン2H252振り、輝石持ち
きしかいせい 72.9〜86.4% 確定2
きしかいせい+2 144.7〜170.8% 確定1
ナットレイH252振りB特化
きしかいせい 62.9〜75.1% 確定2
きしかいせい+2 125.9〜145.1% 確定1
ウツロイドH252振り
きしかいせい 78.7〜93% 確定2
きしかいせい+2 157.4〜185.6% 確定1
じしん 235.1〜279.6% 確定1
ポリゴンZ
きしかいせい 158.7〜187.5% 確定1
ラティアス
ふいうち 47.7〜56.7% 乱数2(82.8%)
ふいうち+2 94.1〜112.2% 乱数1(68.8%)
ラティオス
ふいうち 51.6〜61.9% 確定2
ふいうち+2 103.2〜122.5% 確定1
- 相性の良いポケモン
カプ·テテフ
Sを下げて退場する事が出来ましたら、サイコフィールドによる先制封じで有利になります。
型は人それぞれですが、水手裏剣や真空波などでSを下げる事が出来なかった事も考慮して突撃チョッキを持たせるのもありだと思います。
ギャラドスギャラドス
ダグトリオRの弱点は4つあり、その全てがギャラに半減·無効になります。(炎·水·地面·格闘)
じゃくてんほけんを発動して戦う型ですが、スカーフ持ちにあたった時は逆にそれを利用して起点にする事が可能です。
リザードンリザードン
上記のギャラと同じ理由です。
こちらの半減·無効は炎·地面·格闘です。
終わりに
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?リージョンフォームのダグトリオは強化したのか弱体化したのか微妙という声をよく聞きますが、こらえるを覚える事で大分強みはましたと個人的に思っております。
また、初めての投稿ですので至らぬ点もあると思います。その時は何かコメントをして頂けると幸いです。
ネタ扱いされて本論が消されない事を祈ります