前置き
- この育成論では能力値についてHABCDS、個体値についてV等の略語を使用します。
- 特性・性格・持ち物・技について、便宜上漢字を使用する場合がございます。
- ダメージ計算については「ポケモントレーナー天国」様よりダメージ計算機SM for ポケモン サン/ムーン/ウルトラサン/ウルトラムーン を使用しています。
はじめに
お久しぶりです!Rosenkreutzと申します!
INCが近づき精神的に疲弊してきたので、今回も気分転換にポケ徹で育成論を投稿することにしました。
よろしくおねがいします。
ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスについて
霊獣ランドロスはUSUM以前からダブルバトルにおける最も採用数の多いポケモンであり、高い種族値と威嚇、優秀な技や道具のレパートリーにより多くのパーティに採用できる汎用性が高いポケモンです。
現在の主流は耐久に多く割いた盤面操作重視のとつげきチョッキ持ち霊獣ランドロスなのですが、この霊獣ランドロスはSM環境からトップメタの一体となったれいとうパンチを採用したメガメタグロスメガメタグロスに非常に弱いという欠点があります。
それ以外にも敵味方のランドロス(霊獣)チョッキランドロス同士ではたきおとすを打ち合うような不毛な殴り合いが発生しがちであり、また近年増加したメガバンギラス最速メガバンギラスに抜かれてディスアドバンテージを被るようなことを避けるために私は思考を巡らせました。
そこで私が出した結論が、ヤチェのみを持たせて努力値調整を施した霊獣ランドロスでした。
ヤチェのみならばメガメタグロス相手にも安定して行動することができ、まもるが使えることで道具がはたきおとされた後も柔軟に行動することができます。
そしてSを多めに降ってメガバンギラスを抜けるようにしました。
努力値配分について
まず、この霊獣ランドロスはメガメタグロスを意識した物理耐久調整を施しました。
一度いかくを入れたメガメタグロスのアイアンヘッドとれいとうパンチをヤチェのみ込みで確定で耐えるようにしており、これは
- メガメタグロスの後ろからいかくを入れ、アイアンヘッド(もしくはしねんのずつき)を受ける
- 次のターン、更にれいとうパンチを受ける
- 相手にとって想定外の一撃を入れる
というプロセスを想定しています。
DはC182カプ・テテフカプ・テテフの非サイコフィールド下Zサイコキネシスや、C161カプ・レヒレカプ・レヒレのダブルダメージこだわりメガネだくりゅうを意識しています。
そしてSはメガバンギラス抜きにしています。チョッキランドロスとしては速めのため、同族とのミラーにも制しやすい配分です。
Aは陽気ASガブリアス等と同値の182でダメージ感覚的に扱いやすく、A-1ダブルダメージじしんでH167B126ヒードランヒードランを確定で持っていけるためこれでちょうどいいと思います。
技について
霊獣ランドロスの採用する技は
- タイプ一致の全体技である「じしん」
- 盤面操作する上で特に重要な「はたきおとす」
- より柔軟な立ち回りができ、チョッキランドロスとの差別化点でもある「まもる」
までは確定です。
残りの枠はパーティに合わせて「いわなだれ」、「ばかぢから」、「がんせきふうじ」などから選択してください。
攻撃ダメージ計算
じしん
- H145B105カプ・コケコに100.6%〜120%(確定1発)
- Aが一段階下がった状態でH167B126ヒードランヒードランに100.5%〜117.3%(確定1発)
- H187B170メガメタグロスメガメタグロスに49.1%〜58.8%(乱数2発(98.4%))
- H175B170メガバンギラスメガバンギラスに52.5%〜62.8%(確定2発)
被ダメージ計算
物理
Aが一段階下がったA197メガメタグロスメガメタグロスのアイアンヘッドで36.8%〜43.8%
Aが一段階下がったA197メガメタグロスメガメタグロスのれいとうパンチで47%〜55.6%(ヤチェのみ込み)
特殊
C182カプ・テテフカプ・テテフのZサイコキネシスで83.4%〜98.3%
C161カプ・レヒレカプ・レヒレのダブルダメージこだわりメガネだくりゅうで84.4%〜100.5%(乱数1発(6.3%))
おわりに
久しぶりに書いて疲れました。
ここまで閲覧していただき、ありがとうございました!