前提
スカーフを持っているという事はこっち視点でしか分からない為、相手の居座りを100%とは言わないがかなり誘発出来る→こいつで対処したい敵をそのまま落とせる
Sや対処出来る範囲等で比較が必要なポケモンが見当たらない為差別化は不要と判断した。
採用理由
・対リザガモス
・厄介な高速ポケを上から叩ける
・電気受け枠
・炎、岩、毒技が受かる
リザガモスが1舞しても無償で突破出来るのでこいつらに比較的安定して後出し出来る。特にリザのxyを読まなくていいって所がでかい。ptにこいつ刺しておくだけでリザ対策が可能と言っても過言ではない。雷Pも怖くない。
あとはメガゲン、メガルカ、コケコ、スカーフボルト、スカーフテテフ等の上から制圧してくる系の更に上を取って叩けるという事。詳しい事はダメ計参照。
技・立ち回り解説
※すべて陽気の場合で計算しています。
- げきりん
指数は32760
最高火力ではあるがデメリットが大きい為序盤からこの技をぶっ放さなければならないような立ち回りは避ける事。竜対面は仕方ない。終盤でこの技か地震が一貫出来るように立ち回れれば吉。
- じしん
指数は27300
基本的にこの技を打つが結局の所役割対象との対面でしか打てない技なので、要するにこのポケモンはコケコ等役割対象への後出しから遂行する立ち回りを取る事が多い。耐久が高くないポケモンは基本的にこの技二発で沈む。
- ストーンエッジ
指数は18200
飛行タイプなど、地震が通らない敵に打つ技。ボルトを倒す確率を上げたいので基本的にはこっち。
- アイアンテール
指数は18200
テテフミミッキュピンポ。役割関係はない為偶発か死に出しからしか打たない。一貫性もないので打ったら引っ込む。
- いわなだれ
指数は13650
候補技。
メガマンダの捨て身耐え且つメガゲンの影玉二耐えみたいな耐久に振ったリザyを超高乱1で落とす。つまり相手がガブにニトチャ打ってくれれば確定で落とせる。投稿者としてはサイクル一周目から(ボルト等に)強気に行けるエッジを推すが、命中率の兼ね合いもある為その辺りは好みの問題。要は対策する的を絞るか絞らないかという事。
(ダメ計は追々追加するかも知れないです。)
- がんせきふうじ
指数は10920
候補技。
リザyガモスピンポ。命中安定とは言えボルトに勝てなかったりリザxに半分入らなかったりするのでお奨め出来ない。
- アイアンヘッド
指数は14560
候補技。
ミミッキュを真正面から相手しなければならなくなった時のウエポン。これはただのワンチャン技なので投稿者としては非推奨。
- だいもんじ
指数は9900
候補技。
炎四倍ピンポ。陽気でも火力は十分だが対無道(エアームド)を考えるとせっかちや無邪気も候補入りする。正直この技打たなきゃならない相手に後出しはしたくない。
- ほのおのキバ
指数は11830
候補技。
命中安定。無道の事考えると非推奨。
- ステルスロック
候補技。
間接破壊とは違うけどガブリアスで直接手を下しに行かなくてもリザガモスが勝手に体力半分になってくれる技。
相手もサイクルパを採用していた場合等は殊に有効。テテフかナットの対策を切ってもいい時に採用の余地がある。「どうせ相手にカグヤ出されるよな」みたいな分かり切った展開になった時にこの技を打てば無駄があまりない。
前述したが、1枠削って範囲狭めて拘り持たせてまで使う技なのか、この技を必要な場面で打つだけの余裕が本当に得られるか、といった点には考察の余地があり、カツカツの状態で立ち回っているこいつに強くお奨め出来る技ではない。基本行動が目の前の敵を落とす為の技をストレートに打つという話とも関連する。
あとは、ちょっといい言い方が思い付かないが、折角リザガモスをこいつで見る選出をしているのに他二匹とリザガモスが対面して打ち合う(と言うか目の前の敵と後出しから出て来て半分削れたリザガモスの双方に通る技を選ぶという話なのだが)展開を想定しているのが何とも言えない。
ptや選出にも依るのだろうが結局ガブで叩きに行くなんて状況に陥り兼ねない。その際は確かに相手に居座り以外の択を取らせないようにしているのだが、メリットがデメリットを上回るとは投稿者は考えていない。
味方に撒いて貰えれば有り難い技である事は言わずもがな。従って、撒ける味方がおらず枠が余っている場合は採用しても良さそうだ。
性格・努力値・特性
陽気リザx臆病リザy臆病ガモス意識の陽気。
テテフを倒す確率を最大にする為Aぶっぱ。最速にする事でスカーフボルトSが抜ける為Sにもぶっぱ。これ以外有り得ない。
特性は鮫肌でいい。
耐久力指数
性格は陽気である事を想定しています。
物理耐久力指数:47830
特殊耐久力指数:43670
耐久無振りにしてはかなりある方。目安としては特化メガマンダの捨て身なんかも耐える。という事で、無理矢理等倍受けする事も可能であるという事を留意しておくとより楽な立ち回りが出来る局面があるかも知れない。
因みにメガ馬車の飛び膝は耐えるので対馬車は守る読みでガブバックすればいい。
好相性のポケモン等
ステロはなくても良いが撒いてあると楽出来る。リザが出されてもその瞬間体力を半分削れるのでy読みのエッジとかする必要がなくなる。メガプテラには何れにせよエッジを打たなければならないが、相手が接触技を打ってこなくても倒せるようになる。あとは微耐久調整程度のテテフの突破率が一応上がる、など。
バシャサンダーナット等「どれか一匹持ってかれたらそこから崩壊する」みたいなサイクルパにリザxyは有効な事が多い為、そこに補完としてこのガブが入る。しかも相手を一方的に崩せる。
壁貼られたら終わる為そういう事をさせないポケモンと組ませるのも良い。エーフィこそ見れないが例えば害悪型のエルフーンならこういう奴らを起点にして後続含め荒らしまくる事が出来る。勿論壁ターンの浪費にも一役買う。メガルやパル等身代わりを壊してくる奴らには注意。
pt構築はこのポケモンの採用から開始するのではなくて、寧ろこのポケモンは補完として入るか否かを検討するべきであろう。要は主軸にはならない。
使用感
端折った内容全部ここに書きます。
リザは本当に楽に狩れる。交代読みでめざ氷を打たれた事はあるが、xもyも大体ニトチャから入ってくる。要はカモ。
ガモスも同様。リザガモスは舞読みか炎技読みのどちらでも出せる。
当然の事ながら、偏に高速ポケを上から叩けるとは言ってもそいつら全員に役割を持っている訳ではない。つまり10万は無限に受かるが冷BやPF眼鏡サイキネは一回も受けられないので、死に出しでの処理をする際の生贄を誰にしておくか予め決める必要がある。
前条でも述べたが元祖やどみがエルフーンの対策が薄まっているのでこいつはワンチャンある。サイクルにも参加出来る。
終盤について。一貫択作るのに失敗すると絶望しか見えなくなるのでそれだけは本当に注意が必要。例えばリザyとガルドを残してこっちがラス1だったりするとどうしようもなくなるって事。
ダメージ計算
図鑑順になっています。
ガブリアスが攻撃側
陽気A252C0想定
- げきりん
・H252メガフシギバナ
46.5%〜55%
・図太いHB252メガフシギバナ
35.2%〜41.7%
・無振りメガリザードンx
122.8%〜146.4% (1確)
・無振りメガリザードンy
83%〜98%
・無振りメガゲンガー
91.8%〜108.8% (突破率60%弱)
・無振りメガガルーラ
57.2%〜68.3%
・図太いH244B252輝石ポリゴン2
30.3%〜36.6%
・威嚇込み無振りメガボーマンダ
64.7%〜77.6%
・威嚇なしH196B4メガボーマンダ
84.1%〜99.4%
・H252ヒートロトム
61.7%〜73.2%
・無振りジャローダ
72%〜84.6%
・H252サザンドラ
112.5%〜133.6% (1確)
・威嚇込みH84B196霊獣ランドロス
34.8%〜41.7%
・無振りゲッコウガ
96.5%〜114.2% (突破率80%強)
- じしん
・B4メガリザードンx
101.9%〜121.5% (1確)
・H220B4メガリザードンx
86.1%〜102.7% (突破率18%弱)
・H252メガゲンガー
123.3%〜147.3% (1確)
・H124B4マリルリ
53.4%〜63.3%
・H236B4メガハッサム
36.5%〜43.4%
・無振りメガバンギラス
69.7%〜83.4%
・無振りメガバシャーモ
132.9%〜158.7% (1確)
・威嚇なしH252メガクチート
91.7%〜108.2% (突破率53%強)
・威嚇込みH252メガクチート
61.1%〜72.6%
・威嚇なし無振りメガライボルト
142%〜169.6% (1確)
・威嚇込み無振りメガライボルト
95.1%〜113.1% (突破率70%強)
・H252B4メガメタグロス
64.1%〜77%
・無振りメガルカリオ
132.4%〜157.2% (1確)
・Zテクスチャー済無振りポリゴンZ(電気タイプ)
95%〜113.7% (突破率76%強)
・H252ナットレイ
38.1%〜45.3%
・無振りウルガモス
75.6%〜90%
・H252シールドギルガルド
73%〜87.4%
・H252アシレーヌ
58.2%〜69.5%
・図太いHB252ドヒドイデ
73%〜87.4%
・無振りミミッキュ
79.2%〜94.6%
・無振りコケコ
136.5%〜161.3% (1確)
・無振りテテフ
75.1%〜88.9%
・H236B4レヒレ
43.4%〜51.4%
・H4B4カミツルギ
49.6%〜60% (99.66%の超高乱2)
- ストーンエッジ
・無振りメガリザードンx
69.2%〜82.3%
・無振りメガリザードンy
183%〜216.9% (1確)
・無振りアローラキュウコン
98.6%〜116.2% (突破率71%強)
・無振りパルシェン
56%〜67.2%
・威嚇込み無振りギャラドス
54.1%〜64.7%
・無振りメガプテラ
85.1%〜100.6% (突破率14%強)
・H252サンダー
67%〜79.1%
・腕白H212B252グライオン
20.3%〜24.2% (まさかの特化だと身代わり破壊すら不可)
・H252ヒートロトム
70%〜82.8%
・無振りウルガモス
202.5%〜240% (1確。壁貼っていようが関係無し)
・無振りボルトロス
98.7%〜116.8% (突破率75%強)
・威嚇込みH84B196ランドロスS
29.1%〜34.8%
・腕白H244B236テッカグヤ
20.1%〜24.1% (特化に近い場合は身代わり破壊すら不可)
- アイアンテール
・無振りアローラキュウコン
197.2%〜232.4% (1確)
・H252メガサーナイト
92.5%〜109.7% (突破率44%強)
・無振りミミッキュ
106.1%〜126.1% (1確)
・H164B188ミミッキュ
74.1%〜87.4%
・B4テテフ
99.3%〜117.2% (突破率70%強)
・H236B196テテフ
65.1%〜77.7%
- がんせきふうじ
・無振りメガリザードンx
41.8%〜49.6%
・無振りメガリザードンy
112.4%〜133.3% (1確)
・威嚇込み無振りギャラドス
32.9%〜40%
・無振りウルガモス
122.5%〜145% (1確)
・無振りボルトロス
59.7%〜71.4%
- アイアンヘッド
・無振りミミッキュ
86.1%〜101.5% (突破率18%弱)
・H164B188ミミッキュ
59.6%〜70.1%
・B4テテフ
78.6%〜93.7%
- だいもんじ
・H236メガハッサム
73.1%〜86.8%
・H244エアームド
49.1%〜58.4%
・H252ナットレイ
61.8%〜75.1%
・H244D4テッカグヤ
30.5%〜36.4%
- ほのおのキバ
・H236B4メガハッサム
64%〜77.7%
・腕白H244B252エアームド
25.7%〜30.4%
・H252ナットレイ
66.2%〜79.5%
・腕白H244B236テッカグヤ
26.6%〜31.5% (特化に近い場合でも身代わりは割れる)
ガブリアスが防御側
陽気B4想定。
・陽気A252メガリザードンxのフレドラ
37.7%〜44.2%
・臆病C252メガリザードンyの晴下オバヒ
60.1%〜71%
・臆病C252メガリザードンyのめざ氷
100.5%〜120.2% (1確)
・臆病C252メガゲンガーの影玉
52.4%〜62.2%
・意地A252メガガルーラの捨て身
62.2%〜73.7%+14.7%〜18%
・控え目C252サンダーのめざ氷
91.8%〜109.2% (突破率59%弱)
・やんちゃA252珠バシャーモの飛び膝
85.2%〜101% (突破率16%強)
・臆病C252珠ジャローダのリフスト
63.9%〜75.4%
・陽気A252ドリュウズのZ地震
89%〜105.4% (突破率41%強)
・勇敢A252ナットレイのジャイロ
64.4%〜75.9%
・臆病C252霊獣ボルトロスのめざ氷
93.9%〜111.4% (突破率65%弱)
・冷静C252ブレードギルガルドの影玉
52.4%〜62.2%
・冷静C252ブレードギルガルドのZ影玉
103.8%〜122.9% (1確)
・控え目C252テテフのPF下サイキネ
79.2%〜93.9%
・控え目C252レヒレのムンフォ
91.8%〜108.1% (突破率47%強)
用語解説
FCは修正していない箇所があるかも知れないので解説には残しておきます。
○ポケモンの能力並びに成長特性値(公式は種族値の事を成長特性値と呼称しています)について、Hはたいりょく、Aはこうげき、Bはぼうぎょ、Cはとくこう、Dはとくぼう、Sはすばやさを表しています。
○トルネロス・ボルトロス・ランドロスのフォルムについて、Iはけしん、Sはれいじゅうを表しています(incarnation,sacred animal)。
○ロトムのフォルムについて、Nは基本、Wはウォッシュ、Hはヒート、Cはカット、Fはフロスト、Sはスピンを表しています。
○ギルガルドのフォルムについて、Bはブレード、Sはシールドを表しています。
○リージョンフォームについて、カントーはK、アローラはAを表しています。
○本文中に用いられている「序盤」「中盤」「終盤」は大凡役割理論で言う所の意味に準拠しています。序盤とは、両者が選出した3匹のポケモンが全視点で確定していない期間を言います。中盤とは、両者が選出した3匹のポケモンを両者が認知した瞬間から(計6匹の内)1匹以上がひんしの状態になる瞬間までの期間を言います。終盤とは、互いにこうたいを用いず只管打ち合う状態が開始されてからゲーム終了時までの期間を言います。
○ptとは、例えばバトルボックスに於けるチームの事です。隊列(パーティー)の略です。
コメントをする際の注意点
1.先ず簡単に説明します。
・必読( https://yakkun.com/sm/theory/policy/ )。
・コメントをなさる場合は予め育成論全文に目を通されて下さい。
・育成論の改善案については投稿者が勝手に取捨選択します。
・問題ありと思われるコメントはこっちで判断して消します。
2.なるべく詳しく述べます。
・前項に記載したページ「運営ポリシー」より引用します。
「特定のユーザーに対するコメントは丁寧語(敬体)である必要がありますが、育成論の考察・本文においては常体の使用も認められます。」
という事で、コメントは敬体でお願いします。敬体が用いられていないと判断出来るコメントはスルーする可能性が非常に高いです。場合に依っては削除しますので本当にご注意下さい。
・需要なさそうなら削除するので仰って下さい。評価点見ながら需要なさそうなら消します。
・コメントの返信について。するかも知れないし、しないかも知れないです。また、コメントは返信したのに育成論には反映させなかったり、或いはその逆でコメントには返信していないのに育成論の方は反映させたり、なんて事も有り得ます。
・「強要の禁止」について。改善案のご提案に関しては遠慮なさらず行って下さい。それを見てこちらで判断をします。
・明らかな荒らしコメントや揚げ足取りなどは勿論、質問やアドバイスなどを装った荒らしコメント、不必要な注意行為や要求にも過剰な反応はせずスルーして下さい。スルーして管理人のやっくんさんに連絡、というのが安定です。
・仮令正論であっても、害が大きいと投稿者が判断したコメントは削除します。復元の要請等はポケメールにてお願いします。復元すべきと判断した際は、育成論本文の最後に新しく項目を作り、そこにコピペするなどして対応します。