はじめに(そして諸注意)
- はじめましての方ははじめまして。
そうでない方もはじめまして。13回目の育成論になります、高松です - この論に出てくるポケモンは全て理想個体を想定しています
- ダメージ計算はトレーナー天国様のものを使用させていただきました
- 一般的であり、調べればわかる程度の漢字表記、略語等を使用します
- その他不備や質問等ございましたら、コメントの方でお願いします
概要:ボディパと飛行Zにより、抜き性能とハメ性能を両立した型
強み
- ボディパージ
・Sを2段階上げることにより、上からやどみがでハメられる範囲を広げる
→身代わりメガマンダとの不毛な択も解消できる
→事前に展開すれば死に出しの炎で止められない
- エアスラッシュ+飛行Z
・上から打つウェポンとして範囲、追加効果が優秀
→威嚇無視、広い等倍範囲、30%怯みの誤魔化し性能アリ
→加速するメガバシャ、宿り木が入らないメガバナで止まらない
・Zにより無理矢理突破できる範囲が広い
→ステロ込みでH252リザYも突破可能
→削れたS逆転可能な相手をボディパ+攻撃で突破し、起点にすることも可能
言うなればS上昇技+特性でAorCを上げる抜きエース型とエアスラワンウェポンのやどみが型のハイブリット。
- 立ち回りについて
1.ラス1に置いての運用
理想はこれ。数的不利の状態でも前の積みエースで削った相手を起点にし、後続をステロ込みで落としに行く。
動きとしては(身代わり→)ボディパ→攻撃の順。
身代わりは残せそうなら積極的に打っていきたいが、相手の裏がメガマンダの場合はボディパの方が優先される。
2.2匹目での運用
相手がテテフ、こちらバシャーモ+テッカグヤのような場合や、ドヒドやグライが対面の場合。
積極的に身代わりを張れそうな時は2匹目に出してもいい。しかし、詰めに行けるほど相手は消耗していない事が殆どのためやどみがでの削り重視になる。
こちらのラス1の圏内に押し込むことを目的とするため、ボディパを打てそうな場面でもエアスラやZでの削りが優先される(カグヤ1匹で詰められそうならその限りではない)。
- 味方について
・両立を目指した結果、ハメ重視に比べたら耐久がなく、抜き性能重視と比べたら技範囲が足りない
→ステロのサポートはほぼ必須と言える
→地面や妖、草等を呼びやすい味方と組むと展開できる対面が作りやすい
→上にも書いたが、ボディパ+攻撃で起点にする動きも取れるため高速で削りを入れられる味方を前に置くと展開しやすい
→理想としてはラス1の詰め手として運用したいため、ステロ撒き+2匹目の相性が良い事が望ましい。
- 味方の例
・襷バンギラス+メガボーマンダ
バンギに出てきやすい格闘をマンダが、妖、草をカグヤが起点にしやすい
バンギが挑発を覚えるため、相手の展開を許さないのも利点
挑発持ちのレヒレやミトム等の水が重い
・襷ランドロス+メガバシャーモ
マンダ以外のメガと組ませる場合、先にバシャーモに展開されると非常に苦しくなる
先に展開すれば勝てるメガバシャーモと、バシャに展開されないステロ撒きのランドロス
ガブと違い爆発で起点回避ができることが利点
カグヤを飛ばしてくるZゲッコウガの一貫がつらめ
→カグヤがZを使っているため、襷+メガの並びに添えるとわかりやすい
型
特性 :ビーストブースト
持ち物:飛行Z
性格 :臆病(S↑A↓)
努力値:[H - ][A - ][B - ][C228][D - ][S188](余り92)
実数値:[H172][A - ][B123][C156][D121][S115]
C:ステロ+ZでH252リザYが確定
S:+2で+1準速メガバシャ抜き
+1最速メガバシャは抜けないためここまでを最低限とする
余りはBに振るなら加速後のA28ナットのジャイロの乱数がずれる
Cに振るとHDメガマンダへの乱数が動き、Sに振ると素で上からハメられる範囲が広がる
確定欄では、H奇数調整とDL対策をしつつできるだけSに割いた
技
- ボディパ
- エアスラ
確定。理由は上の通り
- 宿り木の種
やどりぎによるハメがコンセプトなので確定
ポリ2等の高耐久やマンダのような一致弱点を突いては来ないが厄介な相手への回答に使える
- 身代わり
ほぼ確定。変えるならこの技
無振りメガバシャ:86.4%〜101.9%
補正H196D236メガマンダ:22%〜26.6%(身代わりを56.3%)
H252メガバナ: 52.4%〜62%
H252リザYに飛行Z:50.2%〜58.9%
- ラスターカノン
選択技。特性でCが上がることを生かして抜き性能を重視するなら採用圏内
その分ハメ性能が落ちるがステロ込みでミミッキュが確定等Z消費後も止まりにくくなる。採用時は鋼Zも持ち物候補に。
補正H196D236メガマンダ: 23.5%〜28.2%(身代わりを87.5%)
H4ミミッキュ:87%〜102.2%
被ダメ計
無振りドヒドの熱湯:15.6%〜19%
無振りポリ2の冷B:19.6%〜23.6%
C252ゲッコの冷B: 36.9%〜43.9%
→耐久相手にやどみがする&削れた等倍中火力をボディパ+攻撃で起点にする最低限の耐久はあることがわかる
終わりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
論とは関係ないですが今回は始めにと終わりにを除いた考察本文をできる限り少なくしつつしっかりした論を作ろうと挑戦してみました(そのせいで常態)。←ヤめました(コメントに一言アリ)。難しいものですね。これからも短く、かつわかりやすい論を目指して精進していきます