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白き闇・黒き光〜殺し屋物語〜
第二十六章 サタナ
著 : 窮爽
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〜有氷視線〜
あいつか!
部屋に入って、男が目に入った。男は装置をいじっている様子だった。男はこちらに気付き、振り返った。
「おや?お仲間とご一緒ではないのですか?」
「ふん。あんなのに騙されるほど、私は鈍くない。」
そいつは私にわざとらしく尋ねてきた。私は声を低めにして言った。
「ふふ…そうですか…まあ、いいでしょう。私はサタナ。以後、お見知りおきを…言わなくとも分かりますよ。私を止めに来たのでしょう?ふふ…残念ながらそれは100%の確率で不可能ですねぇ…」
「だとしても、私はその割合を変えるだけだ。」
私はそう言った。サタナは不敵な笑いをした。
「…私がこの計画を立てた理由、もうわかってらっしゃるのでしょう?パスワード、解いたんですよねぇ?」
「…あぁ。私は納得いかなかったがな。」
あんな理由、説得力がない。私は気にくわないな。サタナはまた不敵な笑いをこぼした。
「ふふふ…仕方がないですねぇ…cXペシャルを呼びますかねぇ…」
「させるか!行けっ、ゴローニャ!」
私はゴローニャを繰り出した。ゴローニャはサタナの目の前に立ちはだかった。
「ったく。めんどくさいですねぇ。バトルをするのは好まないのですが…そんなにというのなら…ドククラゲ。水の波動。」
「ゴローニャ、火炎放射!」
ドククラゲは水の波動、ゴローニャは火炎放射を繰り出した。2つの技はぶつかり、途中で爆発が起こった。煙が部屋中に広がる。
「ゴローニャ、地震!」
ゴローニャは地震を繰り出した。ドククラゲに地震は効果は抜群だった。周りの機材なども落ちたり、ゆがんだり、倒れたり、場所が変わったりしていた。
「迷惑ですね…ドククラゲ、毒づき。」
「ゴローニャ、ストーンエッジ!」
ドククラゲは毒づき、ゴローニャはストーンエッジを繰り出した。ドククラゲは毒づきでストーンエッジを壊そうとするが、威力にかなわず、ストーンエッジをくらってしまった。そして、倒れてしまう。
「面倒ですねぇ…スリーパー。」
サタナはそういいながらスリーパーを繰り出した。
まだいるか…
「スリーパー、催眠術。」
「ゴローニャ、転がりながら火炎放射!」
スリーパーは催眠術を繰り出した。ゴローニャは回転し、催眠術を回避する。そして、火炎放射を繰り出した。火炎放射はあたりに広がり、スリーパーにヒットする。火炎放射は機材や資料にもあたる。
…これで少しでもコピーの生産が減らせることができれば…
「…スリーパー、テレポート。」
スリーパーはテレポートを繰り出し、サタナと私、ゴローニャと共にテレポートであの大広間にやってきた。…どれだけ暴れても大丈夫ってことか…
「私はノートパソコンがありますからね。…スリーパー、サイコカッターです。」
「ゴローニャ、ストーンエッジ!」
スリーパーはサイコカッター、ゴローニャはストーンエッジを繰り出した。ストーンエッジがサイコカッターをはねのけ、スリーパーにヒットさせた。
「スリーパー、催眠術。」
「ゴローニャ、回転して火炎放射!」
スリーパーは催眠術を繰り出した。私は同じように指示を出した。ゴローニャは同じことを行う。火炎放射はスリーパーにあたり、ヒットした。そして、戦闘不能になる。
「…さあて、呼び出し完了。気付かなかったでしょう?」
「なに!?」
いつの間に!!?
サタナはいつの間にか呼び出しをしたようだった。私は舌打ちを打った。そして、床が開き、そこからコピーが現れた。…いや、…コピーなはずがない…だって…
「ふふ…驚きを隠せない様ですねぇ…そうです。これがcXペシャル。」
「何…だと・・・?」
私はもうい一度眼を凝らした。…そんな馬鹿な・・・なんでだ・・・?なんで・・・
驚くのも無理はない。なぜなら…その姿は…
紛れもなく…
『朝日』
だったのだから…
2011.4.15 23:55:23 公開
■ コメント (5)
※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。
11.4.16 16:50 - 窮爽 (monoraru) |
ユランさんへ 朝日のコピーなのか、それとも別なのか、次回わかります! サタナは行動が早いです(汗 ジュカイン「有氷のほうがせっかちだが?」 そういう問題じゃないだろ… うどんを一本食べる速さですか…私は測ったことがないですね^^ コメありがとうございます!それでは! 11.4.16 16:47 - 窮爽 (monoraru) |
いやwww朝日!?!?! っとこ・・・こんにちはwそよです 意外な展開にびっくり。 そしてもうひとつドーーでもいいこと。 サタナが望雅に見えてしょうがないのです((きゃーー 望雅「ひどいですネェ?私はそこまでしませんけどネェ?」 (この後そよは望雅によって戦闘不能になりました) 瑠璃「ということで変わってアタシがコメントを!朝日平気なのか!?第一有氷も大丈夫なのかよ!?続き楽しみにしてるぜ!!頑張ってください!!でわ!」 勝手に終わらせるな!?そ・・それでは! 11.4.16 14:49 - harumi (34sykm) |
こんばんは〜 や、やはり・・・あ・・・ 朝日ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!((崖で叫び これはもう、コピーである事にしたいです! しかも、サタナ呼び出すの早い(・。・;) 私がうどん1本を食べるのと同じ早さだ!((ぇ それでは続き頑張ってください!!! 11.4.16 11:51 - papiko (papiko) |
はい、まさかの朝日。偽物じゃないのか?って思う方々。次回で分かります! それでは! 11.4.15 23:55 - 窮爽 (monoraru) |
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急な展開です(ぺこり
…確かに、そう思ってしまいました(汗 えー、サタナとルイが棒雅にえてしまうという状況w
サタナ「そうですかね?」
ルイ「違うと思うんですが?」
まぁ・・・今はね。
有氷「応援なりがとうございまーす。」
サタナ「どうなんでしょうねぇ?ふふ―」
ストップ!お前は出るなよ!(汗
そよかぜさんも頑張ってください。
コメありがとうございます!それでは!