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友へ・・・

著編者 : siki64

出会い

著 : siki64

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 ちょうど3ヶ月前の5月25日、この日秋田駐屯地が砲弾による集中砲撃を受けた。壊滅寸前にまでさせたら攻め込み基地を奪うつもりだったらしい。
しかし、その駐屯地にいた第2師団長、黒山陸将補が地下壕に非難させ、敵が基地内に入り安心させたところを狙った「やり過ごし戦法」で何とか駐屯地を守れた。しかし、1500もの被害を出した。それから3日後、増援が送られてきた。トラックから降りたら早々に怒鳴られ並ばされた。
 第15小隊ではもう小隊長の中村が暴言をはいていた。
「てめぇ、生意気言いやがって!名前を言え!」
突き飛ばされた少年はすぐ立ち上がって
「太刀川 勉、三等陸士です。」
そう言った。
「おめぇ、さっき言ったこともう一回言ってみろ。」
「私には身内がいません、こいつの世話をしてくれる人がいないので連れてきました。」
その言葉を聞くと中村は太刀川を突き飛ばした。
「だからってこんなのを連れてきて良いと思ってるのか!」
さっきから左手で掴んでいた太刀川のピカチュウを思いっきり叩き付けた。
「やめて下さい!小隊長!」
「てめぇ、ポケモンの心配してないで自分の心配しろ!」
そのとき、電撃が走り中村の左腕に当たった。ピカチュウの電気ショックだった。
「この・・・・ふざけやがって!」
腰のホルスダーから9mm拳銃を引き抜き狙いを定めた。そして銃声が響いた。
全員、恐る恐る目を開いた。そこには奇妙な光景があった。
太刀川がピカチュウをかばい、無反動砲を担ぎ、前に中心が少しへこんだ鍋をぶら下げていた少し太っている隊員が気絶し倒れておりその周りに無反動砲の予備弾を持った背が高い人物と気が弱そうでヒョロッとした衛生兵がいた。中村は目の下にくまがある三十代前半の男に拳銃を弾かれ2人とも硬直状態になっていた。

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2012.1.1  19:45:42    公開


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