ポケモンの楽園
著編者 : トーカ@浮上停止
5,新たな力
著 : トーカ@浮上停止
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「お、あすか、おはよう!」
「おはよっ、あすか!」
(「え?今の…ガイルが心の中で思ってること…?」)
私は自分でもよく分からなかったが、確かに、今聞こえたのだ。ガイルの心の声、が。私は思い切って聞いてみた。
「あの、ねぇ、ガイル…」
「ん?」
「あすか、どしたの?」
そこへ丁度ブレードもやって来た。
「アスカ、ドウシタンダ?」
「ガイル、今、あすかはいい奴だ。こいつは、人間みたいな醜い奴じゃない…って思った?」
「!?ああ、そうだが、なぜ分かった?」
「…私でも分からない。何故か急に聞こえてきたの。」
「これってもしかして…」
「読心術!?」
三人がハモった。
「すごいよ!すごいよあすか!」
「これはすごいな!」
「アア、イロイロベンリダロ。」
「じゃあ、私が今、何て思ってるか当ててみて!」
「うん。」
ごくりっ…
三人が喉をならす。
私はマリナをじっと見つめた。そして、
「分かった。あすか大好き!ね?」
「わぁ!正解!大正解!」
「これはすごいな!」
「ウム。」
私はこのことを楽園の皆に話した。
この時は私でも分からなかった。これから、大変なことが起きるなんて……。
2014.7.14 23:34:51 公開
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