ポケモンノベル

ポケモンノベル >> 小説を読む

dummy

俺の答え旅

著編者 : 窮爽

バトルと怒り〜俺の怒りの矛先〜

著 : 窮爽

イラスト : 窮爽

ご覧になるには、最新版の「Adobe Flash Player」が必要です。 また、JavaScriptを有効にしてください。

「レパルダス、猫だまし。」
「デンチュラ、騙し打ち。」

レパルダスは猫だまし、デンチュラは騙し打ちを繰り出そうとする。
スピードにかなうはずがない。
俺はそう思っていた。が、レパルダスより先にデンチュラが騙し打ちを繰り出してきた。
効果はいま一つだが、これで猫だましが使えなくなってしまった。

「デンチュラ、エレキボール。」
「レパルダス、シャドーボール。」

デンチュラのエレキボールとレパルダスのシャドーボールがぶつかる。しかし、すぐにシャドーボールは押され、レパルダスはエレキボールに当たってしまい、何と戦闘不能になってしまった。
何だと…?

「戻れ、レパルダス。出て来い、ムシャーナ。」
「まだやるんですか?仕方がないですねぇ…」

俺はレパルダスを戻し、ムシャーナを繰り出した。男はため息交じりに言う。この時、俺ははじめてある感情を抱く。
絶対こいつにだけは負けたくない…

「ムシャーナ、催眠術。」
「デンチュラ、クモの巣。」

ムシャーナは催眠術を繰り出そうとするが、デンチュラは素早くクモの巣を繰り出し、ムシャーナにヒットさせる。クモの巣でムシャーナは身動きが取れない。
チッ…どうする。

「デンチュラ、騙し打ち。」
「ムシャーナ、サイコキネシス。」

デンチュラは騙し打ちを繰り出し、ムシャーナに近づく。しかし、ムシャーナのサイコキネシスで動きを止め、木に叩きつけた。

「ムシャーナ、サイケ光線。」
「デンチュラ、放電。」

ムシャーナはサイケ光線、デンチュラは放電を繰り出す。サイケ光線は放電によりふさがれ、ムシャーナにヒットし、これもまた戦闘不能になる。
くそっ…またか…

「ムシャーナ戻れ。行け、ペンドラー。」
「無駄だと思うんですがね?」

俺はペンドラーを繰り出した。男はまた言う。
五月蝿い…

「ペンドラー、ハードローラー。」
「デンチュラ、エレキボール。」

ペンドラーはハードローラーを繰り出した。しかし、エレキボールにヒットしてしまい、技はデンチュラにヒットしない。

「デンチュラ、騙し打ち。」

いつの間にか男は技を指示していた。デンチュラは騙し打ちを繰り出し、ペンドラーに充てる。ペンドラーは戦闘不能。

「チッ…!サザンドラ!」
「負けず嫌いですねぇ…そういうの嫌われますよ?」

俺はもうイライラしていた。ペンドラーを戻し、サザンドラを繰り出す。

「サザンドラ、ドラゴンテール!」
「デチュラ、かわして放電。」

サザンドラはドラゴンテールを繰り出すが、かわされる。そして、放電を近くで受けてしまい、戦闘不能。

「ウォーグル!」
「…相性は関係なしですか。」

俺はもうどうでもよくなってきた。
こいつにだけは負けたくない。
そんな思いが俺を動かす。

「ウォーグル、ブレイブバード!」
「デンチュラ、放電。」

ウォーグルはブレイブバードを繰り出す。デンチュラは放電。それもウォーグルにヒットし、またもや戦闘不能。

「くっ…!ラプラ「いい加減にしてもらえませんかね?」」

俺がラプラスを繰り出そうとすると、男は言葉を遮り言った。

「もう貴方にも分かっているでしょう?これ以上ポケモンたちに損をさせるより、休ませる方が優先的なのではないでしょうかね?」
「五月蝿い。お前に言われる筋合いはないんだよ!」

俺はもう構わずラプラスを繰り出した。男はため息をつく。

「…嫌いなんですよ。貴方みたいな人は。デンチュラ、エレキボール。」
「黙れ!ラプラス、冷凍ビーム!」

エレキボールと冷凍ビームはぶつかる。…エレキボールが圧倒的に冷凍ビームを押し、ラプラスにヒットする。そして、戦闘不能。
俺はラプラスを戻す。男はデンチュラを。

「…はぁ。だからウザいんですよ。物分かりの悪い人は。」

男はそういいながら一番道路を歩いて行った。俺はただイライラがこみ上げていた。握り拳が自然とできる。
…怒りだ。…初めてだ。こんなに他人に対してイラついたのは。
俺はもうそいつ等を無視して、ポケモンたちに復活草を使う。そして、一番道路を歩いて行った。
その後、あいつ等は警察に捕まったらしい。

…あいつにだけは…絶対勝つ…!

バトルと怒り〜俺の怒りの矛先〜

⇒ 書き表示にする

2011.4.29  20:24:45    公開


■  コメント (5)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
そうですか!?サラリーマン言われてるぞおいw
想現真「俺はサラリーマンじゃない。れっきとした奴だ。」
どんな奴だよ…
ルイ・・・お前いい加減ドSっぷり直せ!
ルイ「酷いですねぇ?突き落としますよ?」
や、やばい…(滝汗
負けず嫌いというか、初めてだよな?
想現真「あぁ。初めてムカついた。」
そうか…
コメありがとうございました!それでは

11.4.29  22:05  -  窮爽  (monoraru)

ユランさんへ
想現真「俺は絶対あいつと似てない。」(キッパリ
おいおい…めっちゃ人気あるんだぞ?影堕。
想現真「かわいいは別だが、まぁ…結構鋳ポケモンだしな。」
褒めた!?こいつが褒め―(蹴られ
ルイ「最近気が合いますねぇ?そうそう。しつこいし、面倒だし、損するし…あなた、一回瑠璃さんと話してみては?バトルしたら…絶対変な事になりそうですがねぇ?」
想現真「俺は似てない。悪口言うな。」(怒

またコラボしたいですね!大鬼コーチと影堕wそして、似た者同士の対面w
機械があればぜひしましょうね!それでは!

11.4.29  22:03  -  窮爽  (monoraru)

こんにちは〜
想現真・・・カッコいい!!ネクタイが合ってるというか、
何かサラリーマンみたいですね><((そっちかぃ
相変わらずルイはドSっぷり発揮中ですねww
バトル中でもSだし、何だかある意味味方だと心強そうですね(笑)そして意外と負けず嫌いなんですね、想現真って。
オド「まぁ僕等はその反対だけどね」
そうだね、いつまでも陽気というか(つ旦
それでは、続き頑張ってください!!!

11.4.29  21:10  -  papiko  (papiko)

こんばんはw
この圧倒的な負けっぷりに負けず嫌い(クルリ)
影堕「なんだよ?」
似てる気が・・
百「ペンドラーだ!?ウチも持ってるんだよ!かわいいよね
なんか強いしさ!」
ムゥ「ムゥはどうなんだろうね?」
望雅「そうそう負けず嫌いって本当に迷惑なんですよね?人の喧嘩にポケモンを巻き込むなんて?この台詞誰かさんにも言いましたがネェ?」
瑠璃(ギクッ)

風鈴さん!またコラボできたらいいですねw
今度は影ピョンとかいますしw
機会があればッ!それではノシ

11.4.29  20:51  -  harumi  (34sykm)

はい。圧倒的に負けたね^^(蹴られ
想現真「五月蝿い。お前は黙れ。」
結構イラついてるね…
それでは!

11.4.29  20:25  -  窮爽  (monoraru)

 

コメントの投稿

現在、コメントは受け付けていません。


<< 前へ戻るもくじに戻る 次へ進む >>