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「ジュカイン。」
「オーダイル〜！」

私はジュカイン、トキビはオーダイルを繰り出してきた。
…相性では有利。…倒した後にすぐ走っていけば…
私はそんな事を考える。

「先に行かないなら〜、行かせてもらうわよ〜！氷の牙〜！」
「かわしてリーフブレード。」

オーダイルは氷の牙を繰り出す。しかしジュカインはかわし、リーフブレードを喰らわせた。

「ジュカイン、リーフストーム。」
「吹雪〜！」

リーフストームと吹雪がぶつかり合う。暫く競り合い、リーフストームがやがて吹雪を押し返し、オーダイルにヒットさせた。そして、オーダイルは倒れる。
…よし。

「戻…！ちょ！行くなっつてんだろうがぁ！！？」

私はそんな声にも気にくれず、ジュカインを出したまま走っていった。
…何があるか分からないし。


「一仕事だ。エルレイド。」
「ジュゴン。」

俺はエルレイド、ソウトはジュゴンを繰り出す。
…まぁ、互角といったところか。…すみれさんはもう行ったみたいだ。…俺も倒した後にすぐ行くか…

「ジュゴン、絶対零度。」
「エルレイド、サイコキネシスで止めろ。」

ジュゴンは絶対零度を繰り出すが、エルレイドのサイコキネシスで壊される。

「ローキック。」
「水の波動。」

ジュゴンは水の波動を素早く出そうとするが、エルレイドの素早さには敵わない。エルレイドは繰り出される前にローキックはジュゴンにくらわせる。

「サイコカッター。」
「破壊光線。」

エルレイドのサイコカッターをジュゴンの破壊光線が貫いた。何とかエルレイドは破壊光線から逃れる。
…反動だ。

「エルレイド、影分身からローキック。」

エルレイドは影分身を繰り出し、影分身と共にジュゴンにローキックを喰らわせた。ジュゴンはその場に倒れる。

「戻れ…チッ。」

俺はすぐにエルレイドと先を向かった。
…すぐに行かないといけないし。


「すぐに終わらせますよ。ゾロアーク。」
「そうには参りません。華の舞、ロズレイド。」

僕はゾロアーク、屡亜李はロズレイドを繰り出す。
…さぁて、残ったのは僕ですか。…さっさと終わらせたいものですね…？

「ロズレイド、華の乱、花びらの舞い。」
「いちいち五月蝿いですね？ゾロアーク、悪の波動。」

ロズレイドは花びらの舞を繰り出す。ゾロアークは悪の波動。２つの技はぶつかり、爆発が起きる。
…少しはやるようですね…？

「ゾロアーク、イカサマ。」
「草の調べ、草笛。」

ったく、面倒な技ですね…？
一瞬は眠りそうになるも、眠る前にロズレイドにイカサマを喰らわす。

「お仕置き。」
「防御体制のまま、チャージ。」

お仕置きをロズレイドにくらわせる。しかし、ロズレイドは動かず、じっと両手の薔薇を上にあげて溜めている。
・・・ソーラービームですか。

「日の如く、ソーラービーム。」
「ナイトバースト。」

ソーラービームとナイトバーストがぶつかり、競り合う。…さて、ちょっとここらで遊びましょうかね…？

「お仕置きですよ？」
「へ…？」

突然の指示に屡亜李は驚く。ゾロアークはナイトバーストをやめる。ソーラービームはそのまま壁を破壊する。ゾロアークはそのままお仕置きを繰り出す。ロズレイドにヒットし、戦闘不能になる。
…少しばかり、騙させていただきましたよ…？…人間は騙しあいですからね…？生活でも…バトルでも…

「終演でございます。ロズレイド。……ですが、美しき舞にに怒りという文字が浮かび上がった時、容赦はご遠慮させていただきます…」

はいはい。勝手にやっておきなさい。
僕はゾロアークと共に奥へと走る。
…幹部というものは…面倒ですね…？


「３匹か・・・」

俺は橋の真ん中で３人のポケモン、ジュカイン、エルレイド・ゾロアークに挟まれていた。
…とにかく、この橋から脱出するのが先か…

「ウォーグル。」

俺はウォーグルを送り出し、足につかまる。そして、偽のすみれの居るほうへと飛び、後ろに着地する。そして、ウォーグルを戻す。

「…ステージを変えましょう。…」

パチンッ。

偽のすみれが指を鳴らすとフーディンが現れ、テレポートを繰り出す。
…たどり着いたのは電気石の中だが、場所が違う。俺の後ろには壁。前には３人。

「さて…行きましょうかねぇ？」
「そうですね。…」
「強さまでは化けることはできないけど…私達三つ子に勝てる？」

３人はいう。
…やってやるさ。
俺はそんな一心でラプラス、サザンドラ、レパルダスの３つのモンスターボールを投げた―