ポケモンノベル

ポケモンノベル >> 小説を読む

dummy

俺の答え旅

著編者 : 窮爽

★テープとバトル〜俺のポケモン〜

著 : 窮爽

ご覧になるには、最新版の「Adobe Flash Player」が必要です。 また、JavaScriptを有効にしてください。

「どうだったんですか?」
「覚えてねぇよ…」
「なんだ、つまらないな。」
「何がだよ。」

百の尋ねに影堕は低いテンションで答える。その答えに疎火は言う。
…何がだ。何がつまらない。

「三途の川見ました?てか、見ましたよね?」
「…お前は何でそんなに楽しそうなんだ。」

安藤はワクワクする様にして尋ねてきた。
…こいつ、何がそんなに楽しいんだ…

「とにかく笑えましたネェ?クックック・・・」
「見ますか?あるんですねぇ?ここに。」
「は!?お前等!こっちによこせ!」
「断る。」

イルカはテープを揺らしながら言った。影堕は立ち上がって怒鳴る。すみれは一言いう。
…こいつ等…ドSトリオだ!

「なら、バトルで決めたらどうでしょうか?」
「「バトル?」」

すみれの提案に俺と影堕ははもった。

「百さんと安藤さんで組んで、2人も組んでタッグバトル。2人が勝ったらこれは譲る。」
「おう!やってやろうじゃねぇか!こっちには疎火がいる「卑怯ですネェ?」」

すみれの説明に影堕は疎火を見ながら言おうとした。が、カラスに言葉を遮られる。
…この時のカラスの顔はニコニコしていて、どこか恐ろしかった。

「私ですか?…まぁ、私も見たいですし…」
「よろしくお願いしますね。」
「ネクタイ!やるぞ!」
「誰がネクタイだ。安藤もネクタイだろうが。」
「…あいつはスーツだ。」

百と安藤が言う中、影堕は変なあだ名をつけてきた。
…ネクタイ言うな……カラスは確か、片目って呼ばれてたよな。…こいつ、ネーミングセンスの欠片もねぇ…
そう思いながらも、サンヨウジムのバトル場に向かった。

「これより、タッグバトルを始めます。使用ポケモンはそれぞれ一体ずつ。どちらかが2体戦闘不能になった時点でバトルは終了となります。」

審判はすみれがやる事となった。

「手加減してあげてくださいネェ?クックック・・・」
「そうですよ?」

イルカとカラスがそういう。
…腹立つなぁ…

「分かってますって。でて来い、ルージュラ!」
「あ、じゃあ。ムゥ。」
「ムゥ嫌だ。」
「文句言わない。」

安藤はルージュラを繰り出す。…百はムゥを頭からおろした。ムゥは少し不機嫌そうだ。
…行けるかもしれない。

「出て来い、サザンドラ。」
「でて来い琥惰。」

俺はサザンドラ、影堕はリオルの琥惰を繰り出す。

「バトル、始め。」

力のない平然な声がバトル場に響く。

「そっちからどうぞ。」
「なら遠慮なく。ルージュラに剣の舞からクロスチョップ!」
「サザンドラ、ブースターにドラゴンクロー。」
「ムゥ、欠伸から熱風!」
「ルージュラ、吹雪!」

安藤に言われ、俺たちは先に指示を出す。
2匹はどちらも接近…一方で熱風と吹雪は合わさり、2匹に襲いかかった。さらに琥惰に欠伸が襲う。…さて、いつ寝る…?

「サザンドラ、ハイパーボイス。」
「ブレイズキック!」
「熱風!」
「リオルにサイコキネシス。」

熱風とハイパーボイスがぶつかる。ハイパーボイスがやや押していく。そして、ムゥにヒットさせた。一方で琥惰はブレイズキックを繰り出すが、サイコキネシスでふさがれ、壁に叩きつけられた。
すると、とうとう琥惰は眠ってしまった。

「しまった!起きろ!」
「起きるまでサポートする。サザンドラ、流星群!」
「やば!?ムゥ、サザンドラに欠伸!」
「俺がガードします。サイコキネシスで流星群を跳ね返せ!」

俺は一気に決めるため、流星群を繰り出した。ムゥは欠伸を繰り出す。…何とかサザンドラはかわした。しかし、ルージュラのサイコキネシスで流星群の半分を跳ね返された。結局、お互いが流星群を受ける羽目になってしまった。と、ここで琥惰が目を覚める。

「ルージュラにブレイズキック!」
「ブースターにドラゴンテール!」
「サザンドラに馬鹿力!」
「床とリオルに冷凍ビーム!」

琥惰はブレイズキックを繰り出す。ルージュラは冷凍ビームを繰り出し、床を凍らせる。琥惰は氷で滑ってしまい、冷凍ビームの餌食となり戦闘不能となった。
サザンドラはブースターにドラゴンテールを繰り出す。ブースターは馬鹿力。2つの技はぶつかり合う。
どちらも譲らなかったが、途中でどちらも退ける。

「ルージュラサイコキネシス!百さん、お願いします!」
「はい!ムゥ、馬鹿力!」
「な!?」

ルージュラのサイコキネシスでサザンドラは動きを封じられた。そして、ムゥの馬鹿力がサザンドラの急所に運悪くヒットする。壁に叩きつけられ、戦闘不能となった。

「リオル、サザンドラ、戦闘不能。ブースター、ルージュラの勝ち。よって勝者、百と安藤。」

テープをかけたバトルは俺たちの負けとなった。

…その後、俺たちのテープは流され、思いっきり恥をかいたのだった。


         …だが、前よりは強くなったかもな…

⇒ 書き表示にする

2011.4.30  23:29:28    公開


■  コメント (5)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
おい…お前なんでそんなにも好きなんだ?(汗
安藤「好きってわけではないんですけどね?あ、猛特訓で一階は絶対三途の川を拝むことになりますし?あぁ、それならどこですか?海ですか?」(笑顔
怖ぇよ…てか、辞めろ!!?(汗
想現真「マジでよこせ。」
ルイ「思い出ととらえれば大丈夫だと思うんですがねぇ?」
お前等…SとMの関係だな…(殴られ
想現真「俺はMじゃない!」
そうかい。
コメありがとうございました!それでは!

11.5.1  14:45  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは〜
安藤さん、なぜそんなに三途の川が好きなんですか!?
私だったら、1度見て『コレやべぇ!!』とか思ってトラウマになっちゃいます><・・・てかなんで安藤さん分かるっ((驚き
イーブイ「予知能力とか?」
サンダース「いつか俺をその、三途の川って所へ連れて行ってくれ!わぁ、どんな所なんだろうな〜^^」
。。。きっと安藤さんは喜んで連れて行ってくれると思うよ!
結局、テープは流される事になってしまいましたね;
ドンマイだよ、想現真♪
それでは!もう時間がヤバイので明日コメします!
頑張ってください!!!

11.5.1  01:30  -  papiko  (papiko)

そよかぜさんへ
そうですよねw一般公開は夏ポケ映画と同じ日―(殴られ
想現真「嘘をつくな。というか、俺か影堕によこせ。」
ルイ「どうぞどうぞ?ビデオに焼いてますしねぇ?テープのほうはあげますよ?」
想現真「辞めろぉぉ!?」
w私も今度見ようw(殴られ
ムゥw駄目だよw面倒くさいって言っちゃw
すみれ「まぁ、個人それぞれだし。好きか嫌いかは。」
まぁ、そうだけどね(汗
コメありがとうございました!それでは!

11.4.30  23:52  -  窮爽  (monoraru)

ウワー楽しそうなもの発見ですよw
いつ一般公開されますかw
影堕「おい!?」
なんでしょうか(ニコニコ)
影堕「お前・・・怖い・・」
ムゥ「バトルってめんどくさいよね」
百「こらムゥ?!」
いやいや影堕も強くなって・・・うれしいよ
望雅「あのテープほしいですよネェ?」
うん見せてね望雅?
それではノシ

11.4.30  23:39  -  harumi  (34sykm)

はい。負けたね☆
想現真「…俺が勝つ日はいつ公開される。こいつ等が強すぎるんだ。」
そうかそうか^^(蹴られ
それでは!

11.4.30  23:30  -  窮爽  (monoraru)

 

コメントの投稿

現在、コメントは受け付けていません。


<< 前へ戻るもくじに戻る 次へ進む >>