闇夜に届く声
第三夜 乱入という影
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「…で?私は何をすればいいの?」
「……」
「な、何!?その目!!分かってるわよ!私が説明すればいいんでしょ!?」
私の部屋で集まり、話をしていた。私が尋ねるとルイは利明をニコニコしながら見ていた。
利明はうっとうしいかのように言う。…分かるかも…ハッキリ言って…ウザい
「私を楽しませなさい!」
「…は?」
利明は私をキッとみて指差しながら言った。私は思わず間抜けな声を出す。
…んん??
ルイは呆れて深いため息をついていた。
「…ま、話だけは訊いてあげてくださいねぇ?」
「う、うん…」
ルイはいつの間にかティーカップに入った紅茶を啜りながら言った。私は頷く。
…というか、いつの間に用意したんだろ…
「…私は死ぬ前は金持ちの家だったの。…私の家って凄い過保護で外に出る事があまりなかったのよ。…ある日、外に出る事を許してもらったの。…でも、リキアスタウンを走っていたら…突然、電撃が町中を襲った。…そして、息絶えた―」
「…そう…だったんだ…」
利明は悲しげな表情を見せ名が等は鳴いた。…そう言えば…あったよね…1年ぐらい前に…
「…だから、楽しんでいきたい…そう思って、この状態よ」
「……」
利明の話を聞き、私は考え込んだ。
…よし。
「分かった。私に任せて!いい所ならいっぱい知ってるし!」
「ありがとう!じゃ、よろしく頼んだわよ!」
「ここで僕は引き揚げる…と言いたいところですが、興味があるので見物でもしましょうかねぇ」
「他人事みたいに何言って『他人事ですがー?何か問題でもー?』」
私は利明の手助けをする事にした。利明は嬉しそうな笑顔で言う。
ルイの言葉に利明は言い返そうとしたが、ルイの発言に言葉を詰まらせた。
…まぁ…確かに言われてみれば…
「早速行きましょ!まずどこ行くの?」
「ちょ、ちょっと待ってよ…うーん…まずはここら周辺から……あ!リンキョウシティ名物の氷屋敷なんかはどうかな?」
利明は子供の様にはしゃぎながら尋ねて来た。私は戸惑いながらも頭に浮かんだ場所を提案した。
利明は首をかしげたが楽しみにしていた。ルイはそれを見てニヤニヤしている。
「何よ」
「いや?素直じゃないんだって思っただけですが?」
利明が尋ねるとルイはフッと鼻で笑って答えた。うわー…ウっザ・・・
「あんた、絶対友達いなかったでしょ」
「いや?居ましたけど?少し多め」
「え!?」
私が尋ねるとルイは平然と答えた。それに対して私と利明は見事はもった。
えぇ!?居たの!?その性格で!?
「ケケッ!例えば俺のトレーナーとかな!」
「へー…?」
聞き覚えの無い声に私は頷くがすぐに首をかしげた。
…姿は…見えないよね?
「ケケッ!」
「ギャァ!?」
突然床からゲンガーが飛び出してきた。私は驚いて後ろに退けた。
えぇ!?
と、ヨマワルのボールがカタカタと揺れた。私はボタンを押し、ボールを膨らました。
そして、ヨマワルが出てくる。
「あ〜、ゲンガ〜。来てたんだぁ〜。嬉しいよ〜」
「ケケッ!暇だったしなぁ!こっそり来ちまったぜ!とゆーか、お前がいるとは思わなかったぜ!しかも、もう1人幽霊いるしよ!」
「殺されても知りませんからねぇ?」
ヨマワルとゲンガーは親しそうに話した。それにルイがため息交じりで言う。
いやいや!?言ってる事おかしいから!?殺されるって!?
…やっぱ、ゴーストタイプには見えるんだね…
「ケケッ!まー、殺されるほどじゃねーしな♪とゆーか、あいつアルミアいるんだけどさー、フーディンに頼んでテレポートできたんだぜ!」
「へぇ〜、そうなんだ〜」
ゲンガーの話にヨマワルは興味ありげに言った。
…全然状況がつかめないんだけど…
「知り合いでトレーナーが居るんですがねぇ、このゲンガーはそのトレーナーの手持ちなんですねぇ」
「…なんか、あんたの知り合いって訊くとまともじゃない様な気がするのは私だけ…?」
「いや、私もだから」
ルイの話に利明は呟いた。私はそれに同意する。
「ケケッ!なーんか、楽しそーなことやってんじゃねぇか?」
「盗み聞きってたちが悪いわね」
ゲンガーの発言に利明はそう言った。…それは納得。
…という訳で結局ゲンガーまで来ることになってしまった。
…というか、楽しんでるだけだよね?そうよね?
私はそう感じながらも氷屋敷へと案内した―
2011.7.11 21:13:29 公開
2011.7.11 22:14:32 修正
■ コメント (2)
※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。
11.7.12 18:10 - 窮爽 (monoraru) |
こんばんは〜 紅茶wwwルイは、やはり何処でも紅茶なんですかねw オド「幽霊かぁ〜・・・その方が目立つかな?」 レイ「じゃあ俺もそういう事でこれから当たり前のように出ようかな・・・」 いや、それは駄目だろ!?((汗 利明って・・・そっか、あいつが引き起こした事件の犠牲者だったんですね・・・ イーブイ「利明さん!コレ、気晴らし程度だけどどうぞ!!((ルービックキューブ持って」 シャワーズ「あ、僕コレあるけど^^((でかいハリセン持ち」 サンダース「俺とバトルでもするか?」 お前等自由すぎるぞ!? 氷屋敷・・・というか、やっぱルイが居ると楽しいというか和むというかwww イーブイ「やっぱりドS&紅茶大事にする人っていいよね〜♪」 イーブイ、名前をハッキリ言おうよ!?((汗 なぜにゲンガー(笑) エーフィ「やはりゴーストタイプ同士、仲良しなのね・・・という事は、ギラティナとかもやる気があれば・・・」 いや、その法則間違ってると思うぞ; それでは、続き頑張ってください!!!私はもう、寝ます!((キリッ 11.7.12 00:55 - papiko (papiko) |
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はいwwコイツはもう紅茶のイメージがww
ルイ「紅茶は心が落ち着きますからねぇ。…あぁ、レイさんもどうですかねぇ?」
瑠歌「というか何処から出してんの!?いつも!」
それは確かに謎だ(汗
利明「皆…ありがと!全部受け取るわ!」
ルイ「バトルもですかねぇ?ww」
あ、それはまずいww
イーブイwww
利明「ないないないないない!!ウザイだけ!和まないし!」
ルイ「酷いですねぇ」
お前等の仲って何なんだよ(汗
ゴーストタイプどうしだからギラティナもww
ゲンガー「ケケッ!いいじゃねーか!」
ヨマワル「面白そう〜」
そう言う問題じゃねぇぞ!?
ユランさんwwお休みなさい!こんな時間まで…ありがとうございます!><
コメありがとうございました!それでは!