夕焼け見にこ
すべてを伝える
著 : はる吉
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母は、息子と違う声を聴いて、驚いただろう。急いでこちらに向かってくる音がした。
「ただいま!お母さん。この人が自分の友達!さっき遊んでたの。それでさ、ちょっと話してもいいかな?3人で。」
母はパニックだったと思う。急に押しかけられたのだから。
「う、うん。いいけど。こちらにあがって。」
「おじゃましまーす!」
そして、リビングについた。椅子に座ると、水の入ったコップが3つ用意されていた。早いな。
「それで、話って何かな?」
母に尋ねられる。
「私が話そうか?」
「う、うん。ごめん。お願い。」
そうして、母にいじめられていたことなどをすべてすべてサーナイトが話してくれた。母はとても驚いて、泣いていた。
「そうだったんだね。今まで気づいてあげられなくてごめんね。ごめんね。」
とても、弱弱しい声だった。初めて聞く声。
「大丈夫だよ。サーナイトがすべて助けてくれたから。」
母を泣かしてしまって申し訳ない。
「サーナイトさんありがとう。」
「どういたしまして。それでですが、学校にこのことを話して、対処してほしいのですが、いいですか?」
「はい。かまいません。」
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そうして、母は学校にこのことをすべて話した。助けてくれるなら、もっと早くいっとけばよかったな。ちょっと後悔する。学校側はちゃんと、自分の望み通り対処してくれた。いじめていた人たちも怒られて次から絶対にしないといわれていた。エレキッドは絶対にやらないと思う。だって、父親厳しいって言ってたのだから。ざまあみろ!!
それから・・・・・・。
2024.9.24 22:23:40 公開
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