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夕焼け見にこ

著編者 : はる吉

エスカレートしていくいじめ

著 : はる吉

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いじめのことをなめていた夕方。ちょっと後悔した、その日の夜。
自分はスマホロトムのLIMEを開く。自分は、イーブイにLIMEした。
             7:24既読『こんばんは!イーブイ!今までごめんね』ハッサム
イーブイ『ううん。そんなに気にしてないよ。』7:27既読
                   ・・・        
それから、8時までずっと心配していたことに対するメールのやり取りをした。
自分はてっきり許してくれているんだなと。思っていた。でも、違った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日。いつも通り学校に行った。でも、下駄箱に着た瞬間、いつもどおりは消えた。
エレキッドに待ち伏せされていたのだ。昨日のことが何もなかったようにしたいので、いつもの感じで接した。
「お、おはよう。エレキッドくん。」
正直、なんで君付けしないといけないのかわからない。でも、しないといつも怒鳴る。当たり前だったことに、パニックになり疑問が浮かび上がってしまった。
「おいおい、名におびえてんだ?まさかおれがこえーってのか?あぁ!?なんとかいえよくそ。」
そうやって、自分の足をけってきた。初めて人にけられた。その感覚は今でも忘れられない。とても強い力だった。
「いっ。こ、こわくないよ。」
自分でもわかった。嘘をついていると。声がおびえていた。
「なあ、エレキッド。先生きちまうぜ。」
そう、部下のゲンガーが言う。
「そうか。じゃあ教室に行くか。じゃあな、弱虫ちゃん。せいぜい地獄を味わえ!」
(心がこもりすぎていないか。どうせ大したことをしないんだろ。ハハ。笑えるぜ。)
「じゃあな、弱虫。ククク。」
部下のニャースも言う。弱虫だからなんだ。興味がない。
そうやって、朝からずっといじめられていた。
そのいじめがはじまってから、1か月がたった。もう限界だった。自分はこう考えた。
(遺書を書いて、死んでやる!)
そう思うようになった。そして、決行の日の前日の夜。
(えっと、エレキッドがいじめてきて・・・できた!)
そうして、遺書を書いた。決行時間は夕方。その前から、準備をしておかないとね。
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それから、次の日。とうとう決行する時間がやってきた。
(じゃあな、みんな)
首を絞めた。でも、失神してしまった。死ぬはずだったのに。
失神して、1分もたたないうちに、目が覚めた。
「なんでいきてるんだ。なんで。」
くやしくて。くやしくて。泣いてしまった。ちゃんと、決めたことだったのに。
それ以来、首を絞めるのは怖くてやっていない。
でも、首を絞めるのをやめたとて、いじめはやめさせてもらえなかった。
どんどん、いじめが加速していく。つらかった。
月に一回、いじめに関するアンケートというプリントを配られる。でも、それにはいじめられていない。そう書いてしまう。指示されていたから。エレキッドに。

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2024.9.24  07:01:31    公開


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