夕焼け見にこ
いじめのきっかけ
著 : はる吉
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今から昨日会ったばかりの人にいじめのきっかけを話す。すべてを。
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自分が通っている学校は、2年に1回つまり、1,3,5年生になるとクラスメイトが変わっている。それが当たり前だ。自分には1年生からずっと一緒の友達。いや、親友がいる。その子はイーブイでとっても優しい。放課後一緒に遊んでくれるのでとっても大好きだった。でも、6年生になってから自分とイーブイの関係が崩れていった。ある人のせいで。
ある時、運動会があった。その日、イーブイがリレーでバトンを落としたせいで自分のチームが負けてしまった。その時、勝つ気満々だったエレキッドが顔を真っ赤にしておこる。
「なんでこけるんだよ。この馬鹿!」
それを見ていた先生がエレキッドをおこった。そして、みんなにこういった。
「イーブイは悪くないからな。負けたのは残念だが、でもいい走りだったぞ。責めるようなことはするなよ。」
先生は注意した後その場を去っていった。それから、空気が変わりエレキッドがイーブイに近づいていく。ゾクッ。
「テメ―のせーで怒られたじゃねーかよ~。なあみんな。わりぃのはどっちだ?あぁ?当然イーブイだよな~。」
逆らったらどうなるか分からないこの状況で自分以外のクラスメイトがうなずく。でも、自分は納得がいかなかった。
(イーブイは悪くない。)
その日からイーブイのいじめが始まった。主犯はエレキッド。その部下となるのがゲンガーとニャース(アローラの姿)だ。まるで、今はやりの映画「君の形」みたいに。確か、その映画とある少女がいじめられていたけどあることがきっかけで、いじめたやつと仲良くなる~。みたいな、映画だったっけ。とにかく、その映画みたいにいじめっ子が3人もいるんだ。まぁ、その話は置いといてっと。それから、イーブイに対するいじめがエスカレートしていった。自分は見るのがいやになった。そして、エレキッドに反抗した。
「イーブイをいじめるな!」
って。そしたら。
「正義のヒーローごっこですか~?だせー。じゃあ、イーブイの代わりにいじめてあげるぜ。ククク。せいぜい地獄を味わえ。いつか後悔すんからな。エレキッド様に反抗しなければ〜。なんてな。WWW。」
そうして、あいつらは帰っていった。そのあとの、いじめのやばい苦しさを知ることなんて想像してもいなかった。逆に、【望むところだ!】そう思っていた。なめていた。
2024.9.23 00:04:59 公開
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