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青いハンマー

著編者 : ななし?

19.ダンシングアイランド

著 : ななし?

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某日。掲示板を見ると、
<Zワザ講習会 〜MAJIアローラ〜>
とあった。
「なんじゃこりゃ?」
「ホラ、こういうの」
そう言って、ソフィアは動画を見せた。
(マジかよ…このポーズは男がやるにはキツい…)
「で、その下見てみて」
「なになに…『なお、以下の者は参加必須とする。糸山アヤ、鬼束ノブヒデ、五反田トキエ、左衛門三郎キンシロウ、崎戸セイイチロウ、鈴木田ヨシカ、布宮ムツオ、吉玉フミ 以上』…orz」
そしてソフィアは「ドンマイ」と言わんばかりに、キンシロウの肩をポン、と。

そして、講習会当日。やはり男性からすると恥ずかしいのか、呼び出された8人以外の参加者のほとんどが女性であった。キンシロウだけでなく、セイイチロウ、ノブヒデ、ムツオもどんよりとしていた。
そうこうしているうちに、講師が現れた。
「アローラ〜!!講師のマイルズ・バトリですよろしくゥ!!」
「「「Fooooooooo!!!!」」」
「ライブ会場じゃないんだから…」
と、ソフィアがぼやくわきで、キンシロウはツッコむ気力すら失せていた。
前置きはともかく、全員にZリングとZクリスタルが配られたうえで講習が始まった。
「まずは基礎のノーマルから!こうやって腕を…ゼエエェーーーーーット!!!」
「「「ゼエエェーーーーーット!!!」」」
男性陣は、真顔でポーズをまねていた。

一通りポーズを習った後、実践にうつる。
男性陣はというと、何もかもどうでもよくなったような表情だった。
なんやかんやで、キンシロウの番である。
「ちぃ…コオリZいいよな」
「フラダンスもどきや祈りニョッキッキよりマシだしな」
「ニョッキッキって…」
「それじゃ、このサンドバッグに100%のZを決めちゃいなYO!!」
半ばやけくそになっているキンシロウが叫ぶ。
「エターナルフォース…ブリザード!!!」
サンドバッグが木っ端みじんに散った。
「レイジングジオフリーズじゃなかった…?」
「…あっ」
ギャラリーからもツッコミが入る。
「相手は○ぬってか!」「中二か!!」「カナヅチ!!」
カナヅチは今は関係ない。多分。

結局、キンシロウは誰よりも疲れた様子で講習会を終えた。

次回、地方を間違えてないか!?「UB襲来」乞うご期待!!

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2016.12.23  18:06:44    公開


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