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アクア団だって言うなれば悪の組織であるから、警察が黙っているはずがない。
警察、というだけでビビる団員もいる。もちろん、キンシロウもその1人だ。

そんなある午後のこと。
キンシロウ「…財布?」
ソフィア「今周りは…私達だけのようね」
キンシロウ「マジかよ…交番行きたくねえよ〜」
ソフィア「あーだのこーだの言わないで届ける!!」
キンシロウ「orz」

キンシロウ「あの…」
警察官「ハイ」
ソフィア「この人が二丁目で財布拾ったので…」(いくら入ってんのかしら…)
警察官「ではこちらに氏名と…」
キンシロウ「はい…」
因みに、キンシロウにとってはアクア団員であることよりも字が汚いことがバレるほうがよっぽど怖いという。

ソフィア「あ、この人字ィ汚いので私書いても大丈夫ですか?」
キンシロウ (バカーーーーー!!!)
警察官「え、ええ、まあ…」

ソフィアが書類を書き始めて、少しした時である。
警察官「ここで私が見た・聞いた、変な落とし物ベスト10を発表しまーす」
ソフィア(今!?)
警察官「第10位…ﾄﾞｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙ…ﾃﾞﾝｯハニワ!」
明らかに聞き流しているキンシロウとソフィアをよそに、警察官は喋り続けた。
警察官「第2位…」
ソフィア「書き終わりましたー」
警察官「デカい卵!第1位…」
キンシロウ「え?バグった??」
警察官「あ、できましたか。ご協力感謝します」

ちなみに財布には3000円と20ドル、31バーツが入っていたそうな。

続け