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キミの名を嘆く〜失った”モノ”は〜

著編者 : 窮爽

おんぷ7 予感

著 : 窮爽

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「此処が昨日言っていた森?」
「あぁ。」
「居るのであればすぐ見つかると思います。」

あの後、勇騎とサイト、ポケモン達にお礼を言ってジュカインと屋敷を出た。
でも、探索のためにムクホークが一緒に来てくれた。
ムクホークは空を飛び、探しに行った。
僕とジュカインは手分けして探すことにした。

「居ないなぁ…よし!」

僕は少しスペースのある場所へとたった。
そして朝奏でた音色を奏でた。
…気づいてくれるかなぁ…?

「奏音!」
「!ご主人様…!?」

         ○●○

「…昨日、奏音から聞いた情報を頼りに探せば大丈夫か…」

俺は奏音のトレーナーを森の中をくまなく探していた。
…まぁ…すぐには見つからないだろうな…

「あー!腹が立つ!この間なんかオツキミ山で臥竜がモンスターボール落としちゃうし!今回は頭を冷やさせるために1人で行動してもらうからね!臥竜には!!」
「いっそ、あの短気ガキ野郎に八つ当たりでもしますか?」

ん?あの声は…
俺は訊き覚えのある声に気付き、その声のする方へと向かった。
そこには羅竜と鬼柳が歩きながら話していた。
俺は茂みに身をひそめた。

「いい。だってこの地方に居ないし?貴方に八つ当たりしても良いのよ?」
「…それより臥竜にするべきでは?」
「ま、それもそう―」

ピロリン

羅竜の言葉を遮り、携帯の着信音が鳴った。
羅竜は苛々した様子で携帯を取り、画面を見た。
が、しかしそれは一瞬のことだった。

「…へぇ〜?」
「…姉さん、何かいいことでも?」

羅竜はニヤリと笑みをこぼした。
鬼柳は首をかしげながら携帯の画面を覗き込んだ。
?なんだ…?

「…で、姉さん。これの何処が嬉しいのです?単に獲物が見つかっただけでは…」
「分かってないわねぇ?忘れたの?私達のも・く・て・き!」

目的?何か企んでいるのか…?
鬼柳はため息をつく。

「はぁ…姉さん、忘れてませんよ。…だけど、一匹ですよ?しかも雑魚『だ・か・ら!それを…ね?』」

羅竜はそう言って、小さな声で鬼柳に何かを話した。
聞き終えた後、鬼柳もニヤリと笑みをこぼした。

「それは名案ですね…?姉さんらしい考えですね。」
「何か反論でも?」
「いえ…?むしろ賛成ですよ?では…様子を見に行きましょうか。」
「そうね?」

鬼柳と羅竜はそう言い、向こうの方へと歩いて行った。
迎えに行く…?どういう……

「!一匹…?…まさかだとは思うが…念のために奴等をついて行くか…」

俺は嫌な予感を頭によぎらせ、2人の後を追うことにした。
奏音かムクホークじゃなかったらいいんだが…
というか、その2匹じゃなくて、野生のポケモンでも捕まったらまずいしな…

「ジュカインさん、見つかりましたか?」
「あぁ、ムクホーク。」

そこにムクホークが降りてきた。

       ○●○

私はジュカインさんから話を聞いた。
…それ…1匹では危ないのでは…?

「…大丈夫でしょうか……私もついて行きま『いや、お前はそのまま奏音のトレーナーを探してくれ。そのほうが効率が良いだろう。…大丈夫だ。』」

ジュカインさんは私の言葉を遮り言った。
…そうですか…

「…分かりました。…無茶はしないでくださいね?一番貴方がするんですから。」
「そうか?…まぁ、こっちが終わり次第また探し始める。」
「はい。」

そうしてジュカインさんとまた別れた。
私は空から奏音さんのトレーナーさんを探す。
…ジュカインさん、無茶したら効果抜群のしかも最強技のブレイブバード…喰らわせますからね?
…絶対ですよ?
私はそう願いながら空を飛んでいた。

風鈴の一言
えー、次回から出来る回には表紙を書いて行きたいと思います。
表紙って言うか…1ページめに飾る仮表紙みたいな感じです。
最近、書くのが楽しくなってきちゃって♪
書いていない時はごめんなさい!
それでは!ノシ

                風鈴

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2011.6.10  20:48:30    公開


■  コメント (2)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
バイオリンかぁ…綺麗ですよね…!
奏音「あわわ…黒板の音がぁ…」
ジュカイン「うっわ…へったくそだn「言うな?!」風鈴
ご主人様が見つかったのです!
奏音「やった〜♪」
よかったな^^ホントにおっさんだったr(蹴られ
はい。アニメのロケ○○団並みに間抜けな3兄d(殴られ
羅竜「いや、馬鹿なのは臥竜であって私達は違うから。」
臥竜「酷!?俺は馬鹿じゃ『お黙りなさい。』鬼柳
最近、おかしくなってないか!?てか、殴られろ!!ってか、大丈夫ですか!?
はい。お説教た予約予y(リーフブレード喰らい
ジュカイン「お前は馬鹿か。」
五月蝿い!
コメありがとうございました!それでは!

11.6.11  13:15  -  窮爽  (monoraru)

こんにちは〜
音色かぁ・・・バイオリンも良さそうですね(なぜに)
イーブイ「私も奏でられるよ?ほら^^((黒板引っ掻き」
奏苦「私はバイオリンを・・・((しず〇並の下手さ」
少しは見習おうね!?
ご・・・ご主人様が見つかったんですかねとうとう!!??((めっちゃ驚き&ニッコリ笑顔
イーブイ「・・・と思ったら、ご主人様じゃなくて、ご主人様に似たおっさんだったんだね((しくしく」
そういう妄想止めろ!?
モンスターボールを落とすってwww
グレイシア「あ、あの馬鹿3兄弟だ。」
ブラッキー「どんだけしつこいんだあの馬鹿!?」
ヴィエス「・・・呼んだか」
馬鹿ってあだ名が定着している((汗
何か怪しい事考えてますね。・・・ちょっと殴りに行ってきます((逆に殴られ
ジュカイン・・・何だか嫌な予感しかしないです><
ブースター「あ、あと無茶したら私のお説教が・・・」
いや、それはストーリー的に駄目でしょ。
それでは。続き頑張ってください!!!

11.6.11  13:07  -  papiko  (papiko)

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