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キミの名を嘆く〜失った”モノ”は〜
日記6ページ それぞれの道
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…あれから数日後―
「今回もチャンピオンの座守ったスネ〜。」
「まぁな。」
カントーリーグの後、摩瑠と想現真は帰り道で話していた。
今回のカントーリーグでは、何とか勝つ事が出来た。
「…なーんか、少しさみしいっスけどねぇ…」
「…まぁな。」
摩瑠が空を見上げながら言うと想現真は少し間を開けて答えた。
「…でも、いつまでもそんなこと考えたって仕方無いだろ。」
「またまた。想現真さん、あの時ちょっと涙目だったスヨ?」
「は!?断じてない!!お前だって涙目だっただろ!」
「あ、お前だって?だってって事は認めたっスネ〜?」
摩瑠と想現真は賑やかに話していた。
○●○
「勇騎さん、おめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
アリエスリーグの後の帰り道。勇騎と堪楙は話していた。
勇騎は勝つ事が出来た。
「…瀘斗さん達…強かったですよ…」
「はい、見ていて分かりました。」
勇騎がそう空を眺めながら呟くと堪楙はそう頷いた。
○●○
「今回も勝ちましたね。」
「…はい。」
ワールドリーグの帰り道、すみれと安藤は話していた。
「来年はどうでしょうね?」
「…さあ。」
安藤の問いかけにすみれはそう答えるだけだった。
「…強い人、絶対いつか現れますって。」
「…それを願いますけど。」
安藤が少し微笑みながら言うと、すみれは空を見上げながら呟いた。
一年後―
「ゾロアーク、ナイトバースト!」
「ジュカイン、ハードプラント!」
ワールドリーグ。そこで、すみれと…ゾロアーク達と旅に出ていた三月がバトルをしていた。今は手持ちはどちらも残り一体。ハードプラントとナイトバーストがぶつかり、爆発が起きた。
結果を全員、固唾をのんで見守っていた。
「……ジュカイン、戦闘不能!ゾロアークの勝ち!よって勝者、挑戦者三月!」
結果はゾロアークの勝ちだった。この時、無敗最強のチャンピオンがはじめて敗れた瞬間だった。
「…お疲れー。」
「…久々だな。負けたの。…それと本気出したの。」
「ホント。」
すみれとジュカインはそう話す。
…どーしよっかなー…
すみれはそう考えた。…その後―
「今までありがとうございましたー。」
「軽!?もっと寂しがるとか無いんですか!?」
ワールドリーグの後、すみれは荷物を持って安藤にそう言った。安藤はそう驚く。
すみれは敗れた。という事は普通のトレーナーに戻る。安藤はマネージャー。チャンピオンの。
安藤はこれから三月のマネージャーとして働くのだ。
「ま、一生会えないわけじゃないんですから。」
「凄い能天気ですよね。」
安藤は呆れたように呟いた。
「これからどうするんですか?」
「そうですね。ポケモンレンジャーの仕事、ちゃんとやって無かったですし…そっちをやろうかと。…ま、暇があればリーグにでもまた出ようかなとは思ってますけどね。」
すみれはそう答えると、そのまま歩きだした。安藤は少しため息をつくと、フッと微笑んだ。
○●○
「…楽しかったなぁ…」
僕はアリエスリーグの後の帰り道、そんな事を呟きながら歩いていた。
アリエスリーグでご主人様と出た結果、優勝して、勇騎と戦った。勇騎のポケモン達は強くて、いい勝負だったけど負けた。
「…皆…元気に旅してると良いな…」
僕は空を見上げながら呟いた。瀘斗…元気でね。
僕は近くの道の端でそんな思いで音色を奏でた。
「…ん?」
そう前を通りかかったおじいさんは僕に気付き、音色に耳を傾けた。
僕は気にせず音色を奏で、暫くして辞めた。
「…凄く素晴らしい音色だった…」
「え?あ、ありがとうございます。」
おじいさんは僕に微笑みかけながら言ってくれた。僕は頭を下げてお礼を言う。
「…私はポケモン合奏団といって、音色を奏でたり歌を歌ったりするポケモン達を連れて旅をしているんだ。…まぁ、サーカス団みたいにスタッフ達と色んなポケモン達を連れて車で回っているんだがね。」
「へぇ〜。」
お爺さんの話に僕は頷いた。凄いなぁ…
「…君、名前はあるのかい?」
「あ、ぼくは奏音です。」
おじいさんに尋ねられ、僕は答えた。おじいさんは微笑みながら言った。
「いい名前だ。私はファック。…合奏団に入らないか?」
「え?」
おじいさんのまさかのスカウトに僕は戸惑った。…だけど、瀘斗斗作り上げた音色が…
色んな人が感動して…聞いてくれるのなら…
僕は頷いた。ファックさんと一緒に大きな車に乗り込む。そこには色んなポケモン達やスタッフさんたちが居た。皆、優しくて僕を歓迎してくれた。
…僕は奏で続けるよ。瀘斗はそばに居なくて…失ってしまったかもしれない…
けど、僕は奏で続けるよ。君と作り上げた…君が教えてくれた…この音色を。
えー、風鈴です!この度、完結いたしました!!
まさかの奴がレギュラーから外れるという(汗
えー、新作はですね…ちょっと暗くなりそうな予感。(汗
想現真「…とか言って俺の時も絶対ギャグとかくだらない事とか入ってただろうが。」
ま、まぁね(汗
ゲームのキャラとか絶対出てきますよ。はい。(汗
…というか、オリキャラが少なくなってしまいそうで怖い(汗
それでは!此処まで読んでくださった読者の皆様!
ありがとうございました!!新作もよろしくお願いします!
それでは!ノシ
風鈴
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2011.7.2 16:36:54 公開
■ コメント (4)
※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。
11.7.2 21:47 - 窮爽 (monoraru) |
こんばんは〜 ふぅ・・・全て終わりましたね。涙目www オド「想現真さんって・・・もしかして涙もろい?」 ニーナ「いや、どっちかと言うとユランの方が涙もろいですよねぇ〜」 そ、そういう事言うなァ!? 瀘斗が負けたんですね・・・でも、どっちが勝っても負けても、良かったと思います、私!^^ す、すみれが・・・負けた?え、嘘、エエェェエエエエエエエ!!?? オド「ふふ・・・今度は僕達がチャンピオンを狙いに・・・」 お前、野生扱いされるからな。 なんか悲しいですね・・でも、すみれ楽しそうでよかった^^ 合唱団に入ったんですね♪・・・ってか終わった・・・ふぅ。風鈴さん・・・お疲れ様ですb!!!私も風鈴さんを見習って頑張らなければ!!((ヒシッ レギュラーから外れた・・・いや、でも大丈夫だよ、すみれ^^ 新作めっちゃ楽しみだw それでは、ほんとぉぉぉぉぉぉうにお疲れ様です!!!新作、今から読みにいきますので★ 11.7.2 21:25 - papiko (papiko) |
結果投稿しました! 余計な雑談までもが混じりましたがww 皆様!投票ありがとうございました!! 11.7.2 21:12 - 窮爽 (monoraru) |
えー、追加です。 …人気投票の事、すっかり忘れてましたぁぁ!! すみません!ホント!! …という事で、新連載の方に結果を載せたいと思いますので…はい。申し訳ございませんでした! それでは! 11.7.2 21:01 - 窮爽 (monoraru) |
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全部終わりましたよ…いやぁ長かった!
お前〜泣いてやんの〜♪(蹴られ
想現真「泣いてねぇっての!!お前よりはマシだ!」
それってさ、マシって言う事はやっぱ涙脆いww(蹴られ
奏音「楽しかったよ!!」
良かったなぁ^^
まさかのね。負けですよ。…ちょオドww
三月「・・・来るの?」
安藤「じゃあ、誰かの手持ちになっちゃえば^^」
お前らマジになんなよ(汗 …これはある意味すごいコンビになりそうだ;
合唱団ですよ!
奏音「皆に聞いてくれると良いな♪」
ホントそうだな^^
レギュラー、負けて外れたww
すみれ「復帰は必ず来る。」
ゾロアーク「なぁなぁ、あのドSの復活フラグは立たないのか?」
いや、立てねぇよ(汗 ってか、立てれねぇし(汗
私もユランさんの事を見羅わなければ!!
此処まで読んでくださりありがとうございました!新作もよろしくお願いします!!
コメありがとうございました!それでは!