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キミの名を嘆く〜失った”モノ”は〜

著編者 : 窮爽

おんぷ20 記憶の迷子

著 : 窮爽

イラスト : 窮爽

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               …ここは何処…?

…う…体中が痛む…

                      でも…早く…ここが何処か…知らないと…

「ウグ……」

此処は…森…?
…誰か…居る…訊いてみよう…

「……」

あれは…キルリア…?…とにかく…訊いて…

「おい。」
「え…?」

…このポケモンは…スピアー…?1…2…3…匹…

「お前誰だ。俺たちの縄張りに…」
「えっと…僕は…」

                …誰だっけ…?

                   ○●○

「お前達の所でも怪しい奴等が動いてるのか?」
「あぁ。…お前達の所でもか。しかも、狙っている物は同じ…」

次の日、僕等はお互いの事に着いて話していた。
話によると、フーディン達の所でも怪しい奴等が動いていて、同じく赤き魂と青き魂を狙って、孤界門も狙っているとか。
…うーん…結構ややこしいなぁ…

「とにかく、こっちではラティオス…だな。と青き魂を奪われている。…一刻も早く、ミュウツーを止めなければ…」
「ケケッ!そうだな!向こうではなんとなやってくれるだろ!」

ジュカインの言葉にゲンガーがそう言った。
…そうだよね…

「あの…奴等は真実の森に行こうとしてるんですよね…?まず、真実の森が何処にあるのか調べないと…」
「キルリアも知らないって言ってたよね…どうしようか…」
「じゃあ、そのミュウツーの仲間に吐き出させちゃえば…」

ミズゴロウの発言に僕は考え込んだ。
と、ムクホークがそうボソリと言った。
それに僕とミズゴロウ以外の皆はうんうんと頷いた。
吐き出させるって…

「まぁ…知り合いで少し…いや、かなりの変わりも『ひぃぃぃぃ!!』」

ジュカインが何かを言いかけたが、誰かの叫び声が遮ってしまった。
な、何だろう…

「一回出てみないか?」
「俺も同感。」

ゴローニャの言葉にエンペルトも賛同した。
結果的に僕等も賛成。
外に出て、ムクホークは空から周りを見渡した。

「…あ。向こうから誰かが走ってきますよ?」

ムクホークはそういって降りてきた。
まさか誰かが奴等に…?!

「ちょ!?だ、誰か!?」
「あ?ピカチュウがスピアー数匹に追いかけられてるだけじゃねぇか。ケケッ!」

そう。如何にも気の弱そうなピカチュウがスピアー数匹に追いかけられ、声を上げていた。
ゲンガーは眼を細めてそう言った。
というか可哀そうだよね!?助けるべきだよね!?

「じゃ、俺の出番かぁ。ストーンエッジ!」

ゴローニャはそう名乗り出て、ストーンエッジを繰り出した。
鋭く、大きな数々の岩はスピアー達にヒットする。
スピアー達は驚いて向こうへと逃げていってしまった。
ピカチュウは安心したのか、その場にへたり込んだ。
ん…?

「ちょっと君!?凄い怪我だよ!?」
「え…?あ…スピアー達から逃げてたから忘れてた…」

見ればピカチュウは体中けがだらけだった。
僕が駆け寄るとピカチュウは思い出したかのように言った。

「とにかく、手当てしましょう!手当て!!」
「へ?ちょ…その前に…」

ムクホークは慌てて言い、ピカチュウを足でつかんだ。
ピカチュウはつかまれ、宙にぶらりとぶら下がった状態で言った。

「ここ…何処ですか?」
「え?此処は単に森だけど…何で?」

僕は答えると、ピカチュウに尋ねた。

「…目が覚めたらこの森に居て…そしたら、キルリアを見かけたのでここが何処か尋ねようとしたんですけど…スピアー達に追いかけられて……自分の事を覚えて居なくて…」

…えっと…?整理すると…

「君は目が覚めたらこの森に居て…そして、キルリアを見掛けて…ここが何処か尋ねようとしたらスピアーに襲われてて……自分の事を覚えて居なくて…つまり記憶喪失…って事…だよね…?」
「あ…はい…」

僕の言葉にピカチュウは頷いた。
うーん…

「とにかく、手当てをしましょう!」
「え…ちょ…」

ムクホークはピカチュウの言葉も気にせず、そのままツリーハウスの中へと入って行った。
…ムクホークって結構心配性なんだね…
…それより・・・記憶喪失かぁ…
…あと…キルリアを見掛けたって言ってたよね……後でちょっと詳しく訊いてみよう…

おんぷ20 記憶の迷子

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2011.6.26  19:18:26    公開


■  コメント (2)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
まさかの記憶喪失で、ピカチュウだったという(汗
ピカチュウ「えっと…?0−290って名前で19歳…?」
いやいや!?違うから!?
やる規模が大きいんです(汗
ミュウツー「…ジャローダの分際で…」
どんな分際だよ!?
ジュカイン「いや、ナルシでもお調子者でもない。…馬k「はいはい〜♪」風鈴
真実の森の場所ですね…
奏音「うん…え!?不良に怪しい商売!?だったら僕が一気に滅びの唄で全滅さs「いやいや、まずいから。(汗」ジュカイン
そうだからな!?
ホントだぞ…お前は慌てすぎ(汗
ムクホーク「いや…だって、油断一秒怪我一生なんですからね!?…あ、行ってらっしゃい☆」
安藤「だったら三途の川がオススm「お前等は何を言っている!?」風鈴
ちょwwお金ww
ピカチュウ「えっと…お金持って…無いですはい…」
お前見てて可哀そうだわ(汗
キルリア「……」
ちょ!?どうした!?
コメありがとうございました!それでは!

11.6.26  21:05  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは〜
ん?ん・・・んんんん!?キルリアにスピアー・・・僕って誰だっけ。だってェェェェェ!!??
オド「まさかの記憶喪失って事・・・?」
ニーナ「あ、じゃあ貴方の個人情報教えますよ。貴方の名前は0-290って言って19歳...『でたらめ言うなよ!?byユラン』
赤き魂と青き魂、そして孤界門・・・なんだか色々と必要見たいだし、やる事の規模が大きそうですね・・・
ヴィエス「そうか。しかし、俺がやろうとしている事はもっと素晴らしくてな」
サンダース「うわぁ・・・ナルシスト・・・」
おいサンダース、ナルシストじゃなくてお調子者ってい((ハードプラントくらい
真実の森。まずはそこへ、レッツGOなのですね^^
イーブイ「気をつけてね・・・森には不良がゴロゴロ居るから」
サンダース「あと、怪しい商売をしている奴等も・・・」
君等、何か勘違いしているような気がするけど(。_。;)
ムクホークwwwルイじゃないんだからwww
ホークル「そういう気が強い所も素敵だよ、ぜひ今度デー...」
未威也「俺がいっしょにデートしてやるよ。お前をあの世っていう素敵な場所に連れて行ってやるから★」
ホークル「・・・!?((顔が青ざめ」
ホークル、きっと今日が命日だよ^^((ニッコリ
ピカチュウ!?じゃあ最初の文章は、きっとピカチュウ視点ですかね・・・それにしても、怪我を忘れてたって・・・
ニーナ「今すぐ手当てしてあげますよぉ^^ただし、金を払ってくれないといけないですからね〜」
お前、何気に金に汚いんだね〜((殴られ
キルリア・・・どうしたんでしょうか。
レラト「誰でも、ちょっと考え事がある・・・時がある」
だよねぇ・・・ってか、お前大人だなw
それでは、続き頑張ってください!!!!

11.6.26  20:41  -  papiko  (papiko)

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