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キミの名を嘆く〜失った”モノ”は〜

著編者 : 窮爽

データ9 それぞれの目標

著 : 窮爽

イラスト : 窮爽

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「シンオウの…ユクシーとエムリット?」
「そうですよ?」

ありかの言葉にルイは頷いた。
帰って来た後、話を聞くと下っ端にあって、色々と白状させたとか。

「お前、やっぱ白状魔じゃねぇか。」
「何の事でしょうね?」

想現真が言う中、ルイはいつものテンションで言う。
何の事かというと、奴等はシンオウ地方のユクシーとエムリットを狙い始めたそうで、理由は聞いていないらしい。

「そんなら俺行く!これでもシンオウ出身で詳しいからな!な?」
「…俺を巻き込むのか。馬鹿は。…まぁ、いいが。」

大都の目線は完全に玲に向けられていた。
玲はため息交じりでそう答えた。
…そういえば…

「そういえばその2匹と並ぶアグノムは?」
「それは全然いってませんでしたね?」

私はふと思い、ルイに尋ねた。
…アグノム…

「まぁ、一応アグノムの方を注意していった方がいいと思うけど。」
「じゃ、うち行く!新しい情報も欲しいし!」

それに誠さんが名乗り上げた。
情報目当て…ま、いっか。
こうして大都、例、誠の3人はシンオウに行くことになった。

「…じゃ、僕はこれで。」
「え?」

ルイはそういってたちあがった。
ありかが首をかしげた。

「僕は少しばかりやらないといけない事があるので?」
「……」

それに私は黙って頷いた。
と、三月がテテテっと近寄った。

「あぁ、ちょっと今回は僕一人でやらないといけないので、三月は残っていてくださいね?」
「……」

それに三月は頷き、さっきいた場所に戻って行った。
ルイはそのままそこから出て行った。
…まぁ、いつか分かるとは思うけど…

             ○●○
…とっさに嘘をついてしまった。
本当は下っ端じゃ無くて藾だったのに。…まぁ、あとは本当の事だが。
…さて…

「…奴をブッ倒しますかね…」

僕はそう呟いた。
…これは藾と僕の問題ですからね…
僕が片付けなければ。
…その為には自分の周りに居る人たちを…遠ざけなければ。

「…さて…まずは奴の居場所を調べなくては…」

             ○●○

「じゃ、フーディン借りるぜ。」
「分かった。屋敷から呼ぶから。」

大都に言われ、私は屋敷に居るサイトに電話を掛けた。

『もしもし、サイトです。』
「もしもし。フーディンを送ってほしいんだけど。」

私がそういうと『かしこまりました』といい、一旦電源を切った。
…暫くして電話がかかって来た。

『もしもし。サイトです。…実は…』
「?」

サイトは少し暗い声で話し始めた。
…は?

『代わりにサーナイトをお送りします。私の方で探しておきます。…申し訳ありません。』
「いや…別に。」

私はそう答えた。そして電源を切る。
その後、サーナイトが送られて来た。

「あれ?フーディンじゃねぇの?」
「ちょっとヤバい状況。…フーディン居ない。それと、ゲンガーとムクホークとゴローニャとエンペルトも居ない。」
「……」

大都の質問に私は答えた。
皆しばらく黙りこみ、叫んだ。

「はぁぁぁ!?」

話によれば急に居なくなったらしい。
…まぁ、あのポケモン達は自由人だしね…
その後、サーナイトのテレポートで3人はシンオウに向かった―
            ○●○
「何か色々とややこしいっすね〜。」
「そうだな。」

俺は摩瑠とコンビニに来ている。
…暑いから何か冷たいもの買って来い。と言われた。
…というか、何で俺なのかが訳分からん!!

「何で俺なんだ?!」
「いや、流れ的に。」

摩瑠はサラッと答えた。
ったく…あいつ等ばてすぎだろ…

「想現真さんが暑さに強いだけッスヨ。」
「悪いかよ。」

そんな短い会話が続く。

「あれ?あれって紗奈さんじゃないっスカ?」

摩瑠が外を指差しながら言った。
俺はそれにつられてみる。
外には走っている紗奈がいた。
…やけに足速えぇ…

「何で走ってるんスカね?」
「知るかよ。俺に聞くな。」

俺はそういって適当にかごに色々入れる。
さてと…俺は…

「よく腹壊さないっスヨネ。」
「うるえぇな。黙ってろ。」

摩瑠はこっちを見て言う。
俺はそう言い返し、メロン味のシャーベットをかごに入れる。
…高えぇ…
人数分が多い分、やはり代金は高かった。
買った後、コンビニを出た。

「…あれ?また理沙さんっスヨ。」
「あ?またか?」

見ると向こうから理沙が走ってくる。
…何故走る。
見ると向こうから別の奴等も走っている。

「ゴルアァ!!お前の持ってる水晶渡せぇぇ!!?」
「ヒィィィ!!!?」

そう怒鳴られ、紗奈は奇声を上げながら走っている。
…あぁ、いわゆる逃げ足が速いってやつか。
…って、やばくないか?!

「あ、ぶつかるっスネ。」
「お前それ先に言え!?ってか、もう来たじゃねぇか!?」

もう話しているうちに目の前に紗奈が来ていた。
と、予想通りぶつかった。どちらも尻餅をつく。
痛えぇ…ぴったりでこ同士ぶつかるか…?普通…

「すいませんすいませんすいません!!!?!??!?!」
「落ち着け…とりあえず…」

俺はそこから立ち上がりながら言った。
紗奈は丁度90度じゃないかというほど頭を下げて言ってきた。

「お前ぇ!?さっさと水晶渡せ!?」
「ヒィィ!?」
「水晶?紗奈さん持ってるんスカ?」

さっきの奴等の1人がそう言った。
摩瑠が紗奈に尋ねる。

「分からないですけど…これですかね…?」
「それだって!!私達によこしなさい!?」

紗奈はバックから淡く赤い水晶を取り出して言った。
それに1人がそういう。
あー…面倒な場面に会ったな。これ。

データ9 それぞれの目標

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2011.6.25  17:23:14    公開
2011.6.25  17:26:08    修正


■  コメント (4)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
紗奈、極度の人見知りですww
紗奈「あ、ああの…」
緊張すんな(汗
想現真「だって事実だろ(汗 ってか、真似したらとんでもないことになるからな。マジで。」
ルイ「人聞きが悪いですねぇ?」
いや、イーブイ、絶対駄目だよ!?
三月「…?」
お前鈍感だな!?ったか、最強夫h(蹴られ げほっ…はお互いどう思ってるわけ?
勇騎「え?…ノーコメントで。」
すみれ「以下同文。」
おい(汗
シンオウですよ。ってかうも出ちゃってるwww
すみれ「はい?」
ワーワーワー!!!な、ななな何でも無いよ!?!?!?
摩瑠「無視しないっすよ?分かったっス!!じゃ、頼んだっスヨ?」
想現真「はぁ!?何であいつの分まで買わないといけねぇんだよ?!ってか、歩孤の発言の方が正しいよな?!」
お前らって色々と正反対だよなぁ(汗
ぴったりでこ同士がぶつかるという漫画チックなww
始まりww
想現真「どういう始まりだよ(汗」
紗奈「わ、わかりま…せん…」
気にするなwww
コメありがとうございました!それでは!

11.6.25  23:26  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは〜
挿絵の人物は・・・紗奈ですね!?そういえば極度の人見知りでしたよねwww
白状って(笑)何だか久しぶりなような・・・ってか白状魔ってwww
イーブイ「ふむふむ・・・まずは敵の部下に白状させるべし・・・((メモ中」
ちょ、イーブイ君!ルイの真似をしたら大変な事にィ!?
三月・・・やはり、ルイとのラブh((殴られ&踏みつけられ
オド「僕等ってさ・・・そういうの無いよね。サッパリだよね」
未威也「オド・・・お前さ、正直言って俺の事、どう思う?・・・」
オド「えっと、ドSで不器用で怖くて頼りにならなkゲホッッ!!」
あぁあ・・・オド、もっと乙女心を知ろう((ヒシッ
シンオウですか・・・何かややこしい事になりそうです。
雨宮「伝説なら私に任せ『まだ君は出ないでね―♪ネタばれだから★byユラン』
あ、そっか・・・フーディンあっち側に行ってるからいないんだったwwwってかすみれ達、そういえばまだ知らないんですよねー・・・
イーブイ「私達が行ってくる!!お〜い、すみれさん!!」
ちょ、ちょちょ、ちょ!!ストーリー的に駄目!!
想現真、早速こき使われてるwww
未威也「あ、想現真さん!俺の分のアイス、買ってきてくれないかな^三^」
歩孤「絶対何か企んでる・・・想現真、パシリになるな・・・・・・よ」
どうか未威也の言う事は無視してn((殴られ
ぴったりでこ同士ぶつかる――それが、想現真と紗奈の始まりだった――・・・あれ、何だかあらすじみたいになっているw;
ルリ「なんていうか、漫画チックな展開だなw」
サンダース「とりあえず、俺、助けに行ったほうがいいかな??」
ルリ・サンダース「・・・ ・・・(伽羅似てる?)」
何考えてるんだよw
それでは、続き読みますね〜ノノ

11.6.25  23:08  -  papiko  (papiko)

ペレネントさんへ
美人ですか?wwありがとうございます^^
目が大きい人って別嬪さんなんですよね^^
紗奈「えっと…その…あ…ありが…とう…ござい…ます…」
お前、緊張しすぎだ(汗
ユクシー、エムリットですよ!
アグノムぅぅぅ!!!アグノムのあの可愛らしさ…(おい
私はですね…エムリットが好きですね^^
あの子はほんと…(ry
ユクシーもまたあの寝ているような…(ry
コメありがとうございました!それでは!

11.6.25  17:58  -  窮爽  (monoraru)

 この子美人だぁ。
 あ、いきなりすみません。ペレネントです。
 
 目が大きくて美人さん。
 p別嬪さんやないかぁぁぁぁ…。
 いいなぁ、憧れますネェ。
 
 ユクシーとエムリット来ましたか、シンオウの神ですよね。
 い波に私はアグノムが好きです。瞳のピンクがたまらないですよね…。
 惚れたんです、あの瞳には
 どうでもいいですけどね…。
 
 そrでは

11.6.25  17:52  -  不明(削除済)  (1232)

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