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キミの名を嘆く〜失った”モノ”は〜

著編者 : 窮爽

データ1 人物収集

著 : 窮爽

イラスト : 窮爽

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※風鈴です!今回からポケモン編の「おんぷ編」、人間編の「データ編」に分かれます!
それでは!


「ふぅん…状況は分かった。」

私は今の状況の話を聞き、頷いた。
今いるのはアリエス地方のリキアスタウン。
その街のフェンドルノ基地。
そこには安藤さん、勇騎、堪楙さんも居た。

「あいつ等、言ってる事訳わかんねぇ。『世直し』っつう意味がわかんねぇ。」
「逃げ足速いですからね…」

大都が呟くと安藤さんは考え込むようにして言った。
…あ。

「…単にこの間捕まえた奴等に聞け出せばいいじゃない。」
「それが出来れば悩んでないって。」
「…中々硬いぞ。あいつ等の口。」

大都が言うと珍しく玲も同感するように言った。
いや、問題ない。

「白状させるならそれなりの事をやればいいだけの話だし。」

私はそう言った。
皆は訳が分からないようで首をかしげている。
私は安藤さんと警察署に行って、この間捕まった2人の元へと向かった。

「いや、単にどういう目的でどんな活動してるのか聞きたいだけだし。」
「ヤダね。」
「だが断る。」

2人は予想通り拒否。
…ま、いいや。

「教えてほしいん…だけど。」
「いった!」

…これも情報を聞き出すため。ちょっと我慢してくださいよ。
私は言いながら安藤さんの腹部を肘で突いた。
安藤さんは腹部を抑えながら退けるけど私は気にもくれない。
2人は同時に『はい。』と情けない声で言った。

       ○●○

2人からは情報を聞き出す事が出来た。
俺はすみれさんと基地に戻る。が。

「すみれさん、酷くないですか!?思っている以上にきついんですよ!?」
「あ、そうなんですか。」

すみれさんは平然として言った。
…まだ、腹部が痛む。
最近、暴力を振る事が多くなったのでは?と思わず思ってしまう。
そして基地。

「何か聞き出せました?…というか…何かありました?」
「聞き出せた。…特に何も問題は『えぇ!?』」

ありかさんの質問にすみれさんは半分本当の事を言った。
そして半分平気でうそをついた。俺は思わず声を出してしまう。
いや、大ありですよ!?

「…そんな事はどうでもいいじゃないですか。」

すみれさんはため息交じりで言ってきた。
いやいや…貴方にため息をつかれる覚えが全く持ってないんですが…
すみれさんは聞き出した情報を皆さんに話した。
まとめるとこうだ。
@目的は下っ端には分からない。
Aダークボールというボールを使ってポケモンを捕まえている。
Bダークボールは手持ちのポケモンでもゲットできる。
C三つ子なら目的を知っているかも。

「…なら、ダークボールを是非分析したいものですね?」
「おいおい…ガリ眼鏡、微笑みながら言う事じゃないからな?」

直人さんは眼鏡を光らせ、ニヤリと微笑み言った。
大都さんはそれにため息交じりで言う。

「…じゃ、協力してくれる人集めよう。」
「え?でも、皆さん忙しいんじゃ…?」

俺がそう尋ねるとすみれさんは『問題なし』とライブキャスターに電源を入れながら言った。
そしていつの間にか机に上に座っている。

「…あ、もしもし。あのさ…」

すみれさんはそう、1人1人の方に事情を説明して、来てくれるように言った。
どの人も了承してくれた。
しかし、1人は最初は了承してくれなかった。
この人。

『は?何で俺が。俺だって色々とあるんだぞ。』
「どーせ、暇でしょーが。」

想現真さん。
いつもの調子でやはり断っている。

「…じゃ、いーよ。別に。」
「えぇ!?」

すみれさんの発言に俺は驚いた。
こんなにあっさり諦めるのだろうか!?

『分かったなら切る「ツイッターであんたのあだ名出すから。それじゃ。」』
『待て待て待て待て待て。』

…やっぱりそうなるか。
想現真さんはその後渋々了承してくれた。
…脅しに近いですからね?
そんな感じですみれさんは見事電話を掛けた人全員を呼ぶことに成功した。
俺達はただ苦笑するしかなかった。

データ1 人物収集

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2011.6.12  14:12:56    公開


■  コメント (6)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
絵の描き方変えてみたのです^^
はい。分かれます!分かりにくいかな?って思ったので^^
オド、使っても良いよ!(エェ
イーブイw味方につけちゃったらイーブイが毒舌受ける羽目になるよ?(汗
ルイ「何悪い奴みたいな言い方してんですかねぇ?」
想現真「いや、事実だろ(汗」
想現真に同感だ!
コメありがとうございました!それでは!

11.6.14  18:30  -  窮爽  (monoraru)

こんにちは〜
はっ・・・!挿絵のすみれ、カッコいいというか可愛いというか((ヒシッ
おぉ!!人間編とポケモン編で分かれるんですね♪
オド「よし・・・これを真似しt」
オド君〜、君は作家じゃないだろ〜失礼だぞ結構!
白状と言えば・・・ね★
イーブイ「ルイさんだよね!!私が密かに尊敬しているひと・・・」
エーフィ「で、ブースターに何か言われても対抗できるような毒舌な人・・・つまりルイさんを味方につけると」
イーブイ「げ。( ̄。 ̄;)」
こらイーブイ、お前失礼でしょ。
何か短くなっちゃってごめんなさい(><。)。。
それでは、続き読みます!!!

11.6.14  17:45  -  papiko  (papiko)

ペレネントさんへ
おぉ!新連載ですか!!
今から読みに行きます!!><
それでは!

11.6.12  15:23  -  窮爽  (monoraru)

ペレネントさんへ
来てくれましたか!^^
2つに分かれます!データとおんぷというw
逃げ足の速い奴らです(汗
羅竜「競争は負けまs「辞めろ!?」風鈴
困ったときのツイッターw
想現真「お前卑怯だぞ!?」
すみれ「何の事だか。」
お前等は漫才師か(汗
コメありがとうございました!それでは!

11.6.12  15:21  -  窮爽  (monoraru)

 あ、すいません。
 二度もきて悪いんですが。
 新連載小説出来ました。
 良かったら読んでください。
 そして、アドバイスを!!!
 それでは
 

11.6.12  15:21  -  不明(削除済)  (1232)

 しばらく見ない間にこんなにも更新が…。
 久しぶりですペレネントです。
 なるほど、二つに分かれるんですか…。
 確かにそのほうが分かりやすいですしね。
 
 逃げ足が速い?
 ハハハ。私も得意さ
 今度一緒に競争しようz(氏ね黙
 
 ツイッター来ましたね。
 ツイッター。必殺奥義…。
 それを『待て』で止める一人の若者。
 これからが気になる…。
 それでは
 

11.6.12  15:19  -  不明(削除済)  (1232)

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