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友の消えた世界/裏切りの討伐者

エピソード18 消え失せた軌跡

著 :  スーパーミラクルゼリーさん

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さて、オイモどこ?本当にどこ?
そう、弱々組を助けて以来それらしい証拠が一切ない。行き詰まっていたのだ。こうなれば最終手段。商店街の方々をなだめて、情報を聞き出そう!って言っても、あれだけの暴挙を行ったから、タダでは商店街に入れないだろう。そこで、クロスはこう考えついた。
「僕だけ自宅待機して、みんなに行ってもらえればもしかしたら!実際暴挙を行ったのは僕だけだし。」
暴挙を行ったのはクロスだけなので、他のみんななら話を聞け出せるのではという、大きな賭け(?)に出た。


その間、クロスは考え事をしていた。なぜ、みんなが攫われたのかだ。
「僕に恨みを持つ人がやったことなのか?だとしたら、ただものではないよなぁ。時空を歪めたり、弱々組はまだしも、オイモやハチコウを易々とさらえるはずがない。そういえば、この世界にくる前に、オイモ達が今日も思い出さなかったとか言ってたっけ。」
そんな考え事をしていたら、一時間が経っていた。みんなが帰ってきたが、たいした情報は得られなかった。そもそも、会話ができるかどうかすら怪しかったのに美味しい情報が聞き出せるなんて奇跡に近い。クロス自身、期待はしていなかったが、やはりがっかりした。
それから約2日ほど悩んだ。いい意見はなく、目処も立たない。このままでは・・・。

その時だ。
「あ!そうだ!モーレックだ!いろんなところに商品を売りに行っているならば、何かしら知っているはずだ!」
アカイヤツが珍しくいいことを言った。本当に珍しかったが、そんな流暢なことも言ってられないので、さっそくモーレックを探しに行くことにした。

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2024.10.29  22:33:16    公開


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