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某有名私立ポケモン高等学校!
フラ編 第一戦 生徒会入会!
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静かにそよぐ風…
少しずつ散り始めた桜の花…
優しく降り注ぐ太陽の光…
春の陽気に誘われてボーっと窓の外を眺めている少女。
髪の毛は黄緑色をし、頭からは二本の何かがはね、メガネをかけて、背中にはひし形の羽がある。
目は赤く燃えるような緋色をしている。
その少女はふと目を前に戻すとそこには黒板に書かれた名前があった。
─────ああ、もう高校三年生になって新しいクラスになったんだっけ。
どうもこの季節は頭がボーっとしてしまう。
「じゃあこのクラスの担任になったラスです。皆さんよろしくお願いしますね!」
─────暇だなー…なんか面白いことねーかな…。
「じゃあいきなりなんだけど委員会を決めちゃおっか」
─────委員会…?
「皆もう三年目だから分かると思うけど一応一つ一つ説明するね」
その先生「ラス」は一つ一つ委員会の内容を説明し始めた。
「…最後に風紀委員なんだけど、この委員会は三年生だけです。正直この委員会は兼生徒会だからちょっと大変かも…。基本的に学校の行事の裏方とか規則を守っていない人への注意をしたり…。あとは生徒のお願いを聞いたり…。」
─────なんか面倒な委員会だなー…。
「この委員会をやる人はやる気が無きゃちょっと厳しいかな…。あとある程度戦える人。」
─────戦える!?
「「やります!!」」
突然立ち上がったのは…席が隣同士の男女。
殆ど同時に、同じ勢いだった。
少女の方は先程ボーっと外を見ていた少女だ。
少年は髪が蒼色をしている。瞳は綺麗な金色をしている。よく見ると鋭い犬歯をしている。
そして背中に大きな赤い羽がある。
「……フ…フラさん…とボマ君…?」
ラスは行き成り立ち上がった二人を見て吃驚したような顔をして言った。
「多くて二人までだから大丈夫だけど…他にやりたい人…いますか?」
誰も挙手する者はいない。
「じゃあ二人に決定ね。二人とも本当にできる?」
「「だって戦えるんでしょ!!?」」
「…やる気は十分のようね・・・」
見事なまでに二人の声は鱧っていた。
そんなコンテストがあれば優勝できるんじゃないか、という具合に。
「じゃあ今日の放課後、早速だけど風紀委員は集まりがあるから生徒会室に行って下さいね」
「「はーい。」」
第一戦 終 次回へ続きます
![フラ編 第一戦 生徒会入会!](http://img.yakkun.com/bbs/novel/u/n264_2.jpg)
2007.3.18 13:17:09 公開
2007.4.9 17:09:13 修正
■ コメント (2)
※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。
07.5.2 12:58 - ○ (idkmdjl9) |
コメントいれますMiyasugaです。 戦える。・・・続きを楽しみに読んでいこうと思います。 とてもゆっくりですが; 07.4.28 16:19 - Miyasuga (ゲスト) |
そこまで期待しないで読んで下さいね(ぇ
もう読んで頂けるだけでこちらは嬉しいのでw