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俺は最強じゃなかった

著編者 : まさる

第2章 『最強の力』 File.10 究極バトル

著 : まさる

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第10話 変幻自在

ジベットは攻撃を止めフラフラしだした。

『混乱しだしたわ!』

ヌメルゴンはまだなんとか立っている。

『解き放て!』

しかし、ジベットはりゅうせいぐんの時の穴に落ちてヌメルゴンの攻撃を回避した。
その影響でライトだけ混乱が解けた。

『驚きの結果です!
これで決まるかと思われていましたがバトルはまだ続く模様です!』

『ジベット!ドラゴンダイブ!』

ジベットは穴から出て高く跳びヌメルゴンに飛び掛かった。
かなりのダメージになるはずだからヌメルゴンも耐えきれないだろう。

『ドラゴンテール!』

しかし、ジベットはヌメルゴンのドラゴンテールで壁に叩きつけられ、
ドラゴンダイブを防がれてしまった。

『ジベット戦闘不能!
よって、ヌメルゴンの勝ち!』

『戻ってジベット!』

サンはジベットをモンスターボールに戻した。

『ありがとうジベット。良いバトルだったわ。』

そして、サンは別のモンスターボールを取り出した。

『行け!タブンネ!』

モンスターボールからタブンネが出てくる。

『くそ!ヌメルゴンがまん!』

恐らくドラゴンタイプ以外で攻撃できる技がこれしかないのだろう。
メガシンカすれば効かないからな。

『マジカルシャイン!』

タブンネは手から不思議な光を放った。
そして、ヌメルゴンは倒れた。
少年はヌメルゴンをモンスターボールに戻しゲッコウガを出した。

『タブンネマジカルシャイン!』

『ゲッコウガダストシュート!』

タブンネとゲッコウガは同時に攻撃するがゲッコウガのダストシュートはタブンネに届かなかった。
そして、タブンネのマジカルシャインはゲッコウガに届いたがゲッコウガはあまりダメージを受けていないようだ。

『そんな!ゲッコウガはあくタイプだから効果抜群のはずなのに!』

『多分、変幻自在だよ。』

『え?』

『変幻自在はゲッコウガの隠れ特性で使った技と同じタイプになるんだ。』

『ふーん、ホームズ詳しいね。』

『そう?』

そして、少年がゲッコウガに指示を出す。

『ゲッコウガグロウパンチ!』

ゲッコウガは素早くタブンネに近づきグロウパンチを腹に当てた。
これでタブンネは怯んでしまった。

『もう一度グロウパンチ!』

ゲッコウガはグロウパンチでアッパーのようにタブンネを攻撃した。

『タブンネ戦闘不能!
よって、ゲッコウガの勝ち!』

『戻ってタブンネ!』

サンはタブンネをモンスターボールに戻した。

『どうしようメガシンカする前にやられちゃった。』

『うん。』

しかし、サンは笑っていた。
バトルを楽しんでいるのだろうか?
それとも…










第11話 目には目を、歯には歯を…

サンの投げたモンスターボールから出てきたポケモンはバトルフィールドの半分を埋めるほどの大きさだった。

『!………』

皆、呆然としている。

6本足で尻尾があり、
背中からのびる2つの黒い羽は腕のようにも見える。
ゴースト・ドラゴンタイプのポケモン。

そう。
ギラティナだ。

『さ、さ、サン選手なんと!
ギラティナを出してきた!』

会場がざわつき始める。

『サンが笑ってたのはこれか…』

『ん?なんか言った?』

『や、何も…』

サンがメガホンを取り出す。
あれだけでかいのだからメガホンを使わないと聞こえないのだろう。

『ゲッコウガ!舌で舐める!』

すると、ゲッコウガはギラティナに向かってまっすぐ走り出した。
すると、ギラティナは拳を上からゲッコウガに向けて落とした。
しかし、ゲッコウガはそれを避け、
腕を伝い頭の上まで行き長い舌でギラティナの頭を舐めた。
効果は抜群……………の、はずだがギラティナの様子は全く変わらない。
力の差がそれだけ激しいのだろうか。

『月に代わってお仕置きよ!』

『は?』

すると、ギラティナは技“お仕置き“をゲッコウガに向けた。

『あぁ、そう言うことか。』

恐らく、紛らわしい言い方は相手を混乱させる作戦だろう。

しかし、それでも相手はすぐに気づいたみたいでこらえる体制をしていた。
しかし、効果抜群の上、力が桁違いのためゲッコウガは壁に打ち付けられる。

ん?

『あ!』

『わ!ホームズどうしたの?』

『や、何でもない。ごめん…』

なるほど、そう言うことか!

目には目を、
歯には歯を、

『特性には特性よ!』

すると、ギラティナはゾロアークの姿に変わり悪の波動を発射した。
ゲッコウガはなんとか避けるが床に伏せてしまう。
そして、ゲッコウガは立ち上がりグロウパンチで攻撃を仕掛けるがゾロアークは高速移動で避けた。
そして、ゲッコウガは高く跳びまたグロウパンチで攻撃を仕掛ける。
しかし、サンはゾロアークに避けさせずに悪の波動を発射させた。
ゲッコウガはそれを腹に喰らうがグロウパンチはゾロアークの頭をしっかり仕留めている。
ゾロアークはうつ伏せにゲッコウガは仰向きに倒れた。

『両者戦闘不能!
よって、この勝負引き分け!
そして、ハヤト選手、手持ちポケモン1体!
サン選手、手持ちポケモン0体!
よって、この試合ハヤト選手の勝ち!』

歓声が巻き起こった。
2人はポケモンをモンスターボールに戻し、握手を交わした。

『ありがとうございました。
久しぶりに楽しいバトルができました。』

『こちらこそ。
とっても楽しかったわ。』

俺達はサンと合流した。

『負けちゃったねぇ。』

『まだ、チャンスはあるよ!
敗者復活戦があるもん。
えぇ〜と、次は…
明日、アヤとだね。
お互い頑張ろうね!アヤ!』

『うん!』

『これは面白いバトルになりそうだね!
明日が待ち遠しいよ。』

続く…

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2016.12.27  12:47:34    公開
2017.7.26  08:51:44    修正


■  コメント (2)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ネコLOVEさんまたまたコメントありがとうございます。

ハヤト、良いですね!
何かイメージ(まだ、そんなに固まっていません)と合っているような気がします。
では、他にコメントしてくださる方がいないようでしたら使わせていただきますね。
11話か12話ぐらいに名前を出します。
ポケモンの名前とポケモンは第5章くらいまで募集しています。
(ゲッコウガやヌメルゴンも)
そのあとでも再登場(2回目の{変更の可能性もあります})まではギリギリ大丈夫です。
(出来ればやめてほしいんですけど…)

16.12.27  17:23  -  まさる  (11102KYO)

ハヤトはどうですか?

16.12.27  14:29  -  ネコLOVE  (ゲスト)

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