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俺は最強じゃなかった

著編者 : まさる

第1章 『ポケモンのこと』 File.1 再び始まる物語

著 : まさる

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第1話 最強の俺

俺は最強だ。
だから、旅に出ることにした。
ホウエンでチャンピオンになって、みんなに自分が最強だと言うことを証明するために。
そのためには、まず、ジムバッチを8つ手に入れなければならない。
俺はトクサネジムのジムバッチから集めることにした。
あそこは、エスパータイプの使い手のフウとランがジムリーダーをしている。
俺はトクサネシティに行くためトクサネシティの近くのミナモシティ行きのタイドリップ号に乗っている。
今、タイドリップ号は133番水道辺りを航海している。
退屈なのでポケモンバトルで暇潰しをしている。
だが、みんな弱いのでつまらない。
バシャーモをメガシンカさせるまでもない。

『ブレイズキック。』

『避けろ!』

メガライボルトはバシャーモのブレイズキックを避けようとしたがもうすでにバシャーモのブレイズキックの餌食になっていた。

『戻れライボルト!くそぉ!』

『スゲ〜。これで、8人抜きだぜ!』

『弱過ぎてつまらない。他に俺とバトルしたいやつはいるか?』

多勢の野次馬の中から1人が手を上げた。
俺は思ってもみなかった。
まさか、こいつに負けることになるとは…










第2話 本当の強さ

私はあの人に頼まれてタイドリップ号に乗っている。
客室に居てもつまらないので甲板に出た。
甲板はポケモンバトルでにぎわっていた。
その中でも、たくさんの人が集まっているところがあった。
私は、そこに行った。
そこでは、少年と男がポケモンバトルをしていた。
少年はバシャーモを使っていた。

あの頃を思い出すな…

観客の話によると、少年は今、7連勝しているらしい。
私は最初、彼とバトルしたいと思った。
でも、彼のバトルを観ているうちに気がついた。

『戻れライボルト!くそぉ!』

彼は、本当の強さを知らないと。

『俺とバトルしたいやつはいるか?』


教えてやろう…

そう思って手をあげた。










第3話 俺は、ここは、彼は…

静かだ。
波の音だけが聞こえる。
彼の声が聞こえない。
おそらく、寝たのだろう。
何も、見えない。
何も、匂わない。
何も、感じない。
声や音だけが聞こえる。
いつも、必ず彼の足音と彼の声が聞こえる。
俺は、1ヶ月ぐらい前に目が覚めた。
その時からそうだ。
その前のことは何も分からない。
俺が誰なのかも。
ここがどこなのかも。
彼が誰なのかも。
1ヶ月以上前に自分が存在していたのかさえも。
何もしていないのに、彼が眠ると自分も疲れて眠ってしまう。
今も眠くなってきた。



彼の声で目が覚めた。

『メガシンカ!』

初めて聞く言葉だった。

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2016.9.17  16:28:43    公開
2017.7.21  09:17:28    修正


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