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俺は最強じゃなかった

著編者 : まさる

第1章 『ポケモンのこと』 File.4 赤黒い影

著 : まさる

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第11話 侵入者

『な、なんだ?!』

『まさか…』

ミツルは何か呟いた。

『え?』

『まずい!』

ミツルはあはてて船内に入った。

『ちょっと、待ってください!』

俺はミツルを追いかけた。

『ちょっと、どうしたんですか?!ミツルさん!』

ミツルは黙って走り続けた。
ミツルはたくさん野次馬が集まっているところに向かった。
ミツルは野次馬を押し退け奥の方に行って係員に訪ねた。

『どうしたんですか?!』

『侵入者だよ。君は?』

ミツルは係員を押し退けて奥に行った。

『ちょっと、ミツルさん!』

俺はミツルの後を追った。
すると、ペリッパーがまるで何かから逃げるかのように走って来た。

『どうしたんだ?』

俺はペリッパーに訪ねた。
どうやら、赤い服の男に襲われたらしい。

『し、シノブ君。
君、ポケモンの言葉が分かるの?』

『え、まぁ…』

『それより、急がなきゃ!』

ミツルはまた、廊下を走り出した。
俺も、後に続いた。

『シノブ君はあっちを探して。』

『や、その…』

ミツルは突き当たりを右に曲がった。
すると、隣の部屋で物音がした。
扉を開けてみると壁に大きな穴が空いていた。
そして、赤い服の男が居た。










第12話 奴

ウーウー

『ばれたか!』


まずい!急がないと奴が来るかもしれない!


私は、ポケモンをモンスターボールに戻した。

『早く行こう。』

その時、扉の向こうで足音がした。
足音はどんどん近づいてきている。

ガチャ

『!』

扉が開いた。
奴だ。


〜1週間前〜


『ダメですよ。あなたに教える義理はない。』

『お願いだ!教えてくれ!
じゃないと大変な事になる。』

『たとえ、あなたの言っていることが本当だとしても私には関係ありません。』

『あなたはことの重大さを何もわかってない!』

『わかったところでどうなるんです?
さ、お帰りください。』

『わかりました。
なら、いいことをお教えしましょう。』

『いいこと?』

私は彼に耳打ちをした。

『本当か?!』

『あぁ。
詳しいことは、ここに書いてる。』

私はメモを彼に差し出した。

『わかりました。』

『で、どこなんだ?』

『ホウエンですよ。』










何でこんなすぐに…
まさかあいつ!










第13話 赤い服の男

『お前、誰だ。』

『そ、そっちこそ。な、何してるんだ。』

『そんなこと、お前には関係ない。』

『お前が侵入者だな。』

俺の問いに赤い服の男は

『さぁ?』

と答えた。

『とにかく、お前には引っ込んどいてもらう。』

赤い服の男はバクーダを出した。


しまった!バシャーモを置いてきた!
しょうがない。


『久しぶりにいくぞ!
出てこい!ファイアロー!』

『バクーダ、火炎放射!』

『避けろ!』

ファイアローは火炎放射を避けたが天井にぶつかってしまった。

『ファイアロー大丈夫か!?』

ファイアローは「これぐらい大したことない。」と答えた。


しまった!
こんな狭い空間で鳥ポケモンを出すんじゃなかった!
あまり、派手な技が出来ない。


『ファイアロー!エアカッター!』

エアカッターはバクーダに全て当たった。
しかし、全く怯まない。


素早さは低いみたいだが防御はかなり高いらしい。


『ファイアロー!風起こし!』

ファイアローは物凄い突風を巻き起こした。

『踏ん張れ!』

赤い服の男は吹き飛ばされそうになり壁に捕まったがバクーダはなんともなかった。


くそ!


その時、ミツルが中に入ってきた。

『どうしたんだい?シノブ君。』

ミツルはシノブから赤い服の男に目を移した。

『お、お前は!』

『久しぶりだな。確か、ミツルだったけ?』

『お前!何しに来た!』

『お前に教える理由はない。
バクーダ!地割れ!』


え、海の上なのに地割れ?


すると、床にヒビが入り始めた。


これ、絶対地割れじゃないよね!


『逃げるぞ!』

俺とミツルはその場を急いで離れた。

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2016.10.14  20:48:06    公開
2017.7.21  21:11:04    修正


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