古代の地下迷宮
著編者 : スーパーミラクルゼリーさん 、 キノコ13
BF42 離れ離れの仲間とお家
著 : キノコ13
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仮階へと歩いてる途中、僕はあることに気づいた。
「あれ? みんないないやん」
キッサは少しだけ驚いた顔を一瞬だけしたが、その後はいつのもように
「大丈夫でしょ」
とテキトーに言った。
「大丈夫かなー…」
仮階へたどり着くと珍しく一つの大きな部屋になっていて、真ん中にはあからさまな壁があった。
そしてそんなことより一番気になるのは部屋の真ん中にある家と呼べないほどボロい家があった。しかも壁のせいでドアも開かないようになっていた。
それでも僕とキッサは興味パワーで無理やり窓から侵入した。
と言っても家の中はホコリしかなかった。
キッサは拍子抜けたように
「なーんだ、強いやつでもいるのかと思ったよー」
そんなのがいないからってガッカリしないでよ、と思った。そんなのが居たらボコボコにされる。
家から出て、僕とキッサは家から出て階段を探した。
しばらく見つからかなかったが、よく探すと階段は高い草に隠れていた。
「シヤたちは大丈夫かな?」
僕はふとシヤたちのことを思い出してキッサに言ってみた。
「ダイジョーブでしょ。」
キッサはどうでも良さそうに言った。キッサよ。仲間なのにそれでいいのか。
「まぁそれはさておき、早く進もう!」
僕はキッサの言われるがまま、階段を下った。シヤたちは本当に大丈夫かなぁ〜
ウルルたちへとつづく
2024.5.20 21:11:02 公開
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