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古代の地下迷宮

BF31,32 この穴なんの穴気になる穴

著 : キノコ13

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31階は久しぶりに見る海だった。階段は向こうの島にあり、ここの島から向こうの島まで渡る方法を考える必要があった。(まぁ考えるのはウルルとシヤぐらいだけど…)
「泳げばいいじゃん!」
とキッサが言ったが
「よく見て、サメハダーとか強そうなポケモンがたくさんいるよ。」
とウルルに大反対された。
「橋とかは?」
シヤが提案した。でも素材がない。
「素材はどうする?」
「ウルルの糸で作ればいいじゃん。」
「いや!僕の糸はそこまで強くないよ!」
この案もウルルによって破壊された。
「この島を動かせば?」
ものすごくバカなアイディアだが、もしかしたらできるかもしれないという希望を持って僕は言った。
「頑張れば行けるんじゃない?」
なぜこれは否定されないの? でもどうやって動かす。
僕たちはかれこれ数十分は考え、ウルルがようやくいい考えを思いついたらしい。
「まず、島に」
「敵、全員倒したよ。」
ウルルが話を始めようとすると、シヤがさも当たり前かのように言った。
「すごー、どうやって?」
いち早く反応したキッサにシヤが返事をした。
「いや〜、ふざけて海の中に電気流したら中にいるポケモンが全員感電してやられちゃった。」
そうして僕たちは31階を突破し、32階へと進んだ。

〜・〜・〜32階〜・〜・〜

『迷路』
階段を降りてすぐ、目に入ったのはこれ
『迷路』
迷路なんて嫌だ。でも
『迷路』
なんかズルする方法ないかな〜
『チカミチ』
迷路いやだn…
「「「「近道!?!?!?」」」」
みんなびっくり、でもチカミチ↓のやじるしの先は穴。でもみんな迷路は嫌い。ここで究極の二択に迫られる。迷路を取るか、穴を取るか


「いってぇ〜」
足から体、体から頭と激痛が走る。
穴へ落ちると地面は柔らかく予想以上に大丈夫だったがそれでも痛い。
「みんなぁ〜 落ちて〜 大丈夫だよぉ〜」
僕はイズたちに呼びかけた。すると言い終わらないうちにイズ、続けてキッサに最後にウルルが落ちてきた。
「ここどこ?」
ウルルが言った。
その言葉に答えるかのように部屋の地面が光る
『34階ノ隠ㇱ部屋』と
沈黙を破り、ウルルが言った。
「ここ、気味悪くない? さっさと出口見つけようよ。」
みんな手分けし出口を探したら、キッサがなにかを見つけたらしい。
「これじゃない?」
キッサがそれに触るとキッサが消えた。
「あれ? キッサは?」
とキッサのいた場所へウルルが行くと、ウルルも案の定消えた。
「僕もいくか〜」
そういってイズも消えていった。
「僕が最後か…」
僕は丸いものに触れ、みんなの待つ場所へ言った。

ーだれも地面が『逃サナイ』と光っていたことには気づかなかった。

「ここは32階っぽいよ。」
と僕は『32階』と書かれてる看板を指しながら言った。
「よし、じゃあ進もう! 33階へ…!」

シヤの声は、何もない部屋に力強く、だが同時に虚しく響いた。

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2024.3.15  00:08:18    公開
2024.3.15  00:15:51    修正


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