古代の地下迷宮
BF19,20 頭脳戦
著 : キノコ13
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僕たちは19階につくと、気味の悪いアナウンス(?)が流れた。
「お・や・お・や〜〜〜www 18階のドキドキ迷路をかーんぜんに無視して19階にいきましたね〜www いや〜〜www 作った僕らがかわいそーだね〜〜〜www なーんてねwww
まぁ、次はスキップできませ〜ん! お次は『恐怖のイライラ棒』で〜す!www ルールはカンタン。 死なずに次の階へと向かうことで〜すwww しかもこの階の穴に落ちると約、8 1 階 ほど落ちて死にま〜すwww まぁ頑張ってくださ〜い! 僕らも君たちと戦いたいんでね〜〜wwww それでは〜」
「なんかムカつくな〜」
さっきの金とサガのお陰か、笑ってるのか、怒ってるのか、微妙な感じにキッサは言った。
ウルルが少しおどおど言った
「え〜と、ちょっと、みんな…ちょっと、問題があるんだけど……」
通 路 ほ そ く な い ? !
通路の方を見ると、通路はとてつもないぐらい細い! こんなのを難なく渡れるのは小さいウルルぐらいでキッサはおろか、僕すらも渡れるか怪しいぐらいだ。
「僕は行けるから、先行くね。」
ウルルはスタスタと先に行った。
「僕はズルできるから。」
とシヤは壁につたって行った。
「…僕とキッサはどうする?」
「シヤと同じことをしよう!」
…? ボケてるのか、してないのか。僕らはクモじゃないんだよ?
「ほら、壁にちっちゃい穴あるじゃん? それをつかんで、行くの。 ほら、ゆうてそこまで遠くないじゃん?」
キッサがそう言っている間にキッサの気が気じゃないような作戦よりはマシな考えを思いついた。
「キッサはその方法でいいよ。僕は違う方法を思いついたから。」
「わかったー! じゃあねぇぇぇーー…」
僕は通路とは逆の方を向き、地面に向かって技を放った。
ーいけ!ハイドロポンプゥゥゥ!
僕は心の中でそう叫んだ。
僕はハイドロポンプに勢いで空を飛び、穴を完全に飛び越えた。
「…よし…!」
僕は見事に着地した。
「さあ!進もう!」
〜・〜・〜・〜20階〜・〜・〜・〜
「おやおや〜 どうにかこうにかしてクリアしましたね〜〜www
そう! 君達も予想していた通り、僕らはこの階の守り人で〜〜す。
まぁこっちも待ちきれないのでいっきまーす。」
そうして、三匹のエイパムが木々の奥から現れた。
「僕は聞かざるを得なかった!」
「僕は見なざるを得なかった!」
「そして僕は、言わざるを得なかったで〜す!」
三匹のエイパム達は一気にウルルに集中狙いし、ウルルをコテンパンにした。
「4対3じゃ、不公平ですからね〜〜〜〜ww」
僕は怒りに身を任せて得意技のロックブラストを見るザルに当てた。 …が見るザルはそれを見事なまでに上手にキャッチした。
「これぐらいならよっゆーう!」
と言い終わらないうちにキノガッサは気合パンチを当てた。
「よわいn」
と聞くざるが炎をまとった手で勢いよくキッサをぶん殴った。
「やっt」
そして今度は僕の番だ!
聞くざるに物凄い圧力の水があたり、倒れた。
「1対1だね〜w」
シヤはいつの間にかやられた…と思いきや無傷の状態で白旗を振っている。
シヤの方へ見ている隙に言うザルがダブルアタックで攻撃してきた。
ー僕らはもう負けた。
意識がもうろうとする。負けた。しかもただのエイパム三匹に。絶望が体中を巡った。
しかしその時、希望の光が差し込んだ。うっすら目を開けると、言うザルはネバネバのなにかに捕まれ、動けなくなっていた。そして、雷のようなまばゆい光がバリッ!と光った。
ーこれが希望の光か…
そのまま、意識はとんだ。
「…おーい目ー覚ましてー、もう昼だよー!」
「え…? もう昼…?ってシヤ!」
僕は目を覚ました。キッサとウルルはもう目を覚ましたらしい。
「こっちだよ。21階へGO!」
2024.1.16 23:47:03 公開
2024.1.16 23:49:28 修正
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