古代の地下迷宮
B18F あいつ警報
著 : スーパーミラクルゼリーさん
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B17F
僕たちは、白黒の悪魔を倒した。すんごいまぐれだったけどね(笑)。
「わーい、七兆円だ!わーい!」
「ウルル、どうしたの?深刻そうに見えるけど。」
「いや、白黒だったのが気になるんだよ。指名手配の紙は、古そうに見えて最近の技術をふんだんに使った編集で、色はピンクだったし。」
「確かにね〜。でも、キッサはあんなにはしゃいでるし・・・。・・・キッサを信用したらダメなんだった。」
その時だ。ぼくたちが倒したはずの白黒の悪魔の声が聞こえてきた。
『・・・なかなかやるな。だが、俺は本体じゃない。ただの分身さ。本物は金床ぐらいなら、片手で粉にできるよ。それに、本物の俺なら君たちを狙ったりしない。本物はどこかって?ふふふ・・・。君たちが地上に出たら、一発でわかると思うよ。」
「え?偽物?あんなに強かったのに?」
「嘘じゃん。地上に戻る気をなくしました(笑)。あ〜地球は青いな〜。」
「うーん。どうしてここに偽物を置く必要があったんだ?しかも、割と奥の階なのに。それに、地上に出たらわかるってなんかわからないことだらけだな〜。」
「うう、七兆円・・・。グズグズ。ううん。」
まさか偽物だなんて、夢にも思わなかった。それにしても驚きだ。キッサがこんなにお金に対して強欲だなんて…。
「ま、B18F行こうか。」
B18F
「うう、七兆円・・。」
「「「もう、キッサったら!そろそろ忘れたら?そうそうない大金で、気持ちもわかるけど・・。」」」
そのときだ。
「あはははは!お前らまだいきてたのか。」
一同「さ、サガ!」
目の前には、あの憎たらしいサガがいた。
「サガ!おんめぇ許さねえぞ!大事な穴抜けの玉使いやがってぇ!」
す、すごい!キッサがまともなことで怒っている!外の天気は台風だな。
「俺を倒そうってのかい?そいつは無理だな。お前らが持ってる技に俺が効く技なんてねぇよお!じゃあ、そんなことを考えた罰として俺の必殺技を食らえ!!シャドウキャノン!」
聞いたこともない技が放たれた。
「イズはこの部屋の鍵を探して!ドアに鍵がかかってる!」
「う、うん。」
「あ、あっt・・・。え?」
みんながやられてる。
サガ視点
「ふう、あらかた片付いたn・・・え?」
「これいじょう、みんなに手出しするな・・・。」
なんだこいつ⁉体が、輝いてる⁉
「何をしたか知らないが、みんながお前ごときにやられるはずがない。事情は聞かない。消えな。」
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁあああああべしぃぃぃ!」
僕は、気が付いたら階段にいた。でも、傷一つない。
みんなも起きていたが、なにがおきたかわかっていない。僕もだけど。
サガは…。いなくなった?どゆこと?ま,いっか!
2024.1.4 23:49:43 公開
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