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Virtual〜とある仮想生物達の奇想曲〜(不定期更新)

Virtual〜とある仮想生物達の奇想曲〜(不定期更新)

初版 : 2017年11月24日
111版 : 2022年11月12日
サイズ : 319.4 KB
PSNN : YWU1MmVlMj
コメント : 77
評価 : 集計中

著編者

雪椿

表紙イラスト : 雪椿

ストーリー

※この作品はダークファンタジーに入ります。苦手な方はご注意を。

20xx年のとある世界。この世界にはポケットモンスター、縮めて「ポケモン」と呼ばれる仮想生物が存在している。
……え、どこにいるのかって? ここだよ、ここ。
――パソコンやタブレットといった「電子の世界」の中さ。
ま、今はいても会えない……はず、なんだけど。


これは一体どういうことなんだ?





半世紀ほど前、あるグループが開発した人工知能「アルセウス」が不思議な仮想生物、ポケモンを生み出した。ポケモンはその見た目などから始めは怖がられたりしたが、次第に人々の生活に欠かせない「パートナー」となった。

しかし十数年前のある日、突然謎のバグでポケモンが暴走・狂暴化する事件が発生するようになった。それを危険視した政府が、ポケモンに対するセキュリティソフトの開発を命令。瞬く間に人々とポケモンは隔離された。

そんなある日、普通の学生だった葉山伊月は気が付くと電子の世界「バーチャル」にいて、しかもポケモンになっていた。


「……違う、俺は、俺は『人間』だ!」
人間だった青年はそう叫んだ。周りの冷たい視線を浴びながら。

「しょせん、僕達はただのデータ……。いらなければ消されるだけだ」
主人に消されかけた少年はそう悲しげに笑った。消えゆく尻尾を眺めながら。

『これは、君が解決しなくてはいけない。……君が原因なのだから』
かつて人間のパートナーだった青年はそう呟いた。とある人間を見つめながら。

「あなたが……、そうだったんだね」
ポケモンと人間の平和を願う少女はそう言った。友達を睨みながら。


「……」
バグはただ笑みを浮かべた。全てを嗤いながら。


これは、人間だった青年と仮想生物達のとある「奇想曲」。
______
こんにちは、または初めまして。雪椿です。
この素敵すぎる表紙絵はerementoさんに描いて頂きました! 本当にありがとうございます!!
リンク→https://yakkun.com/pic/p24792
一応ポケダンを元にしていますが、ポケダン要素は主人公がポケモンになる以外ほぼありません(え)。

もくじ

栞

はじめに

 
栞

登場人物

 
栞

用語説明

 
栞

プロローグ

 
栞

新緑の目覚め(伊月視点)

 
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黄金色の裁き(エミリオ視点)

 
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若草色の誤解(伊月視点)

 
栞

琥珀色の謎(前半シャール視点、後半アラン視点)

 
栞

消えた銀色(クレア視点)

 
栞

虫喰いと蒼い月(伊月視点)

 
栞

凍てついた心(ディアナ視点)

 
栞

優しさという名の(エミリオ視点)

 
栞

嫌われ者(アラン視点)

 
栞

紅蓮の覚醒と氷の視線(伊月視点)

 
栞

四季村(クレア視点)

 
栞

不穏の兆し(デューク視点)

 
栞

海底に差す光(エミリオ視点)

 
栞

最初の決断(伊月視点)

 
栞

宵闇の町(ディアナ視点)

 
栞

風の愛し子と捜し人(伊月視点)

 
栞

偽りの友の正体は(アラン視点)

 
栞

連れ去り(サリー視点)

 
栞

檻の中の「研究」(伊月視点)

 
栞

戻らない水色と現れた黄金色(エミリオ視点)

 
栞

幻影と災い(クレア視点)

 
栞

少女は思念の森で(サリー視点)

 
栞

水色を連れ戻せT(伊月視点)

 
栞

水色を取り戻せU(伊月視点)

 
栞

水色を取り戻せV(伊月視点)

 
栞

欠けた色はどこへ行くT(サリー視点)

 
栞

欠けた色はどこへ行くU(サリー視点)

 
栞

焔の町を目指して(アラン視点)

 
栞

憑き者(アスタ視点)

 
栞

町への協力者(デューク視点)

 
栞

優しくない案内者(エミリオ視点)

 
栞

鏡のような(ディアナ視点)

 

※ この小説は現在連載中であり、書きかけの作品です。

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