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POKELOMANIA

著編者 : 水雲(もつく)

※閑話Q題 その2

著 : 水雲(もつく)

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 閑話休題って、余談から本筋に戻す時に使う言葉だったのですね。まったく逆だと思って当時からこのタイトルをつけてしまいました。いらない恥をかいてしまいました。

※この記事は、ハワイティ杯の結果発表・作者公表後である、2017年5月2日、わたしのEvernoteにて個人的に自作品を解説したものと、過去作語りを組み込んで編集したものとなります。


XXXX


003「斬撃のシンフォニア」


XXXX


 浮線綾さん(001「みつめるしおさい」の作者様)からのご質問

1.執筆期間
 2017年 1月15日〜2017年 1月21日

2.ネタをどうやって集めたか
・ゼノギアス(PSのRPG。ソイレントシステム・人肉の缶詰)
・ソイレント・グリーン(映画。人肉)
・OUT(小説。筆者:桐野夏生・人肉の斬り方の参考に)
・羊たちの沈黙(映画。主演:ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス 人肉を食う描写の参考に)
・千と千尋の神隠し(映画。きのみを食べるシーン)
・短命(落語。きのみを渡すシーン)
・コンビーフの缶詰ができるまで(動画。実際に缶詰を作る工程)

3.実際に執筆した過程
 結末を決定して落ち着いた後、最初から最後までを一気に。あっちを書いてこっちを書いて、ということには珍しくなりませんでした。


※ここからは個人的解説です

4.劇中の文章の、演出の解説

・冒頭のテッポウオとパウワウの会話
 第三者視点からスタートさせたかったため。アシレーヌ(マリー)の見た目を地の文で作者目線から表現するのではなく、他のポケモンからの視線で評価してもらうことで、客観的にマリーのことを表したかったからです。

・舞台
 Ryoさん(016「船出」の作者様・ハワイティ杯の優勝者)、ありがたい紹介ツイートの揚げ足を取るようで申し訳ないです。舞台は小島ではなく、アローラ地方の4つの島の、どこか隅っこの陸地です。冒頭で「陸の孤島として絶妙に切り取られたこの海岸」と書いたのもそのためです。どこかまでは詳しく設定しておりません。お好きなところを想像してください。

・回遊民(トランジェンド)
 思い切りミスりました。正しくは「トランジェント」です。アシレーヌは群れで行動するイメージだったので。(2022年追記:修正済)

・抜刀のためにアシガタナへ意識を割っていたが、それも杞憂に終わった。
 この時、ダイケンキ(シュダン)はマリーの正体を確信しておりません。

・浸してある草の絨毯におろしてやり、
 薬用効果とかあればいいな、と思って、即興で。(2022年追記:修正済)

・マケンカニどもと『軽く』じゃれあった。故あって二日分を頂きたいという申し出を一蹴され、かなりワイルドな手段で交渉したからだった。詳しくは語るまい。
 読んで字のごとしです。お察しください。あ、大丈夫です。生きていますよ。(2022年追記:修正済)

・「だめだ、食うんだ」毒味のつもりで一囓りし、咀嚼しながらその残りをもう一度差し出す。「そのままだと本当に死んじまうよ」
 ここで改行していないのはわざとです。一連の流れを組みたかったので。

・濡れそぼった髪を整えようともしないその佇まいに、ダイケンキは陰性の色気を感じた。
 シュダンがその色っぽさに内心ドキッとする瞬間。引き続きのシュダン目線での描写です。

・続けて口から何が飛び出てくるのか、少しばかりの期待をしたダイケンキだった。
 シュダン(いやーまさかなー)とか思っています。

・言葉とは裏腹に、おそるおそるアシレーヌの片ヒレが伸びてくる。黒い爪とヒレの先がかすかに触れあう。
 先程紹介した元ネタ、落語の「短命」です。『手と手が触れる。目と目が合う。そっと前を見る。ふるいつきたくなるような、いいオンナ。』……ここからです。このシーンで、シュダンが先にマリーに惚れます。
 でも露骨すぎるかなと思って文章はカットいたしましたが、逆に短命を連想させづらくなったので、ああしまったな、と。やはり書いておけばよかったです。
 あの後の、マリーが過去を思い出してえずいて、それをなだめるシーンでも、「もしもこの子が、あのトレーナーのポケモンってことなら、人間で言う、いわば未亡人、後家ってことじゃね? あれ、それってすっごく魅力的じゃね? やべ、興奮する」と思ってたり。短命も後家ネタです。

・自然と涙もぼろぼろとこぼれていく。
 同じく元ネタ、ジブリ映画、「千と千尋の神隠し」の、千がおにぎりを貪るシーンを思い出しながら書きました。ガツガツです。もうあまり憶えておりませんが、これを書いていた当時(2017年1月ごろ)、千と千尋の神隠しの再放送があった気がしたので。

・――お手入れ終わり。ほら、ご褒美のポケマメだよ。この色のやつが好きなんだよね。
 主人、SM主人公のことがフラッシュバックされた瞬間ですね。名前も性別は決めておりません。こういうのを決めてしまうとその反対の性別側に申し訳ないから、こういうのは読者に任せるタイプです。「じゃあなんで御三家をアシレーヌにした」と突っ込まれると「うぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ」なのですが……。
 ポケモン同士の会話は「」で、人間の台詞は――で使い分けました。ポケモン視点のこの小説ですが、ポケモンは人間の言葉は理解できます。ただし、人間の言葉での返事はできません。そうしたらリアリティが薄れると感じたので。一方的に聴くだけで、返答が劇中で一切ないのはそのため。

・回想シーン全編
「本編」はなるべくしっかりと地の文で描写しました。対して、「回想シーン」はマリーの記憶のおぼろげさを表したいため、わりとそっけない感じに、肩の力を抜いて書きました。改行がやたら多いのもそのためですね。本編のところどころへ挿入、一人称を「わたし」、へ変えることで、読者様にはマリーのことだと察していただこうと、配慮はしたつもりです。ただ、回想シーン全編通してあっさりしすぎて、わたし自身は全然好きではありません。読み返す勇気はありません。
 こう言ってしまっては身も蓋もないのですが、「11歳の子供ごときで悪の組織に勝てるわけねえよな。一発撃ち込まれたら終わりやん」みたいな、いやらしい現実目線になってしまい、マジでさくっと負けさせました。なのでマリー以下一同は、いわば旅パのレベルです。

・ハイロゥ
 殺されるためだけに起用しました。前述の通り、旅パならいてもおかしくないかな、ということで、ケララッパで。ドデカバシになっていないのもその名残。
 もしかしたらマリーに淡い恋ごころとかも抱いていたかもしれませんが、描写されきることなく死にました。悲しいやつ。
 登場タイミングがご都合主義で我ながらちょっと痛い。

・ハイロゥとダイケンキは取り残され、
 ここで再びシュダン目線にチェンジです。空行を挟むことで、描写の立ち位置で意識して書いたつもりですが、やっぱりまだ甘いですね。

・自身の前足の爪がかすかに震えているのをじっと見つめている。
 「あー、人斬りてえ」と思っていたが故です。マリーに近寄られて、慌てて振り払いました。

・夕日が闇に溶けてしばらくが経った。
 トレーナー目線にシフトです。こういう、突然第三者目線に切り替わって書くのが大好きなんです。小島ではなく陸の孤島なので、海を渡らず、人間の足でも行こうと思えば行けるところに、今作品の舞台がありました。性別は主人同様、おまかせします。どちらでも構いません。

・どうか認めてやろうではないか。
 こういう、地の文・作者目線のメタ文章で偉そうに書くのもわたしの作風です。

・鳴いているのでもない。泣いているのだ。
 対句が大好きなのでこう書きました。

・その小さな口が、なぜか虚ろに開いており、
 読み取ってくださった方、ありがとうございます。その通りです。今にも「いただきます」だったからです。もちろん無意識に。

・「だめだ」 以下、例のシーン
 このセリフは、トレーナーに対してではなく、マリーに対して。「殺すのはあんたの役目ではなく、私の役目だ。喰うのは私が斬り殺してからにしろ」という意味です。
 首など言うに及ばず……も、いきなりこういう客観的な解説で入り込んで本編へ繋げていく演出が大好きなので。個人的にお気に入りのシーンです。とても力を入れて書きました。でも、腹や手足の失った際の解説、本当にそうなのかと訊かれれば、実はわかりません。大体ハッタリです。そうだったらいいですね。

・途中の心(しん)を破り、
 Ryoさん、「こころ」に関するツイート、お見事です。そしてありがとうございます。わたしはこれまでのポケモン小説で、こころを「心」と書いたことは一切ありません。万が一書いていたとしてもそれは誤字だと断言できるほどのこだわりです。「心」では留まらない部分の「こころ」、それこそがまさに「生き物としての心情」だと思っておりますので。さておき、これまでたくさんの家畜を屠殺してきたシュダンなので、人間のどこにどんな臓物があるのかが、嫌でもわかってしまっています。

・漢字のAA
 失礼しました。最終的な推敲のときに思いつきました。でも、一番わたしらしい表現だと思います。
 「謎」はなぞのばしょ、「死」は隣り合わせをイメージしています。
 今までの、簡単な文章での回想シーンから、「ザザッ」とノイズ付きの曖昧な映像へ、無機的な表現へと、突然移る感じになればと。

・マリーを突き飛ばしたルガルガン
 ケララッパのハイロゥと同じく、旅パならいてもおかしくないかな、主人に忠実なポケモンがいればいいかな、と。昼夜、性別は決めていません。名前をつけるとすれば、多分「ハワード」。

・鏢(ひょう)打ち
 鏢とは、検索していただければおわかりかと思いますが、「中国版のクナイ」のようなものです。この漢字、実はShift-JISで文字化けする可能性大でした。586さんにDMで相談に乗っていただいた経緯があります。ハワイティ杯のページの文字コードはUTF-8であると返答を頂戴いたしましたので、安心してそのまま使用させていただきました。ありがとうございました。「家畜」がとっさに逃げようとするのを防ぐために、シュダンは以前から身につけていたのかもしれませんね。
 (2022年追記)ちなみに、漢字AAシーンもShift-JISでは等幅フォントでなくて間隔が狂う恐れがあったため、そういう意味ではUTF-8で2つの意味で助かりました。

・がつん。
 これは結構色々な殺害方法に思われそうですが、わたしとしてはアシガタナの先端でまっすぐに側頭部をぶっ刺した感じです。

・ケララッパ――ハイロゥは、最後の最後まで、わたしをかばってくれた。
 やっぱりマリーのことが好きだったのかもしれませんね。真相は不明。

・不要な部分はきのみに使う農薬を使って溶かした。
 闇金ウシジマくんを読んでいて、「おおなるほど」と思って起用しました。

・この世ならざる者へ対抗するためだ。 & ポケモンならざるものに対抗しうるのか。
 UBのことです。

・ポケモンを食い、そして人間も食っていた時代にまで本能を逆行させ、本来の力を遺伝子の底から引っ張り上げる。
 ただ人肉缶詰ネタだけで終わっていたら「ソイレントシステムじゃねーか!」と突っ込まれること覚悟だったので、ポケモン側での理由付けを設けました。はっきり申し上げますと「逃げ口上」です。

・あと三日もすれば、向こうからあんたへ真実を告げていたはずだ。
 あれ、書いていて思ったけど、知らないまま食っていても意味が無いよな、やっぱり自覚させる必要があるよな、ということで、付け足しました。

・。
 ここの句読点、改行はわざとです。シュダンが過去を思い出して、語ることをためらった瞬間です。

・私に向けて魔羅(まら)を熱り立たせて唾液を垂らす阿呆までいたな。
 浮線綾さん、申し訳ないです。わたしは結構真面目に書いていました。うまくは言い表せないのですが……わたしは、『ラノベとかは性器や排泄物などをそのまま単語で出すことを避けたり、下品な表現で作品そのものの質を下げることを嫌ったりする』……なんて固定観念があったのです。そこを突きました。逆行さん(055「さようなら、自分の道標。」の作者様)へのコメントもそういった理由です。もっとわかりにくく言いますと、裸婦絵、裸婦像、極めつけにはミケランジェロの「ダビデ像」……。小中学生が見たら「ぎゃははは」とか「にやにや……」といったものでも、後々大人となって落ち着いたこころで見れば「うむむ……確かに芸術品だ……」とつぶやかざるをえない威厳。そういった感じに、これは大人へも、これから大人になる方々へも示したかった作品だ、ラノベよりかは大衆文学側、ということで、起用しました。ここまでこの舞台のことを書いといて下ネタは避けるとかかわいこぶってんじゃねーぞ、といった感じ。エロ目的ではないエロティックな作品であり、早い話が、逆行さんにはかないません、ということです。

・脂肪や、間接の柔らかさで衝撃が分散されるからかもしれない。そのときそいつに抱いていた感情もあるだろう。私は、あの時の、おまえの主人を斬った感触だけは、今でも忘れられない。
 ここでミスを二連発。「間接」→「関節」です。「おまえ」→「あんた」です。シュダンは当時オスで執筆しておりました。(2022年追記:修正済)

・別に一緒に捕まって裁かれても構わなかったのだが、大きな思い残しがあったから。
 シュダンが人斬り中毒に目覚めた初期症状です。もっと人を斬りたいという欲望。

・便宜上の呼び名なら一応つけられていた。
 そのままです。愛称とかニックネームなどではなく、事務的な響きです。「おい」と同じレベルです。

・己の黒い爪に染み付いていた血をひと嘗めした。
 気まずくなって、シュダンは目を伏せてこんな感じに取り繕いました。
 ……って、こら、嘗めてどーすんだよ。人間の味を知っちまっても知らねーぞ。(2022年追記:修正済)

・あんたの主人をばらしたのは紛れもなく私だ。
 ちなみにですが、「マリーの主人の缶詰を食った直接的な描写はないよな?」と突っ込まれるかもしれませんが……、わたしといたしましては、マジで食わせたつもりです。はい。マジで食べちゃいました。どこかのタイミングで。食わせなければ物語になりません。

・あんたが一番よく知っているんじゃないか?
 マリーを助けた当時のシュダン(もしかしてあの人間のアシレーヌなのかな。ってことは人を食っちゃったのかな。そうでなくてもなんだか綺麗でタイプだし、様子見しとこう)
  ↓
「だめだ」のシーン(あ、やっぱりあのときのアシレーヌだ。食っちゃったんだな。あーやべ、運命感じる)
  ↓
 なぜ助けた? あんたが一番よく知っているんじゃないか? 人を食いたいんだろ? あんたと一緒に人を斬りたいからだよ。だから、その、ほら……えっと、わかるだろ?

 という一方的な想いからです。

・アシガタナの先端からぬらぬらと滴り落ちる命の液体に、アシレーヌは音を立てて生唾を飲む。
 マリーが己の本能を自覚する前兆。

・いきなりたくましい片腕に抱き寄せられた。
 斬り殺したトレーナーに足を運んだ後からの、このいきなりな立ち回り……。これ、お互いの距離感どうしたんでしょうか……。個人的に突っ込みたいところです。完全な配慮不足です。ちなみに、片腕でのお姫様抱っこのつもりです。ダンスのような。もう片方の腕はアシガタナを逆手に持っておりますので。

・その延長線上にはアシレーヌの顔がある。まだ乾ききっていない血が、アシレーヌの口元を点々と斑に染めていく。
 人間の血をポタポタとマリーの口に落として、煽っています。「ほら、もう楽になっちゃえよ」といった感じに。

・そしてマリーはとうとう、あえて断るだけの理由を見つけられなかった。
 ここでマリーもシュダンの気持ちに気づき、堕ちました。

・一ヶ月間、ずっとこの場を離れずに歌い続けて噂を流したことが、そして今宵、あなたに黙って、こうして独りで人間を誘い出そうとしたのが紛れもない証拠です
「アシレーヌという種族の本能で歌っていたつもりなのですが、わたしの場合は、歌で人間を誘い出したかったのですね。あなたに黙っていたのは、わたしの素性を知られたくなかった(今までシュダン=執行者と知らなかった)からです」と懺悔する台詞です。

・やがて首を叩き下ろし、欲に命じられるまま喰らいついた。
 いやちょっと待ってください、マリー、あなた、その人間の衣服どうしたんですか。ましてやポケモントレーナーであれば、バックパックとかあってもおかしくないでしょう。自分でも完全にすっぽかしていました。無意識カットです。

・人間とポケモンが原初の時代から知っている、血と糞の臭い。
 魔羅と同じくです。ここまで書いたのであればとことん、と思って書きました。生々しさをより描けたらいいな、と。

・シュダンは、黙って待っていてくれた。
 序盤の、きのみを食べる、「ダイケンキは、黙って待っていてくれた。」の対句。ダイケンキがシュダンへ、アシレーヌがマリーという名前に文章上修正されていますが、これはそれぞれ「本来の自分」へ戻ったことを暗喩したいがための演出。

・先程よりも口周りを真紅に染めたマリーは蒼碧の髪を翻し、黄金色に輝く月よりも明るい笑顔を見せた。
 最後に色で〆ました。真紅、蒼碧、そして黄金です。

・無機的なシュダンの面構えに対し、マリーは恍惚とした表情で、吐息がかかる距離にまで鼻と鼻を近づけ合う。潮の匂いと血臭の漂う中、月を仲立ちとして、両者は密約を交わす。
 色っぽく仕上げれればいいかな、と思ってこう書きました。

5.使用ツール
 Scrivener(Macアプリ・アウトラインプロセッサ、推敲、編集用に)
 PomeraDM100(デジタルメモ・メイン執筆ツール)
 OmmWriter(Macアプリ・集中して書きたい時に)
 Dropbox(オンラインストレージ・Scrivenerと同期し、出先でも端末で推敲できるように)

6.それぞれの由来
 タイトル……
 最初の最初は、わたしの大好きなゲーム、メタルギアソリッド2のBGM、「Tanker Incident」にちなんで、「Ether Incident(エーテルインシデント)」のつもりでした。
 しかし読みにくい、意味がわかりにくい。そしてTwitterでエゴサしにくい。ということで没。
 次は「背徳の契り」。
 これで百合っぽさは出ましたが、ありふれているしエゴサしにくいということで没。
 最後に、「斬撃のシンフォニア」。
 Wiiのゲーム、「斬撃のレギンレイヴ」をもじって。斬撃のレギンレイヴとわだつみのシンフォニアは対句っぽくていいな、エゴサしやすいな。斬撃でダイケンキのことも表現できるし。ということで採用。二匹の関係性をほのめかすために、組み込んで採用しました。王道さ、かっこよさはあまり意識しませんでした。

 登場キャラクター……
 全員、マテリアル・パズル(土塚理弘)という漫画からです。ハガレンと同世代の月刊少年ガンガンです。
 マリー……敵側。ボス級。斬り裂き魔。正しくはコルクマリー。通称、斬り裂きマリー。でも、ダイケンキにマリーはあまり似つかわしくないし、人喰いシュダン、は語感が悪かったので入れ替えました。結果として人喰いマリー、人斬りシュダンへ。
 シュダン……主人公側の、好々爺のモブ。剣使い。漢字なし。浮線綾さん、Ryoさん、ごめんなさい。特別に漢字はあてておりません。
 ハイロゥ……主人公側のモブ。タモリちっくな外見。

 マスクネーム……
 そもそもHNの水雲とは、大好きなRPG、バテン・カイトス2からです。そのゲームの、雲の道というダンジョンのBGMが「水雲」です。もずくではなく、もつく。今でもこのHNにしてよかったと思っております。素晴らしいBGMです。
 そして、前作であるバテン・カイトスでも、同じく雲の道というダンジョンがありました。
 そのBGMが「Soft Labyrinth」でした。ただ、英名だとエゴサしにくいので、カタカナにしました。

7.個人的にこの作品に対して思うこと、執筆の姿勢とか

 かの天下の586さんの企画するハワイティ杯。それに前回のホワイティ杯が終わった上での大会。一筋縄では絶対にいかないだろう、と勝手に思い、とにかくはネタと文章力で勝負することを筆頭に考えておりました。並大抵の衝撃力ではとても太刀打ちできないだろうな、と。その結果として、Twitterでも結構話題にあげられることができたため、狙いは当たったと思います。初参加のため、情報戦は最初から捨てました。よってTwitterではとことんステルスしました。今更ですが、Twitterでわたしの作品へ感想をツイートしてくださった皆様、ありがとうございました。ツイートしてもらうだけしてもらって、こちらからは一切発信しないのではあまりにかたじけないため、自作品以外のすべてに投票、評価、感想をさせていただきました。
 投稿開始初日……というより、投稿フォームが公開される日の0時、真剣に構えておりました。本気で一番目を狙い、門番になるつもりでした。早く投稿すればするほど、公開までの期間、感想などをツイートしていただける確率がグッと上がりますし、投稿作品リストの上のほうが先に目にしていただけるだろう、というエゴからです。こういうネタですし、締切一週間前で勝負するよりもよほど有効と見えました。あと、後々の参加者様を怖気づかせ、ライバルを減らすために。それに、この作品に対して星5を振れるほどには自信があったので。まさかそこまで性癖とかグロいとか言われるとまでは思っておりませんでしたが……。作者と読者様による立ち位置の違いからくる認識の齟齬でしょうか。でもわたしでもそれなりにお気に入りのポケモンであるアシレーヌとかを起用してしまいましたし、この作品でいけるところまでいくつもり満々でしたし、やはりこれはわたしの無意識下にあった性癖なのかもしれません。はい、よってアシレーヌは官能的。認めます。
 話を戻しまして。
 当時はですね……確か、エーテル団の、逮捕、もしくは重要参考人として呼び出された職員の立場となって、「人間の死体を洗う」ネタを、ぼそぼそと供述するストーリー、あの世界で繰り広げられていたホワイティな事実、なんてものを考えておりました。Q(クエスチョン)とA(アンサー)による会話のやりとりを記録した録音アーカイブ、といった文章をイメージしておりました。

 Q:そこに腰掛けてください。
 A:(無言で座る)

 といった具合に。
 でも書けませんでした。とてもやっていられませんでした。書けるかンなもん、という気持ちでした。
 こうなったらいっそ元ネタあっても突っ込まれること覚悟で、明確に缶詰に押し込めた描写を出してやるしかない、と、登場人物を一新し、目線を人間からポケモンへとチェンジし、構想を練り直しました。もう少しありふれた、ダイケンキ×アシレーヌの展開を思い浮かべました。多くの参考資料をそばに用意し、そこからは比較的スムーズで、一週間弱という、それなりの期間で完成へとこぎつけることができました。
 ただ、執筆開始の当時はシュダンはオスのつもりでした。二人称をミスしたのもその原因です。なぜ途中でメスに、同性愛っぽくしてしまったかと言いますと……ここまで極めたネタならばとことん行ってしまおうという気持ちがひとつ。586さんの企画する大会的にはこっちのほうが受けが良いかな、というのがひとつ。あと、百合にすることでより背徳感が、イケナイ関係感が表せられたらいいなあ、というのがひとつ。
 あ、チャットログでは、「クーウィさん(前回のホワイティ杯の参加者さん)に脅されました」なんて言っておりますが、もちろん嘘、ネタです。むしろ普段はわたしが脅している側ですので。今回は参加しなかったようですので、後で斬って缶詰にしておきます。……とまあ、そんないった感じに、「常日頃からクーウィさんのことをいじってネタにしていたくせに、てめえは実際に書いていないのか」という気持ちも少なからずございまして、これではクーウィさんのことを言えないな、というある種の使命感があったのも事実です。それに、外側から見守らせて頂きましたが、前回のホワイティ杯(わたしは未参加)がわたしの予想を遥かに上回るフィーバーっぷりで、あの白熱した盛り上がりに混ざれない悔しさ、嫉妬感がわたしの中でメラメラと燃え上がっていたのも一因にあります。わたしはこの通り、自己顕示欲が強い人間ですので。「あの中に混ざりたかった!」という気持ちが強く残り、次回なる企画こそ参加してやろうと決意していました。そういう歪んだ性格も相まって、この作品が生まれたのかもしれません。
 あとは……そうですね。ちょっと前から、「神絵師の肉を焼いて食べたい(その技量を分けてほしい)」だなんてフレーズが流行っていたことへの、ささやかな批判です。もちろんネタだと、本気ではないということも、楽をしてでも今以上の画力、筆力、技術が欲しいという切実な思いも承知しております。わたしも得られるものであればその道を選んでおります。ただ、相手方の、これまで積み重ねてきた創作人生を台無しにする響きのほうがどうしてもわたしには残ってしまいまして、「そんな楽して手に入れられるもんじゃねんだよ!」と突っ込みたい気持ちのほうがよっぽど強くありました。簡潔に言えば、「口だけなら安いよな! ならぼやくよりも、もっと頭を働かせて手を動かせや! 示して見せろや! ああもう、そんなに食いたいならな、お望みどおり食わせてやるわ、ほらよ!!」と一喝したい気持ちでした。Twitterではあまり後ろ向きなことをつぶやかないため、その跳ねっ返りか、そういう乱雑な思いがちょびっとだけ含まれた、今作の例のシーンでした。

 いずれにせよ、わたしの2017年を飾る、強烈なポケモン短編になったことは間違いないでしょう。続編を書くつもりはあまりありませんが、ラストシーンの直後、寝床へいそいそと戻り、情事に移ったと思います。あとたった今思ったのですが、例のあのシーン、周囲のポケモンが見ていたらどうなっていたのでしょうね。むしろ、見られていないとでも思ったのでしょうか。あの2匹なら、見られていることも承知で「そうした」と思いますが……。作者ながら、このあとの物語を想像して見るに……あまり同じ場所にとどまり続けると、悪い噂が立って始末されにかかるでしょうから、あちこちを転々とする逃避行+夜釣りとなることは間違いないでしょう。
 次の獲物は多分「リーリエ」、「ルガルガン」、もしくは「マオ」あたりかもしれません。


????


052「乱数畑のパラレルワールドより」


????


1.執筆期間
 2017年 2月1日〜2017年 2月20日

2.ネタをどうやって集めたか
・(申し訳ないです、とあるラノベ一本、それだけしか言えません)

3.実際に執筆した過程
 冒頭と結末を書いた後、中身をじっくりと。


※ここからは個人的解説です

4.劇中の文章の、演出の解説

 こちらはあまり語れることがありません。そもそも、こちらも斬撃とは別の意味で怒られること覚悟なくらい、かなりの密度でオマージュしたお話です。ネタはもちろんオリジナルですが、話の運び方といいますか、文章の展開といいますか。とにかく色々。それでも書くのはめちゃくちゃ苦労しました。こんなに苦戦した短編、初めてです。

・リセットされる。再起動される。
 ゲームの再起動のことなのですが、実はちょっとしたミスリードを狙いました。XELHAの再起動のことかなと思わせるトラップでもあります。

・適当に録音されているキャモメの鳴き声
 作り物という伏線です。

・体重が7.3105キログラム、体長が3.6500メートル
 とんでもないミスやらかしました。浮線綾さんのコメントツイートを拝見した時、脂汗が一気に出ました。0.3650メートルです。(2022年追記:修正済)

・五秒で海の藻屑にしちゃいますよ
 本当は五秒でマグロにしちゃいますよ、と書きたかったのですが、マグロがいる世界だとは思えなかったので没。

・今まで以上の缶詰同様の猛勉強に励んでいると途中報告を受けている
 こちらもこちらで、斬撃へのエグい伏線ですね。

・ドリルでも用いたのかと思われるくらい遺伝子に改造を施し、培養液の中で反応、増殖させ、その特定の菌糸類が複雑に組み合わされて形成された一種の神経集合体。
 ハッタリです。どういう意味かを考えてはいけません。感じてください。

・「system.other.nn.XELHA.rn.proto」
 同じくです。適当に書き並べました。

・『――そうでしたっけ』私はあえてとぼけてみせる。
 もちろん、XELHAも憶えています。とぼけることのできる「生き物」なのです。

・最後のリセット
 ある意味、照風めめさん(ハワイティ杯未参加)へのリスペクトです。短編小説「全てが君の力になる」を読んで、当時いたく感動したのを憶えています。こういうメタネタを読まされると「おおー!」と「ああー!」の中間くらいの声を出したくなります。

5.それぞれの由来
 タイトル……
 最初は「Don't worry」のつもりでした。
 ゼノブレイドクロスの飛行BGM「Don't worry」からです。執筆当時はこれだけを聴いていました。ただ、このBGMについて以前から呟いておりましたし、これでバレてしまってはダメだ、ということで改題しました。
 直接は絡まないのですが、終盤のXELHAの「ですが、心配はいりません。」もここから。

 登場キャラクター……
 くどいようですが、これもバテン・カイトスから。
 シェラというヒロインがいるのですが、スペルを調べたらXELHAと出てきました。で、改めてXELHAという単語を検索すれば「XELHA(シェルハ・マヤ語で水の集まる場所・水の生まれるところ)」ということがわかりました。この舞台にぴったりかな、ということで。

 マスクネーム……
 三番目の作者は水雲じゃないですよ、こっちが水雲の作品ですよ、というスケープゴートの意味で。そのくらい、わかる人にはわかっちゃう、バレバレな文体で勝負しました。でこゐ=DECOYです。あと落語家っぽい名前なのは趣味です。

6.個人的にこの作品に対して思うこと、執筆の姿勢とか

 性癖です。斬撃よりもこちらのほうが、間違いなくわたしの性癖です。性癖どころか、聖域と言ってもいいかもしれません。SFチック(言い切ってしまうと本当のSFファンに失礼なので、あくまでチック)だったり、メタかったり、なんか説教くさかったり。

 作戦はこうでした。
 そもそもハワイティ杯では2作品を投稿しようと考えておりました。一作は本命、もう一作は肩の力を抜いて自分らしく書いたもの。この場合、「斬撃」が本命であり、「乱数畑」が自分らしく。ネタ的にも、手応え的にもやはり「斬撃」のほうが上位にいけるだろうと、「乱数畑」を書き終えて感じました。「乱数畑」と順位がひっくり返っていても、それはそれで面白い結末でしたが。もちろん両方とも、ポメラと格闘の日々であったため、いい加減な気持ちではありません。
 結果発表では下から順に、でしたので、「乱数畑」が先に来るだろうと踏んでおりました。そこで「あちゃーとうとうバレちゃいましたか! はい、わたしもこの作品で参加させていただきました!」と改めて挨拶し、「後は見守らせていただきますね」と、あくまで「外野状態」となり、時限爆弾をわくわくと見守るのが目的でした。で、その後の後半発表、どこかのタイミングで、話題とさせていただきました「斬撃」の作者を明かしてもらい、外側から再度乱入し、「それもおまえだったのかよ!!」と言っていただくのが真の狙いでした。早い話が、「いえーい!(ダブルピース)」がしたかったのです。「おれが水雲じゃあ! よう憶えとけえ!」と叫びたかったのです。子供か。

 その作戦自体は成功しました。しかし、まさか「乱数畑」が17位。「斬撃」が10位。そこまではさすがに思いませんでした。めちゃくちゃビビりました。後半発表当日の朝(21位まではわかったあと)の朝、ガクガクブルブルものでした。この時点では「乱数畑」=「水雲」だとバレているつもりでしたので……。当時はかなり青ざめていましたし、今こうして思い返すだけでも青ざめます。暗い所に保管していたら頭からキノコ生えそうなくらいです。つまり、大成功。評価してくださった皆様、ありがとうございます。御の字です。
 「斬撃」=「水雲」を的中させた、はやめさん(028「Axis」の作者様)、円山翔さん(029「おくりもの」 049「Aikane」etc の作者様)、照風めめさん、素晴らしい。お見事です。おみそれいたしました。それだけにとどまらず、586さん並びに、この企画を見守ってくださった皆々様など、足を向けて眠れない方角が多すぎて、わたしはあの日以来、逆立ちしたまま眠っています。本当です。

 ただ、先程の繰り返しとなりますが、この「乱数畑」に対しての自身の評価は低めでも、真剣に読んでくださった皆様のご厚意をけなすつもりはありません。執筆自体はかなり難航しましたが、きちんと書き上げるべきところまで書き上げ、投稿いたしました。
 それに、リセットオチで読者様をがっくりさせることが第一の目的、ではありませんでした。これは本音です。「あなたが厳選しなかったら、こういう背景をもったポケモンが活躍していたはずなんですよ」という訴えをテーマにしたかったわけでもありません。そもそも時系列がズレておりますし。それよりも、「無数の乱数テーブルがある中のひとつ、もしもこういう話(パラレルワールド)があったとしたら、わくわくしませんか?」とか、「そのゲームであなたが選んだ御三家、捕まえたポケモンの過去はどうだったのか。ストーリーを想像してみたら面白くありませんか?」といった気持ちが強かったのが事実です。
 あとは、XELHAの存在も理由のひとつにあります。このキャラクターを登場させるのはかなり勇気が要りました。機械、AIならまだしも、人間でもポケモンでもない、わたしオリジナルの生物です。原作ネタへオリポケを登場させるに等しい、限りなくタブーに近い気持ちでした。UBという、次元の違う生物が登場した今作が舞台だったとしても、です。前述の趣旨とまるきり矛盾しているかもしれませんが、この世界だけはリセットせざるを得ませんでした。
 あまりだらだらと引っ張ってしまうと落とし所がなくなってしまうので、程よいところで切り捨てて、話を集結させました。

 あなたが選んだその御三家。あなたと出会う前は、どのようなストーリーを紡いできて、それでいてなぜ今もなおあなたと一緒にいることを選んだのか。その想像力に後は委ねながら、〆させていただきます。


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 それでは、反省会を始めたいと思います。



【A久T止世界】
 別サイト企画、「ツタ本2014春企画 〜ひややっこくんのお花見読書会〜」にて投稿させていただいた作品です。お題は「開花」でした。
 やはり、一人称字体で「ぼく」、セリフでは「おれ」はギャップ萌えがあっていいですね。別作品『チャンスをくれないか』の番外編でも似たような構成をして遊んでいたのですが、書いていて楽しかったので、起用してよかったです。
 文章と完成度はともかく、タイトルとネタは気に入っているため、個人的には88点です。

【XENOM ASTER】
 平成ポケノベ文合せ 2015 冬の陣 投稿作品です。テーマは「10」。
 原題は「異質の師」のつもりです。
 「Xeno master」→「Xenom aster」→「ゼノム・アステル」です。あえて区切り方を変え、時紅と呼真の道半ばっぷり、未熟さを暗喩しています。
 前回の企画(LIFE)が大人向けだの官能的だの冷やかされてきたので、じゃあ今度はおっさんだらけにしてやりますと決心していました。
 そう意気込んだはいいものの、肝心の土台がまったく思いつかず。テーマが発表されてついに一筋の光明が。「10」を「十」に置き換えてもいいのかな? あれ、それじゃあ「十文字」とか「十字架」とか、形状的な言葉をテーマとして扱ってもいいのかな? やはり数字的に使うべき? どうしよう企画者さん! と迷い、泣きついてDMを送信した経緯があります。大丈夫ですとの返答を頂きましたので、一旦落ち着くことができ、改めて話を練り練り。「十」ってそういえば交差しているな、「十二」にしたら「王」になるよな、漢数字なら漢字たくさんの舞台がいいかなあ、二画をどう扱おうかな、あ、そろそろ文合せでもサンダース出したいな、ダイケンキも出したいな、しめしめ……。
 みたいな遊びごころ満載で、テーマからストーリー、登場ポケモンを決め、横文字を極力制限した自分なりの中華風ポケモン世界を描こうという展開に至りました。そこから先は簡単で、もう寝る間も惜しんでノリっノリで書いていたので、あっという間に2万字を越えました。深夜テンション恐るべし。しかも投稿時に思い切り文字コードが化け、慌てて注釈を追記したのも苦い思い出。かっこよく締めくくるつもりだったのに、下の脚注URLで超台無しです。
 どっちが勝ったか、青風は結局何しに白牙山へ向かったのか、本当に動乱の兵だったのか、などなど謎は多く残されておりますが、ご想像にお任せします。
 今は休止中ですが、別作品『Battlissimo』の文体の素地ともなった、とても思い出深く、また誇りを持って自慢できる作品です。
 個人的には98点です。

【ウXEルNOエ】
 別サイト企画、ポケモン小説スクエア様、「覆面作家企画5」投稿作品。
 BVR戦の熱さは、当時わたしが小学生だった頃、ポケモンと同時進行ではまっていたSFCゲーム「スーパーエアダイバー」で学びました。BGM担当の森彰彦さんよ、永遠に。
 しかしヘリコプターを起用したのは、MGSVに当時ハマっていたからです。ヘリはヘリでかっこいい。汎用なのか戦闘用なのか、知識も何もないまま勢いで無茶苦茶な状態で作り上げた機体、ライザーです。
 後で知ったのですが、『空』は「ウかんむり」ではなく「穴かんむり」でした。やらかしました。
 個人的には80点です。

【斬撃のシンフォニア】
 上記の通りです。
 個人的には95.5点です。

【乱数畑のパラレルワールドより】
 上記の通りです。
 個人的には75点です。


 2022年1月23日現在、わたしがPOKELOMANIAにて投稿した短編は以上となります。


   ― † ―


 これを書いているのはコロナの「オミクロン株」という変異株が徐々に頭角を現し始めている頃です。ひょっとしたら、新たな変異株が後に出てくる可能性も否定できません。
 しばらく後にこのページを誰かが、わたしが、読み返し、「そんな時期もあったなあ」と一人笑いできる時がきたらいいですね。

 皆様も、ご自愛くださいませ。わたしは大丈夫です。サンダースがいますから。皆様が大好きなポケモンがいつでもそこにいるのならば、皆様も大丈夫です。

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2022.1.24  00:05:17    公開
2022.1.24  00:21:58    修正


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