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「き、君は...」


「に、人間だ！ どうしよう！」


そのフライゴンは僕がよく寝るハンモックに引っかかっていた。

「大丈夫。僕はなにもしないから。それほどこうか?」

「えっ...キミボクの言葉わかるの?」

「一応わかるけど...」

このフライゴン、けっこう子どもっぽいな。

「早くほどいて!」

「ゴメンゴメン。君なんて言う名前?」
「デルタ。キミは?」

「僕はミール。よろしく! ところで君誰かのポケモンなの？」
「別に。ずっと山の中で暮らしていたから。でも1人じゃさびしくて...」

「わかった。一緒に暮らす? どうせ僕は特にすることもないし。」
「いいの!ありがとう!ボクとっても嬉しい。」

こうして僕とデルタは出会った...






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